食洗機いる派?いらない派?
投稿:やまもとふみこ
家事を助けてくれる家電の中で、いる・いらないがハッキリ分かれそうだなぁと思うのが食洗機。
実はわたしも無くても困ってないし、お値段も高いし、あっても使っていないってお話しも良く聞くし、いらないかな~。。。
と、思っておりました。
の、ですが。
海外製食洗機への入れ替えのご相談を頂きまして、食洗機について実生活にあてはめて考えてみたのです。
わたしの暮らしのサイクルで行くと
家に帰ってお弁当箱を洗う。
お夕飯を作りながらフライパンだの使った器具だのを洗う。
ごはんを食べ終わった食器を洗う前に、洗いカゴのフライパンだの器具だのを片づける。
食器を洗う。たまに手が滑って食器を割る。落ち込む。
翌朝お弁当を作りながら使った物を洗う。
と、実は洗い物に結構な時間を掛けているのですね。
もし食洗機があったら一日分の食器はもちろん調理に使ったお鍋やフライパン、コンロの五徳なども寝る前に入れてスイッチぽんで朝には綺麗になっているし
こびりついた汚れもしっかりと落とす事も出来て手洗いに比べて節水にもなる。
食器洗いにかけている時間を、食洗機におまかせしてその分の時間を他の事に使う事が出来ると思うと、食洗機良いなぁ。。と、ちょっと考えが変わりました。
家族分の食器を毎日洗っているお母さんは、その時間を自分の為に使う事が出来るようになるのですから、一つの家事を減らせるって凄い事ですよね。
食洗機を付けるのはお母さんの有意義な時間を増やす為のリフォームなのだー!
と、考えるとがぜんやる気も増すのであります(笑)
こちらのお宅で使われていらっしゃるのは、クリナップクリンレディのオプションで選択ができる国内メーカーの食洗機。幅は45cmの物でした。
お子様から目が離せない時期でもあることから、食洗機を使う事も多く大容量の物に変更したいとのご相談で、海外製の幅60cmの食洗機への入れ替えをする事になりました。
日本のシステムキッチンに多い高さ85cmのシステムキッチンに海外製の食洗機を入れるとなると、高さがカウンター内に収まらない事が多く、今回もキッチンを底上げする必要がありました。
底上げする と一言で言うのは簡単ですが、いまついているキッチンを一度ばらす作業です。
大工さんと設備の職人さんが手際よく解体。
食洗機用に新たに用意した200Vの電源と、給排水の位置を変更してキャビネットを少々改造。
クリンレディの85cmのカウンターを5cmほど底上げしたので高さは90cmになりました。
コンロ側に開いた15cmの隙間は、点検口に加工をします。
あとは正面にクリンレディと同じ面材を取りつけて工事完了。
取りつけた食洗機はスウェーデンの有名メーカーでASKO(アスコ)のD5556XXL フルオープンのカゴ型。
横幅60cmの食洗機は結構な迫力!
業界最大クラスの収納量ですが、お箸やスプーンなどを寝かせて収納できるカトラリーラックが付いていたり、カゴの深さもたっぷりとあるのでどんぶりや深いお鍋なども全部入れて一気に洗える高性能タイプ。
ASKOの施工は初めてで、実物を見るのも実は初めてでしたが質実剛健な作りながらも、痒い所に手が届いていて使い勝手も良さそう。
大家族で食器洗いの回数が多いお宅には是非おススメしたい機種だと思いました。
日本製のシステムキッチンに海外製の食洗機をいれるのだから、事前の下調べや部材の確認などを念入りに行う必要があり納まるかドキドキしながらの工事でしたが、無事終了。ほっ。
これまで食洗機に関わる機会と言えば、ショールームでシステムキッチンを選ぶ時に
「食洗機付けますか?いらないですか?」 くらいしか私からお話しできる事は無かったのですが、今回食洗機についてじっくり考える機会があったので、これからはご提案の幅も広げる事ができそうです^^