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キッチンについて

家具職人五味です。

今回は造作キッチンについてです。

キッチンは全体の6、7割くらいのお客様に対してお作りさせていただいております。

メーカー製のキッチンをお選びになられた場合も、キッチンに対してカウンター付きの収納を繋げてそこにタイルを貼ったり、収納家具で囲いを作ったりと他の家具と絡めて作るので、メーカー製キッチンをただ単独で設置する事もほぼありません。

キッチン収納家具も大きさの違いは有れどほぼ全てお客様にお作りさせていただいております。

数多くの物件に携わらせていただいておりまして、私個人としてはキッチンとキッチン周りの収納家具は家具の中ではいわばその家の顔の様なイメージを持っています。道具として使い勝手のよいキッチンと収納、それとは別にリビングやダイニングから見ての木の雰囲気を感じられる美しい収納や機能美の二面性を持っているのがキッチンだと思っています。

当然、会社として家づくりがメインではあるのですが、家具屋としては家具を全力で良くしていきたいという思いで私はその顔に泥を塗らぬ様に物づくりをしています。

メーカー製キッチンと家具職人が家具として作るキッチンの違いははたして何なのか?

そのテーマはいつかお話しできたらと思います。

以下製作中風景

 

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キッチン、本棚、収納BOX、建具、デスク

2月なのに最近は暖かい日が多く過ごし易いですね。

年明けからの1カ月半ですでに多くの家具を製作しておりますが、その一部をご紹介します。

 

こちらはフルオーダーのキッチンです。

コンパクトですが、様々なご要望を取り入れています。

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特徴的なのは下段が全てワゴンになっていることです。

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入れるものの大きさや使い方を細かく指定して頂きましたので、

なるべくご要望に沿えるように致しました。

 

こちらはマンションリノベーションのお仕事で間仕切りを兼ねた棚です。

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ご予算の都合上、家具はなるべく簡単にと御依頼でしたが、最低限の意匠上の手を抜くことはありません。

そこは家具屋さんが家具を作る良いところなのかな思います。

また、ご依頼主様がご自身で塗装されるなど予算を削減する工夫もしています。

それもまた愛着が湧いていいのではないでしょうか。

 

こちらはアメリカンブラックチェリーの収納BOXです。

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小さなBOXですが、天板はブラックチェリーの無垢板です。

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無垢板なので裏には反り止めも施しております。

クリアオイル塗装を施しました。

 

こちらはガラス入りの建具の製作です。

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家具屋ですが建具も得意中の得意です。

様々な建具に対応しております。

 

こちらは事務所用のデスクです。

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大きさは4×0.6のものを向かい合わせで設置しました。

私もこれだけの大きなデスクは見たことありません。

材料はゴムの集成材です。

このような大きさの集成材も特別オーダーで製作しております。

 

 

 

以上

「車寄せのある平屋」の家具

こんにちは、家具屋の五味です。

仕事にかまけてブログを更新せずに

いつの間にか今年も残るところあと数日となってしまいました。

先日、完成見学会を行いました「車寄せのある平屋」の家具達をご紹介いたします。

今回は意匠面にナラ材を使用しています。

ナラ材は一般的には高級材にあたります。

木目がしっかりしていて硬質な質感があります。

キッチンはアイランド型と壁面とセパレートに配置しました。

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アイランド型は両面使いの収納扉付きです。

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 壁面側は引き出しを多く配置して、収納を十分に確保いたしました。

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ソファーも背と座のクッションを含めフルオーダーメイドいたしました。

大容量の収納引き出しもついています。

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TV台は間口が3.6mもある超大型ではありますが、

非常にすっきり収まったのではないかと思います。

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天板は無垢材をハギで製作いたしました。

ハギとは材料の幅を目的の幅にするために、繋ぎ合わせる作業の事を言います。

この作業は材料の長さが長くなればなるほど大変であるのと、材料の購入や選定が難しくなってきます。

今回は3.6mあるので苦労する部分もありましたが、綺麗に収まって良かったです。

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このようにハギの際は長い材料を一枚ずつ木目の選定しております。

 

 

建具も家具と共材にて製作しております。

写真の建具は、リビングダイニングのメインの建具なので、無垢の框組で製作しました。

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そしてアイランドキッチンの横にはテーブルをクルミ材で製作しました。

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こちらは総無垢で脚も共材のクルミです。

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 ホゾ組みなので強度は抜群です。

組み立てもクランプしてしっかりかためます。

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クルミは木目と質感が柔らかくて手触りの良い木です。

テーブルには良く適した木材です。

ナラ材の家具にもとてもマッチしていると思います。

 

他にもトイレ収納やミラー付き洗面台などご紹介しきれないほどありますが、

このようにすべての家具を自社で製作できるのが中山建設の大きな特徴です。

 

 

さて、私の今年の最後のブログですので最近のチャボの花梨さんの様子もご紹介したいと思います。。

 

 

今年の5月に引っ越してきてやっと環境に馴染んできました。

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椅子の上で箱座りしています(笑)

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初めての冬を迎えてこの寛ぎ様ならもう安心ですね。

併設されたカフェに来るお客様にもかわいがってもらっています。

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素敵なカフェテラスを背景に一枚。

 

今年も大変お世話になりました。

ブログを見てくださってありがとうございました。

それでは皆様よいお年を!

 

 

 

 

杜Cafe.Bの家具カウンターにはベルギー生まれのモールテックスが使われています。
様々な素材に対応して塗ることができ追従性、防水性があり強度もある左官材料なのでカウンターにも適しています。
家具カウンターに白いモールテックス。
どんな風になるのか楽しみです。

 

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いつもの無垢の木のカウンターとは違う表情になってきました。

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それにしても強度があって仕上げにペーパーサンダーで磨くのも一日がかり。
大変だ・・・

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最後は汚れ防止のオイルを塗って仕上がり。
仕上がりツルッツル。

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モールテックスのカウンター家具すごくいい雰囲気になってます。

左官やさんの手仕事の雰囲気ってやっぱりいいですね。

 

作りつけ家具をつくる

今、都筑区の工場では杜CAFEのオープンに向けて製作中です。

こちらはCAFEのキッチンに納める吊り棚です。

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両面側から見える為これまた気を使います。

今回のポイントはお客様から見える側は継ぎ目の無い様にしたことです。

通常は箱型の家具を作る際には縦に使う 「帆立」 と呼ばれる部材と

横に使う 「地板・天板」 と呼ばれる部材で構成されますが、

各板の厚みのラインが見えて来てしまうのが普通です。

その為に縦と横の継ぎ目が見えてしまいます。

今回は一手間加えて四方留めの様な作り方をしました。

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この方法のせいで木目の繋がりが途切れることが無くすごくスッキリしたデザインに見えます。

両面仕様の吊り棚でメープル材の白い色とシンプルな木目にはこの工法はピッタリな気がします。

気になる方はオープン後に杜CAFEまで見に来られてはいかがでしょうか?

いろいろな意味で杜CAFEのオープンが楽しみですね。

 

そんな中でも仕事の切りの良い場面では、お待たせ致しておりました本棚を製作しました。

ラワン合板で作った本棚がこちらです。

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ラワンの持つ独特の木目がとても良い雰囲気を出していると思います。

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塗装には色付きのオイルを施しています。

高野大工と納品に行ってまいりました。

実際にお部屋に取り付けると工場で見ていたのとは違う色や表情が見えてきてとても素敵だなと思いました。

 

 

そして一息つく間も無くCAFEの最終局面に突入です。

残りは建具と引き出しの面材ですがこの部分は無垢材で製作します。

要するに一番の見栄えになってくる部分でもあります。

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建具は框組みでお得意のホゾで組みます。

ホゾ組みは自分の十八番なので苦も無く加工しちゃいます。

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やはり木工でこういう加工はやっていて楽しいですね~。

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以上です。五味

 

 

カフェ什器の製作

中山建設運営で二月下旬にオープン予定の「杜カフェ.B」。

今、カフェスペースでは石谷大工が急ピッチで内装を手がけています。

そして、工場ではそのカフェの厨房に設置する什器の製作に入りました。

およそ20平米くらいのスペースにL型引き出し付きカウンターや

つり棚が所狭しに計10台くらい並びます。

そのほとんどがお客様側の表面と厨房側の裏面が見える仕様となっており、家具屋泣かせの造りになっています。

何故家具屋泣かせかと言いますと、

両面仕様の家具というのは裏側がないと言うことなので作業の「逃げ場」が少なく難易度は高くなります。

その分見栄えや利便性は高くなるのがメリットだと思います。

 

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とりあえずは、第一段の納期に間に合うよう頑張って作っているところです。

完成が楽しみです♪

以上です。五味

 

 

 

 

 

 

オープンキッチン

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