アカシアのフローリング
今回は低層の集合住宅のリフォームのお話です。
長年賃貸に出してらしたこのお部屋 築35年近くだそうです。
でも、綺麗に管理されてきた街並みや、外壁はその古さを感じさせず、むしろその味わいがとても素敵な雰囲気を醸している住宅街です。
古さが味わいとなるこの家のリビングには、同じように味わいを増していくことの出来る無垢のフローリングが似合うだろうな。
そんな思いで、とあるフローリングをおすすめしました。
まずは古いカーペットを撤去。
カーペットを剥がしたらその下から市松模様のフローリングが出てきました。
一昔前にとてもよく使われていたフローリングで今でも時々見かけるタイプ。
住まわれてすぐにカーペットに変えたそうなので、このフローリングともずいぶん お久しぶり のご対面ですね^^
今回の担当は加藤大工。
約10畳ほどのリビングで、工期は2日間です。
そうして貼り終えた様子がこちら。
今回お選びいただいたのは アカシア のフローリングです。
着色してチークの風合いに似せたり、マホガニーの代用品としても使われる事の多いアカシア
材質的にも固く、重厚感のある仕上がりになりました。
「 フローリング張り替えが終わったらダイニングテーブルを買おうと思って。 」
と、楽しそうにおっしゃっていらっしゃいました。
これからこの場所で、家族と共に年月を過ごし味わいを増していくんだろうなぁ。なんて。