投稿:やまもとふみこ
本日は心地よい風と緑のある家 新築工事の3月から4月までをまとめて(でも丁寧に♡)ご紹介しますっ!
ちなみに昨日の記事は 丘の上の平屋新築工事の進捗は、新築サイトでまとめてご紹介しています。プランからお引き渡しまでで 17話に及ぶ大長編っ!
時系列を遡りながら、家ってこうやってできて行くのか~と、ご参考にして頂けたら嬉しいです^^
心地よい風と緑のある家も様々な作業工程を経て、だんだんと完成が近づいてきましたよ。
3月の中頃には湘南建築センターによる建物の中間検査がありました。
この時期の検査では、梁や柱といった構造を繋ぐ金物が図面の通りに正しく施工されているか等を細かくチェックされます。
検査員の厳しい目つきに、ちょっとドキドキしつつも
屋根断熱の取り合いを見てポソッと漏れた「しっかり施行してるな~。。」の言葉に耳がダンボ(笑)
褒め言葉は聞き逃しません!!
屋根にびっしりと入った断熱材は120mm 高性能グラスウール マグスーパーイエロー
どんなに高性能な断熱材を使っていても、施工がしっかりとされていなければ効果は発揮されません。
中間検査後の現場で、断熱材を隙間なくびっしりと詰め込んでくれたのは4月入社の新人大工見習いの高野くん。(この時はまだアルバイト)
簡単そうな仕事に思えるかも知れませんが断熱材を隙間なく入れ込むのも大切な技術です。先輩大工の技術指導の元、厚みを意識して根気強く断熱材を詰めていました。
室内の工事と同時進行で外壁工事もどんどん進みます。
外壁正面にアクセントとして採用した チャネルオリジナル ウィルウォール
天然木に防火機能を加えた認定商品なので、材料の価格は少し高めですが工事費全体として考えるとリーズナブルになる素材。
家づくりの中で色々な素材を知り、用途や目的を考えコストコントロールをしながら目指す完成のイメージに近づけていく過程が楽しいものなのです。
板金の職人さんがとっても気を使って作業を進めていた外壁のベース部分になるIGKOGYOの ガルブライトJフッ素 の施工も終わりガルバサイディングのフラットデザインと、アクセントウォールにレッドシダーをプラスして完成した外観がこちら。
足場とシートがとれた外観を見て、レッドシダーの男前な素材感にグッときました!とお施主様から嬉しいお言葉を頂きました^^
外観の工事と同時進行で、室内では内装工事が急ピッチで進んでいきます。
室内の床は杉の無垢フローリング15mm 毎度の事ですがフローリングの施工がはじまると現場がとってもいい香り。
思わず深呼吸したくなります。
階段も同じく杉材で。
材料は、杉が1820mm×910mm(3×6サイズ)の板になっている素材を使いました。
工房での加工が1日、現場での取り付けが1日。階段にかける工事の日数を短縮する為、これもコストコントロールの工夫の一つ。
細かな積み重ねですが、チリも積もれば何とやら。一棟の家が出来あがるまでの一つ一つの段階でアイデアと工夫を積み重ねています。
大工工事が終わりに近づくと、クロスの施工。
追々お客さまが壁をセルフビルドで塗装する予定なので紙クロスの ルナファザー NO・20/75採用しました。
施行の担当は一家全員クロス職人のホームクリエイションから、藤原父さんとお兄さん。
いつも丁寧な施工をしてくれています。
工房では家具職人の五味さんがレッドシダーの玄関ドアを作っていました。
お施主様から預かったhori のゴールドのドアノブもバッチリカッコよく付きましたよ!
現場での取り付けも無事完了。
と、ココまでがこの一カ月くらいで心地よい風と緑のある家に起きた出来事。
日々猛スピードでめまぐるしく現場を進めながらも一つ一つ、丁寧に施工してあともうちょっとで完成です^^
完成まであともう一息!
気を引き締めて頑張りますっ!!