マンションリノベ
土間とフリーリビングのある家

東京の木のマンションリノベーションのご紹介です。

お施主さまは、リノベーション前提でマンションを探しており、その段階からご相談いただきました。
候補物件の内見にも同行させていただき、いくつかの候補物件から当マンションの購入を決定されました。

決め手となったのは、立地と間取りの自由度です。

設計にあたり、お家づくりのご希望や生活のスタイルを伺っていく中で、打ち出されたキーワードは
「土間」と「フリーリビング」
この2つの『コア』が暮らしを支えて楽しさが広がっていく。そんなお家です。

まず、1つ目の「土間」。
広い土間スペースがご家族の趣味を支えます。
自転車やスキーといった趣味をお持ちのご家族。
自転車やスキーの保管、メンテナンス作業の場所は必要不可欠です。
特にマンションではそういったスペースを確保することが難しいので、この土間スペースが大いに役立ちます。
ベランダへダイレクトにアクセスできるのもとても便利で使い勝手が良いのです。

もちろん大型の土間収納も!
アレンジが自由自在なので、収納したいものに合わせて棚高を変更できます。

そして、2つ目の「フリーリビング」。
フリーリビングは、ご家族の暮らしの中心。
食べる・寝る・遊ぶ・勉強する・テレビを見る・本を読む・・・
この広々としたフリーな空間で、日々楽しむことができます。

この間取りの最大のポイントは、
・キッチンとダイニングテーブルの周りを回遊する動線
・フリーリビングと隣の部屋とも、収納棚を中心に回遊できる動線
・光と風の流れが遮られることのない空間
心地よく風と光が流れ、人の動きも滞ることのない、心地よい住空間なのです。

また、2方向から隣の部屋へアクセスできるので、将来的に2つの個室へと間取り変更することも可能です。
家族構成の変化にも対応可能な間取りとなっています。

玄関からのアプローチも、引き戸を開けるとまっすぐにバルコニーへ。
引き戸だからこそ、開ける、閉める、ちょっとだけ開ける、、といった形で風や光の流れをコントロールできます。

もう1つ、快適な住空間を生み出すため、マンションの窓際環境に注目しました。
フリーリビングの大きな3連の窓。ここにオリジナルの建具を設置しました。
和のテイストが加わり、とても涼やかです。
マンションのリノベーションに際しては、マンション特有のカビや結露といった問題をいかに解決するかが重要です。
こういった建具も問題解決の一助となるのです。
デザイン性と機能性を兼ね備えた趣のある建具。リビングの印象に大きく寄与する存在感のある建具ですね。

その他にも、随所に暮らしを楽しむ・助ける工夫がなされています。

大いに趣味を楽しみながら、ご家族で心地よく暮らしていただけるお家になったのではないでしょうか。
ご家族の新しい暮らしを想像するとワクワクしますね。