店舗改装
レッドシダーの理容室
マエニワBarber’s

神奈川区入江町で理容室を営んでいらっしゃるご夫婦から、お店の内装のご相談を頂きました。理容師としてご主人と一緒にお店に立っていらっしゃる奥様がお話ししてくれた言葉の中で「お店はわたしにとってキッチンみたいにずーっといる場所だから、この空間を自分の好きなイメージにしたい」と仰っていらっしゃいました。改装が終わった新しいお店に立って、ふとした瞬間に目に入る家具や内装にとても満足して頂けている様です。

前回改装時に張り替えた床は、パインの無垢フローリング。
年月が経って良い風合いに色合いも質感も落ち着いているのでそのまま使用しました。

改装前の動線から変化をさせたくないとの事から、レイアウトはほぼ変えずに収納の扉や鏡の枠などを製作しました。
使用した材は全てレッドシダーの無垢材、店内は爽やかな杉の良い香りがします。
新しくなったシャンプー台は前かがみでも仰向けでもシャンプーする事が出来る新型の優れもの♪横浜ではまだ他の理容室には入っていないそうですよ。

reforme

男性の方が主なお客様ですが、奥様もお店に立たれていることから、女性の方にも配慮された空間づくりをしました。
店内の一番奥の真鍮のカーテンレールで仕切られた席は、カーテンを引く事で個室の様に使えます。

普段は見る事のない理容師さんのお仕事場を拝見。
サロンキッチンと呼ばれる業務設備の置かれたゾーンです。
ステンレスのシンプルなデザインに温かみをプラスするレッドシダーのカウンターや収納家具は使い勝手やサイズのご希望を細かく伺い製作しました。

レジが置かれたカウンター。
PCの機器などの電源などが入り組む場所になるので、配線がスッキリする様に家具の内部や壁面内を通しています。
荷物や上着などをお預かりするクロークを併設してコンパクトながらも使いやすいカウンターゾーンになりました。

カウンターの前面になる待合いスペース。
小さなスペースですが、程よく仕切られていて落ち着く空間になったとご好評です
お籠り感のある落ち着いた待合スペースにはたくさんの本があるので、待っている時間にも退屈しないで済みそうですね。

最後に外観。
前を歩く方がちょっと一息つきたくなるような、町に溶け込んだウッドデッキをつくりました。
覗きこんでいる2人の子はこのお店の看板娘と看板息子(?)のお人形。
季節によって服を着替えていたりして目を楽しませてくれます。