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テーブル納品と杉材家具の製作

先週完成した楢の一枚板テーブルを神奈川某所の店舗に納めてまいりました。

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黒のスチール脚とのセットは店舗の雰囲気にもとても合っていました。

この場所で自分の作ったテーブルが沢山の方々に使われるのだなとしみじみと感じました。

周りでは他社の家具屋さんも忙しそうに取り付け作業をされていて、色々参考になります。

一緒に納品に行った塩原さんにも金具をつけてもらいました。

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そして今、工場では杉の家具だらけです。

こちらは杉ボードで作る収納家具です。

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将来的にレイアウト変更にも対応出来るようにBOX型になっていたり、

背面板も間仕切りに使えるように無垢材となっております。

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そして、こちらもリピートで2台をご依頼頂いた杉のメニュー看板です。

節の具合がなんともいい感じだと思います。

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そこそこの重量感があり、外に置いても風に飛ばされないでしょう。

裏側には合板で補強材を入れています。

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完成後に塗装します。

 

五味

 

ナラ材の一枚板テーブルと組み合わせBOXオーダー家具

先週仕上げた一枚板テーブルもウレタンを塗り終え納品待ちとなっております。

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板の反りやねじれが多く厚みをそろえるのに苦労しましたが、

塗り上げたテーブルを見た時に改めて綺麗な板だとな思いました。

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そして今、工場ではこんな家具も製作しています。

間口が3mあるフルオーダーのTV台です。

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一つ一つの箱が独立していて、箱の組み合わせで様々な形に置く事ができます。

当初はTV台として使われる様ですが、後にベンチや収納棚に変形させる事も可能です。

下台はサイズもベンチとして使えるサイズで設計されています。

中山建設では様々なサイズや形でもフルオーダーが可能です。

以上です。

五味

納品取り付けと一枚板テーブル

先週製作したカウンターを日曜日に取り付けてきました。

大きなパネルを組み合わせいき、壁と床のレベルに合わせ取り付けていきます。

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自分で作った製品を現場で組み立て、納品までできるのはこの仕事のいいところでもあります。

とても上手く収まって良かったです。

 

 

そして今週は一枚板テーブルを2枚平面出しをしました。

荒木の一枚板の平らを出す作業です。

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板の反りとねじれの状態を確認しながら慎重に削る量を決めていきます。

横から見るとかなり反っているのがわかります。

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ルーターと治具を使って行います。

 

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なるべく厚く仕上げる為には板の状態を慎重に把握することが重要です。

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今回はかなりの反りとねじれがあったので、最初70mmの厚みがあった材料が最終的に45mmまでに減りました。

ここまでくれば後は仕上げです。しばらく寝かしてから来週に仕上げたいと思います。

五味

 

 

家具屋の助っ人参上

工場は相変わらず忙しい今日この頃ですが、

本日はなんと家具屋に助っ人を呼んで参りました!

私、五味の前職での後輩であり長年の友人でもある大川さんです。

大川さんは町田で「くうちん工房」と言う工房を営んでおられ、日々家具を作っておられます。

あまりに仕事が立て込んでいた為に、週一回強引にお手伝いをお願いしちゃいました。

私にとっては非常に強力な助っ人であります。

大川さんには早速一枚板テーブルを仕上げていただきました。

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早速ですが、天板の仕上げという大役を難なくこなして頂きました。

さすがです、大川さんお疲れ様でした。

また来週お願いいたします。

 

 

そして本日は中山建設レクリエイション部高野、杉山企画の納涼会が開かれました。

気候も涼しく絶好のBBQ日よりでした。

 

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石谷大工は肉を焼く姿がはまりすぎですね(笑)

 

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チャボにも野菜のみじん切りが与えられました。

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最後にサプライズプレゼントまで用意するなんて若いのに流石でした。

高野君、杉山君お疲れ様でした。ありがとう。

五味

スワルの一枚板

スワル材の一枚板の仕上げをしました。

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今回の材料はお客様のお持込です。

厚みが90mm有る綺麗な板ですが、

長さを切る際、普通の丸ノコでは厚すぎて切れません。

そこで登場したのが、この特大丸ノコです。重さもパワーも半端じゃない!

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こいつならスイスイ切れると意気揚々と挑みますが、トラブル発生です。

切断中に中から火花とともに鉄粉が出てきて一時中断。

なんと中に割れ止めと思われる鉄のボルトが埋め込まれていました。

ボルトが入っている天板の話は聞いたことはありましたが、

本当に入っているのを見たのは初めてでした。

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今回はいい勉強になりました。この体験をしたらもう怖いものはありません。。

 

次は、表裏の割れのある箇所にカリン材で作った「契り」を入れます。

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「契り」は材の動きによる割れの進行を和らげてくれる工法です。

契り自体に強度が必要な為、広葉樹の中でも堅い材料を選びます。

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トリマーで粗取りをし、契りのサイズに合うように鑿で掘り込みます。

接着剤をつけ、きつめに叩き込めばもう抜けません。

 

そしてテーブル脚は天板のサイズに合わせて一品ずつ生産しています。

強度を重視して二枚ホゾで作ってます。

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完成の写真を撮り忘れましたが、一品づづ心を込めて製作しております。

 

来週お届けです。

 

五味

 

 

 

 

入皮つきのウォールナット。

投稿:やまもとふみこ

 

大きなウォールナットの一枚板。

 

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とっても良い板なのだけれど、キズの様に貫通した穴が開いており、触るとぽろぽろと崩れてしまう状態。

「これは入皮って言って木が成長する時に何かダメージがあって、皮を呑み込んで大きくなったんだね。」

と。家具職人の五味さんが教えてくれました。

 

大きなキズに見える入皮の窪みも、この木が成長する中で刻んできたこの木の歴史。

上手に生かして素敵な天板に仕上げてあげましょう♪

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腐食してぽろぽろと崩れる入皮を落として、ささくれ立った表面は丁寧に欠き落としてやすり掛け。

思わずなでなでしちゃうくらい綺麗な仕上がりを見て、この木はやっぱり美人さんだった!と再確認。

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裏側程ではなかったけれど、表面にも貫通している穴の周りにもポツポツといくつかの小さな穴が開いていたのでパテ埋め。

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オイル塗りが済んだ仕上がりの状態は、貫通した穴がワンポイントのワイルドでカッコいい天板になりましたよ。

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一枚目の写真の状態からは見違えるくらい綺麗になって、この木も喜んでくれているかしら?

本当の意味で荒削りの状態だった板が、手間暇かけてあげる事で綺麗な板に生まれ変わっていく様子を見るのはとても楽しいものですね^^

 

 

 

 

 

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