先週土曜日の工房。
投稿:やまもとふみこ
先週土曜日の工房では、専門学校で建築を学んでいる学生さんで、将来は大工になりたいと大工の見習いとしてお手伝いに来てくれている杉山くんが工房の片隅で熱心に鉋の調整をしていました。
その後ろに写りこんでいるのは小物を作っているのはnaoさん。
naoさんの企画している都築の杜の夏のものづくりワークショップ。今年は夏の間たくさんイベントを企画しておりも沢山のお申し込みを頂いていますよ。
話をもどしまして
この日、杉山君にお願いしたのはウォールナットの一枚板の鉋がけ。
綺麗な仕上がりを目指して何度も何度も鉋の調整をしていました。
一枚板の鉋がけ作業はお手の物な 加藤さん や 修ちゃん 村越さん に比べたら何倍も時間が掛かるのだけど、時間を掛ける分、丁寧に大切に作業を進めている様子を見ていると、仕上がりが楽しみになりますね。
暑い時期の鉋がけは本当に大変な作業。汗をたくさんかいた分、技術も身に付いていくのでしょう。がんばれ!
とは言え、お客様にお届けする大切な商品なので、仕上がりは石谷大工の目でしっかり厳しくチェック。
石谷さんも初心を思い出したのか 「 自分が初めて鉋がけした時は、ちっとも鉋屑が出なかったんですよ 」なんて懐かしい昔話を聞かせてくれました。
一方、杉山君が鉋がけに大汗かいている様子を窓の外に眺められるショールーム内では
設計士の古川さんと代表の中山が 「心地よい風と緑のある家」新築計画の初回プレゼンテーションを前の最終打ち合わせをしていました。
設計士としての立場から建物を見る設計士の古川さんと
施行者として現場からの目線で建物を見る代表の中山とが
お施主様のご希望、土地の状況、コストや素材など、「対話」を重ねる事で設計施工それぞれの視点から模索し、作り上げたファーストプランは
お施主様との更なる「対話」を重ねる事で、より良い形になって行くのでしょうね。
古川さんがプロジェクトを進める上でつねづね話して下さる家作りの中で大切にしている「対話のある家作り」は、初回プレゼンテーションの前から幾度となく重ねられ、もう始まっていました。
設計者と施工者そしてお施主様。そしてこれからの新築プロジェクトが進むにあたっては職人や問屋さんも交えて更にたくさんの方々との対話を重ねながら進んでいきます。どうぞお楽しみになさって下さいね。
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