屋久杉のフローリング
屋久島で地元林業・地元経済活性化を目指した活動の
視察会にお招きいただきました。
鹿児島を経由して「世界自然遺産」屋久島へ到着。
屋久島の雄大な自然に触れるべく屋久島ランドへ。
あるく時間に合わせ、コースが決まっており
ご家族でも山歩きを安心して楽しめます。
一時間コースを選択して入山。
圧倒的なスケール。
木々の命が何層にも重なり神秘的な力を感じます。
樹齢1000年を超える木々の迫力はすごい。
夜は地元の方々と交流会。
盛大なおもてなし。
現在建設中の屋久島町庁。
全て地元杉で建設しています。
そして島の製材所が製材。
島の工務店が施工。
すごいです。
今まで大きな建築物は鹿児島の業者が受注して施工していた他の事。
「やっとここまで来た。」
島への情熱と達成するまでの苦労が分かる一言。
肌で気持ちを知ることが出来ました。
2日目
製材所を見学。
今は庁舎ように地杉(植樹して伐採された地域材)丸太をバンバン製材中との事ですが
たぶん私たちのために屋久杉を挽いてくれていました。
すごい木目です!!
過酷な環境で育つため年輪のピッチは一㎜くらい。
そのため木目は屋久杉独特な緻密な表情を見せてくれます。
敷地には製材待ちの屋久杉がゴロゴロしています。
ほしいっす!
丸太は地杉。庁舎用かしら?
確認はしていません。
お昼をいただいてから
庁舎の建設現場へ。
ヘルメットをかぶっていざ。
屋久島杉、特有のかおりが充満しています。
大黒柱的な中央に建つ杉柱。
ギリギリで揃える事が出来たとの事。
杉がシンボルになるデザインです。
梁せいが小さく感じたのですが、もしかしたら
大梁の取れにくい地元杉を使うために構造をきめたのかも。
予算的にも構造的にも楽になる集成材が使われていません!
興奮冷めやらぬまま加工場へ。
近年できた施設。
こちらでは現在庁舎に納めるフローリングの加工中。
新しい雇用が生まれています。
屋久島の皆様お忙しい中、ご案内頂き有難うございました。