杉の無垢フローリングと珪藻土のDIY工事をしました。
投稿:やまもとふみこ
マンションで使われている事が多い、踏み心地がふかふかとした防音フローリングの張り替え工事を行っています。
築10年ほどのマンションですが、経年劣化で表面が剥がれてしまい、ささくれが鋭利に尖っており素足で歩くのはちょっと危険。
合板を重ねて作られたフローリングは、こうなってしまうと補修がきかず、張り替えが必要になってしまいます。今回10年で劣化してしまった事を考えると、
せっかく今回フローリングを張り替えるのだからこれからもずっと使える様に と、杉の無垢フローリングをおススメしました。
柔らかくて暖かな杉のフローリングは素足歩くのがとても気持ちよいので、個人的にも大好きな床。自分もいつか無垢フローリングの家に住むなら杉が良いなぁ。。と密かに思っているのであります。
ささくれ立ったフローリングと、その下のスポンジを丁寧に剥がして、合板を張り、その上に一枚一枚新しい杉の無垢フローリングを張っていきます。
通常、集合住宅では下階への音の規定をクリアする為に乾式二重床を敷いての無垢フローリング張りを行うのですが、今回はマンションの管理規約を確認し、一階では遮音についての規定が無かったことからスラブの上にベニヤ・無垢フローリングと張り重ねて行きました。
板の隙間に挟んだ厚紙で、無垢フローリングの収縮・膨張を逃がす為のスペースを作りながら丁寧に。今回の施工担当はブログに登場はお久しぶりの加藤大工。
日中汗ばむくらいの陽気も手伝って、テンポよく張り進める事が出来ました。
3LDKの全室と廊下を含めた家中全部の無垢フローリング工事なので、一部屋終える毎に家具の移動をして頂きながら一部屋ずつ完成させていきます。
仕上がった部屋のフローリングは窓からの光を柔らかく広げてくれて、お部屋の印象がずいぶんと優しくなった感じがしますね。
そして、加藤大工が他の部屋の工事をしている間に、無垢フローリングを張り終えたLDKに珪藻土を塗りましょう~
ご家族が揃いやすい休日を選んでの珪藻土DIY。チャレンジしやすい大きな壁面をDIY塗って頂いて、凸凹が多く難しい面を左官屋さんに仕上げて頂きます。
最初は皆が壁を塗っている雄姿を写真に撮っていたお父さんも、いつの間にかカメラを置いて壁塗りに挑戦。左官職人さんに教えてもらいつつ、緑のアクセントウォールを仕上げて頂きました。
珪藻土が乾いて、すべてのお部屋のフローリング張り替えが終わったら、これまでのお部屋とはがらっと印象が変わると思うので仕上がりがとても楽しみ。
毎日工事が進んでお部屋の中が少しずつ変化していく様子を楽しみにして下さっていたとの嬉しいお話を頂きました。
工事もあともうちょっと。最後まで丁寧なお仕事でがんばります☆