家づくり
STORY.

暮らし方の理想を実現するまでの出来事や、
お客様それぞれのお気に入りの毎日をお話しいただきます。

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手書きのコンセプトに
やられました

築10年ちょっとのマンションを購入することになり、
入居するまでにリフォームしたいと4社から見積もりを取りました。
この時はまだ中山さんは入っていないです。
予算内で収めようとすると、各社とも松竹梅の梅プラン。
でも考えていることをやろうとすると、各社とも松プランになってしまう。

引き渡し予定から2か月過ぎても決まらずにいたら、
息子の幼稚園で一緒だったママ友から、中山さんのことを教えてもらったんです。
そこのご主人はプロの設計士で、施工を中山さんにお願いしたと聞きました。

数日後、そのご主人と中山さんが打ち合わせしている喫茶店の前を、私がたまたま通ったんです。
「あー、うちもーお願いしまーす」って声だけかけて通り過ぎただけですけどね。
それからすぐに中山さんが話を聞きに来てくれて、後日、見せてもらったプランがすごかった!
よくある寂しい感じの図面じゃなくて、中山さん手書きのコンセプトに、やられてしまったんです。

窓辺のソファーは最高の居心地です

リフォーム前のリビングは、仕切りやトビラが多くて、暗くて、
数字の上では広さはあるのに閉塞的でした。

事前に4社から聞いていた“マンションだからできないこと”を踏まえつつ、
でもこんなふうに暮らしたいと中山さんに伝え、間取りをリクエストしました。
そしていただいた提案は、まったく違うものでした。
キッチンは対面じゃなくなっていたし。
でも風が通り抜ける今のキッチンはとても気に入っています。
食器棚は窓をつぶして大きなものを、その隣に食器棚と同じ幅のテーブルもつくってもらいました。
息子はこのテーブルで勉強していますが、
リビングの隣に、のちのち息子が使えるように部屋をつくりました。
これも中山さんの提案です。

マンションだからできないのかな、とあきらめていたことも、
中山さんは柔軟に対応してくれました。

リビングの窓辺はちょっとしたくぼんだスペースのようになっていて、
窓の向こうに商業施設や観覧車が見えるんです。
以前住んでいた人は物置きみたいにしていたようで、
そこは私たちもどう使っていいのか分からない場所でした。
大工仕事は高いってリフォーム会社の人に言われたので、
既製品のソファーを置いてみたりしましたが、イメージとは程遠いものでした。
だから中山さんに相談したんです。
そうしたら、デイベッドのようなゆったりソファーを提案してくれました。
アルミの窓枠を消すために木でステキな窓枠をつくり、天井やカーテンの見え方にもこだわっていましたね。

そこの天井はリビングと同じ高さにしたほうが、広く見えていいんじゃないかなと思っていましたが、
中山さんは低くすることにこだわっていました。窓を目いっぱい広く見せたいからゆずれない!って。
柔軟でありながら、そういうときの押しは強い。
でもそれが信頼につながったような気がします。
実際に住んでみて、天井の高さはこれがベストだと思います。

そして、この手づくりソファー!「ここに座らずして、どこに座るんだ~」って叫びたくなるくらい、
このソファーは奥行きといい高さといい、秀逸です!色も悩みましたが、これに決めてよかったですね。
まさかこんなに滞在時間が長くなるなんて思いませんでした。

最初は、ダラダラとソファーに座らずにテーブルと椅子にちゃんと座るようにしようね、と話していたのに。
これは悪魔のソファーです。そのうち立てなくなるかも。それだけ居心地がいいってことです。
夫はここに座りながら、台所に立つ私と、勉強している息子を見るのが好きみたいで、
「ここはボクの陣地だ」なんて言っています。
ソファーがテレビを向いていないっていうのもいいですよね。


満足度は、当初より何倍も上!

夫は進み具合を見たくて、仕事帰りによく寄っていました。
途中の過程でオプショナルが増えていって、それが完成したときのことを想像するのが楽しかったみたいです。
「グレードアップしたぜ、オレ達の家」なんてはしゃいでいました。
リフォームの期間をこんなに楽しく過ごせるなんて、まったくの想定外でした。

私たちの想いを1個伝えると、必ずそれ以上の提案を加えてくれたので、
中山さんのところの梅プランでいくはずが、松プランまでいっちゃった(笑)。
でも私たちが考えていた価値よりも高いものをつくってもらいました。
満足度は当初のプランより何倍も上ですが、間違いなくコスパ最高です!

住めば住むほど、良さがわかります。
無垢の床は湿度が高い日でもさらっとして気持ちがいいし、引き戸のおかげですっきりしているし。
だから、このマンションを購入できて良かったし、
リフォームを中山さんにお願いできて良かったと、何度も話しています。

中山さんは「お風呂はいつでも変えられるし、長く過ごすところじゃないから、
まずはみんなが集まるリビングを変えましょう!」と提案してくれました。
やっぱりリビングの満足度は高くて、家にいる時間が大好きになりました。ほんとにすごくいい家です。
友達もみんな褒めてくれるし、こんな風につくりたいと言ってくれる人もいます。
それもうれしいことですね。