ウォールナット一枚板テーブル
今週はウォールナットの一枚板テーブルを仕上げました。
幅が2500mmの大きな一枚板です。
芯に近い材で入り皮がありますが、色も良く木目の通ったとてもいい板です。
なんというか迫力があり木の生命力を感じます。
こういうすばらしい木を加工する時は経験の有無にかかわらず緊張するものです。
先ずはルーターで平面出しを行います。多少の反りが有ったものの思ったより捩じれが少なく、何とか50mmの厚みに仕上げることができました。
平面出し後ルーターの刃の跡を鉋で取り去ります。
ウォールナットは仕上げの工程が進むたびに色や木目が浮き出てきてとても綺麗です。
そして、木口側は直線にカットせず製材の状態に近いワイルドな仕上がりにしました。
今回はコード穴が欲しいというご要望で二箇所にコードキャップを取り付けました。
仕上げ後オイル塗装を施し完成です。
五味