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オーダーメイドのキッチン。

投稿:やまもとふみこ

 

まず初めに。キッチンを整理整頓してみようと思った。

 

わたくし極力、物を増やさないように。

どこにどれだけの物があるか、ちゃんと把握できるように。を心がけて日々生活しているつもりなのですが

ここ何日か、ふと思う事がありまして夜中にごそごそとキッチンの整理整頓をしています。

キッチン雑貨は大好きだし、お料理をするのもそこそこ好きなので、調味料や乾物、お鍋やお皿などの調理器具が気が付いたら結構かさ張ってしまっているんですね。

で、意外と幅を取っている乾物の入った引き出しの整理をしてみました。

 

そこで発掘した物の一例。

 

使いかけをクリップでとめてあるかつお節。 → いつのか分からないから処分。

カルシウム取りたいなーと思って買った煮干し → 賞味期限切れてたから処分。

安いから何となく買っておいた切干大根 → なんか変な色になってるから処分!

おそうめんが1把だけ入っているジップロック → 近日中ににゅう麺にでもして食べちゃいましょう。

 

その他にもいろいろと、処分したり整理してみたら、思いのほか収納スペースが空きました。足りないと思っていた収納スペースは、実は我が家にとっては大きすぎたのかも知れません。

大切にしまい込んで無駄にしちゃった食材に申し訳ないですし、「 収納できるからしまっておく 」 は、実は勿体ない事なのかも知れません。

 

一度キッチンの収納について考える必要があるようです。

 

ココまでは我が家のキッチン事情で余談なのですが、お仕事柄各メーカーさんの出されているシステムキッチンを見させて頂く機会も多く、毎回ショールームにで最新のキッチンの収納力たっぷりなシステムキッチンを見るたび

「わぁ~凄い♪ここにも収納がある!こんなにたくさん入る~!!」

なんて楽しく見させさて頂いているのですが、我が家のキッチンに果たしてそこまでの収納力は必要なのかな。。?と、思いまして。

キッチンについてじっくり考えてみる必要があるのでは?と思ったのです。

 

至れり尽くせりなシステムキッチンか、自分らしいオーダーメイドキッチンか。

 

清掃性や機能性、収納力を考えたらメーカーさんの出されているシステムキッチンは正に至れり尽くせり。それはとっても魅力的なモノのだけれど

キッチンの使い方は人それぞれだし、自分の暮らしにあったキッチンなら実はもっとシンプルで良いのかもしれない。

 

 

キッチンは、住まう人の暮らし方が一番はっきりと現れる場所だと思うんです。

家族や来客をたくさん招いてホームパーティをする人。
外食が多く家での食事は簡単に済ませる事が多い人。
お料理が大好きで調味料やお道具をたくさん持っている人。

 

様々なキッチンの使い方があるなかで、使いやすいキッチンの定義は十人十色あると思います。

 

必要な収納量、コンロや食洗機などの設備機器。シンクの大きさや水栓の形。
自分の身長に合わせたワークトップの高さ、清潔が保ててお手入れしやすい作業スペース。

 

自分が一番使いやすいキッチンを実現できるオーダーメイドのキッチンだったら無駄が無く、こだわりを詰め込んでオリジナルのキッチンを作る事が出来ます。

スタンダードな I型 はもちろん、作業スペースを大きく取れる L字型  2~3人でキッチンに立っても楽に作業が出来る コの字 など。

生活やライフスタイルスタイルに寄り添うように作られたオーダーメイドキッチンの製作実例と、キッチンそれぞれの工夫をご紹介いたします。

 

ステンレスワークトップから一段下がったガスコンロが特徴的なキッチン。

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 お施主様セレクトのガスコンロアや食洗機、レンジフードを配置して、ステンレスのワークトップとクリア塗装をかけたシナ合板で作ったキッチンです。

背面に収納棚を設けていますが、キッチン側の主な収納は食洗機下と、横の引き出し計5つだけのシンプルな形状になっています。

ステンレスのワークトップは、シンクと作業台までが高さ85cm。ガスコンロはハーマン社製品で五徳の厚みがある為、5cm下げて五徳の上端がワークトップの高さと揃う様に調整しています。

5cmの差ですが、高さのあるお鍋を使う場合にもスムーズに作業台へ移動する事ができます。

 

よく使うお鍋やフライパンってはコンロ下の網棚に置いて、サッと取り出す!ササッと仕舞う!

鉄のフライパンやスキレット、などを使われているとの事なので、洗って火にかけて乾かした後でも、網棚に置いて収納しながら冷ます事も出来ますね。

これも、とっても便利だと思います。

 

足元の引き出し一切なし!潔いオーダーメイドキッチン。

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 こちらは大胆に足元フルオープン。

素材はステンレスワークトップに、パインの集成材を着色した木部を組み合わせて、落ち着いた雰囲気のキッチンに仕上がりました。

プランの際、伺ったご要望では 「 引き出しの中のお掃除が大変だから足元の引き出しは無くて良いんです。」

と、おっしゃっていらして、凄く大胆だなぁと思ったのですが、これこそオーダーメイドキッチンだから叶うシンプルなキッチン。

施工後にお伺いした際には足元のオープン棚にはカゴや箱を使って綺麗に収納がされており、お掃除の際にはそれらを引き出して床からそのまま掃除機や雑巾で一気にざざーっと。

なるほど。お掃除がしやすくて収納も自由に出来る使いやすそうなキッチンだなと思いました。

 

 

好きな物を全部集めたこだわりのオーダーメイドキッチン

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 モザイクタイルのワークトップと、KOHLER社から取り寄せた可愛らしいホーローのシンクとクラシカルな混合水栓。

横幅1850mmほどのコンパクトなキッチンですが、壁面のアクセントタイルや、木目がうっすら残るように白く塗装した引き出し部分など、随所にこだわりの素材を盛り込んでいます。

取っ手一つにもこだわって好きな物集めて、大好きな物が沢山盛り込んで作ったオーダーメイドキッチン。

好きな物全部が集まったキッチンなら、ここに立ってのお料理はとっても楽しそうですよね。

 

ご夫婦で、時にお客様方と。みんなで楽しむ大きなキッチン。

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コノ字型の大きなワークトップのキッチンは、ご夫婦で並んでキッチンに立たれる事が多く、ご友人を招いてのお食事なども良くされるとの事なので、作業スペースや動線を広く取り、食洗機やオーブンなどキッチン家電もすべてビルトインでスッキリと。

リビング側にフラットに繋がった広々カウンターでキッチンに立つ人とリビングで寛ぐ人との会話を遮らず、キッチンの周りに自然と人が集まるデザインされており、ご友人を招いてのホームパーティでもキッチンを囲んで楽しい時間を過ごす事ができます。

暮らしの真ん中にキッチンを置く事で、訪れる人や過ごす時間の流れが変わる。

自身の暮らし方の中でのキッチンの役割を考えてみるのも大切ですよね。

 

 

集成材のワークトップで木のオーダーメイドキッチン

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上部に長く取り付けたオープン棚には普段使いの食器やお鍋。いつでもササッと取り出して使う事が出来ます。

ワークトップは木製なので耐水性を持たせるためウレタン塗装をかけていますが、鋭利な物をあてたりすると傷が付く事は避けられません。

でも、これから使い込む内に付くであろう傷も、このキッチンなら自然と馴染んで良い風合いになっていくと思えるとおっしゃっていただきました。

木やホーローのシンクの素材感で優しい雰囲気を残しつつ、実用的でカッコいいキッチンに仕上がりました。

これから使い込むうちに味わいが増していくのも楽しみです。

 

整理収納アドバイザーが設計士と一緒に考えた整理収納キッチン。

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整理収納アドバイザーとしてご活躍されている田中はるかさんのお住まいの新築工事の際、設計士の薬師寺祥子さんとのお打合せにご持参されたのは、自宅のキッチンにある物をすべて書き出したリスト。

こうして一覧にし、使う場所やサイズに合わせて最初から物の住所を決めてあげる事が毎日無理なく整理整頓が出来、気持ちよく暮らす為に必要な一番最初の作業になるのですね。

 

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完成したキッチンは、杉の無垢ボードを使用したシンプルなキッチン。

引き出しの数、オープン棚の高さなど、お手持ちのモノに合わせて全て細かなご要望が反映されています。

 

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袖壁に付けられた扉は引き出すと、炊飯器がスライドオープン。

ごちゃつきがちな家電収納もアイデア次第で美しく収納する事ができました。

 

 

素材や形はいろいろ有れど、オーダーメイドキッチンの一番の特徴と言えるのはやはり、キッチンに立つ方のお好みやキッチンの使い方によって素材やデザインを変化させている事。

収納がスッキリしている事も大きな特徴の一つかな?

必要な物、良く使う物は使いやすく収納し、後は好きな小物や雑貨を自分らしく飾って楽しむ。

オーダーメイドキッチンにはそんな「自分らしさ」を追及する楽しみもあるのです。

 

キッチンのリフォームや、家づくりをお考えの際は是非オーダーメイドのキッチンも視野に入れてご自身の暮らしに添ったキッチンづくりをお考えになってみてくださいね。

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無垢オーダーキッチン

日が伸びてきたことを感じる今日この頃です。

このところの工房はといいますと

来週からダイニングのリフォームがスタート。

そこに鎮座する、オーダーキッチンを製作しております。

各パーツにIKEA部材を使用しています。

場所柄(港北IKEAが近い)今後お客様がパーツ加えるのも簡単ですから。

使用材はパイン集成材。

オイルフィニッシュ。着色。

ここでも部材の選び方で、細やかなコストコントロールをしています。

 

傍ら・・・・・

お休み中の大工さん。

何やら作っています。

四方転びのイスの製作。

仕事が終わる夜と休日。休まず職業訓練校に通っています。

それの宿題だそうです。

技術を覚えるのは大変なことなんですよ。

 

それと去年からお付き合い頂いているクライアントと設計契約を無事締結せて頂きました。

ありがとうございます。

チームイエスタも着々と進行中であります。

 

 

 

 

 

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リフォーム