新築戸建 『丘の上の平屋』気密測定でC値0.4c㎡/㎡
投稿:やまもとふみこ
住宅の性能を表す数値として良く使われるC値は、一言で言ってしまえば
家にどれだけの隙間が開いているかを表す数字。
中山建設の住まいの性能として、
高性能グラスウール天井(屋根):16K 105mm×2 210mm/壁:16K120mm /床:基礎断熱 *部屋内気密シート張り
で施行しC値(隙間面積)1.0c㎡/㎡ を目標に設計施工を行っています。
高気密高断熱で、年間を通じて室内を快適な空間に保つ住宅を作るためには性能の確かな素材を選ぶと共に、隙間風が入り込む隙間も無いほどに高い大工の施工精度が求められているのであります。
現在工事が進んでいる 丘の上の平屋 に正しく設計施工が行われているかどうかを確認する為、株式会社マツナガさんが気密測定に来て下さいました。
良い笑顔で記念撮影。(笑)
ですが、測定はしっかりと。
窓に取り付けた大きな送風機で建物内の空気を強制的に外に排出し、室内側の圧力を下げ、出て行った空気の量と室内と外との気圧差を調べる事で、家にどれだけの隙間が開いているかを調べる事ができます。
どれどれ結果はいかがでしょう?
ここで測定されたC値0.4c㎡/㎡!目標数字の 1.0c㎡/㎡ を大きく上回る良い数字!
そしてココに家の延床面積をかけて 隙間面積を求めます。
丘の上の平屋は 延べ床面積108㎡×C値0.4c㎡/㎡ = 43.2c㎡
家全体で43.2c㎡の隙間が開いていると言う事がわかりました。
延べ床面積108㎡の戸建てに空いている隙間が名刺一枚分よりも小さい。これはなかなか良い結果が出ました^^
棟梁の修ちゃんも満面の笑顔でVサイン!(笑)
大工にとって、自分の施工精度が数字で現れるというのは、きっともの凄いプレッシャー。
今回出た良い結果も、今後の施工にしっかりと繋げて行きたいと思います。
Tags: 大工, 施工精度, 気密測定, 隙間面積, 隙間風, C値とは