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自在のある家。現場見学会をさせて頂きました。

9月13日 18:16 リフォーム

yamamoto
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投稿:やまもとふみこ

 

先週末の土曜日曜と、お引き渡し前のマンションリノベーション「自在のある家」にて完成現場見学会をさせて頂きました。

暑い土曜日。雨の日曜日。と、両日ともに厳しい天候の中ご来場くださいました皆さま。

本当にありがとうございました。

 

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お引き渡し一週間前の見学会と言う事で、一部建具が入っていなかったり、仕上げ前の箇所があったり致しましたがほぼ完成の状態でご覧頂く事が出来て私たちもほっと一安心。

見学会の朝、お片づけが済んだ室内をダイニングに座って眺めている様子をパチリ。

土曜日は暑い日でしたが、室内を通る風が涼しくてエアコンいらずの見学会になりました。

 

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ダイニングテーブルを反対側からパチリ。

オリジナル造作のキッチンをはじめ、造作家具がふんだんに盛り込まれた室内は、統一感のあるスッキリとしたインテリアに仕上がりました。

これから住まわれる方のご趣味や暮らし方に合わせて、雑貨を足したり小物が増えたり。どんどん素敵に変化していくのでしょうね。

 

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南北に伸びた間取りは、引き込み窓で一直線に風が抜けるよう設計致しました。

風が通り抜ける事で涼しく、通路に行き止まりが無いので動きやすく、間仕切り家具で自在に変化させることが出来る大きな間取りに詰め込んだ工夫などなど。

いろいろとご紹介したい事があり過ぎて、ご来場頂いた皆さまに暑っ苦しいほどの熱弁!!をしてしまいましたが興味深く聞いて頂けた(と思います)。

 

これまであまり現場見学会をする事は無かったのですが、こうして完成したお住まいを見て頂く事で自分たちの仕事をより分かりやすくお伝えする事が出来るのかな?と思うと、完成現場見学会これからもう少し回数増やしていこうかな~?なんて事を思う初秋なのであります。

 

 

 

 

オリジナルキッチン製作中です。

投稿:やまもとふみこ

 

オーダーメイドのシステムキッチンって、凄く大層な物の様な気がしていたんですけどね。

 

「システムキッチンって、家具の中にシンクやコンロが納まっている物でしょ。家具作るのと変わらないじゃん」

と、代表の中山が言っていた事がありまして。

 

よくよく考えたらそうなんですよね。

要は家具を作るのと同じ。引き出しや開き戸の箱にコンロやキッチンを納めるだけの物なんです。

 

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高さや引き出しの数、付けたい設備を自由に選んで、家具を選ぶようにキッチンを選ぶ。

他の家具や内装と素材を合せるなんて事が出来るのもオーダーメイドならではのキッチン選びになります。

 

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さかさまのシンク。

シンクはさすがに木で作るわけには行かないのでステンレスの一体成型の物を使う事が多いです。

シンクの大きさ、深さはもちろん、洗剤やスポンジを置くところを作ったり等のカスタムもOK

 

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水廻りなだけに、お手入れの事を考えて扉の面材は水弾きの良いウレタン塗装に仕上げます。

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塗装ももちろん、一枚一枚丁寧に手作業です。

 

オーダーメイドキッチン承りますよっ!

と声を大にして言えるくらいにキッチンの事例も増えてきまして、これからお引き渡しや着工をを控えている工事でも、オーダーメイドキッチンのご要望、沢山頂いております。

オーダーメイドキッチン施工事例のご紹介 

 

FotorCreated

 

今週末のマンションリノベの見学会でも、オリジナルオーダーメイドのキッチンをご覧いただく事が出来ます。

ご興味ございましたら是非☆

イベント詳細や申込みフォームは都築の杜のイベントにUPしてありますので、ぜひご覧くださいませ。

 

 

食洗機いる派?いらない派?

投稿:やまもとふみこ

 

家事を助けてくれる家電の中で、いる・いらないがハッキリ分かれそうだなぁと思うのが食洗機。

実はわたしも無くても困ってないし、お値段も高いし、あっても使っていないってお話しも良く聞くし、いらないかな~。。。

と、思っておりました。

 

の、ですが。

海外製食洗機への入れ替えのご相談を頂きまして、食洗機について実生活にあてはめて考えてみたのです。

 

わたしの暮らしのサイクルで行くと

家に帰ってお弁当箱を洗う。

お夕飯を作りながらフライパンだの使った器具だのを洗う。

ごはんを食べ終わった食器を洗う前に、洗いカゴのフライパンだの器具だのを片づける。

食器を洗う。たまに手が滑って食器を割る。落ち込む。

翌朝お弁当を作りながら使った物を洗う。

と、実は洗い物に結構な時間を掛けているのですね。

 

もし食洗機があったら一日分の食器はもちろん調理に使ったお鍋やフライパン、コンロの五徳なども寝る前に入れてスイッチぽんで朝には綺麗になっているし

こびりついた汚れもしっかりと落とす事も出来て手洗いに比べて節水にもなる。

 

食器洗いにかけている時間を、食洗機におまかせしてその分の時間を他の事に使う事が出来ると思うと、食洗機良いなぁ。。と、ちょっと考えが変わりました。

家族分の食器を毎日洗っているお母さんは、その時間を自分の為に使う事が出来るようになるのですから、一つの家事を減らせるって凄い事ですよね。

 

食洗機を付けるのはお母さんの有意義な時間を増やす為のリフォームなのだー!

と、考えるとがぜんやる気も増すのであります(笑)

 

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こちらのお宅で使われていらっしゃるのは、クリナップクリンレディのオプションで選択ができる国内メーカーの食洗機。幅は45cmの物でした。

お子様から目が離せない時期でもあることから、食洗機を使う事も多く大容量の物に変更したいとのご相談で、海外製の幅60cmの食洗機への入れ替えをする事になりました。

日本のシステムキッチンに多い高さ85cmのシステムキッチンに海外製の食洗機を入れるとなると、高さがカウンター内に収まらない事が多く、今回もキッチンを底上げする必要がありました。

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底上げする と一言で言うのは簡単ですが、いまついているキッチンを一度ばらす作業です。

大工さんと設備の職人さんが手際よく解体。

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食洗機用に新たに用意した200Vの電源と、給排水の位置を変更してキャビネットを少々改造。

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クリンレディの85cmのカウンターを5cmほど底上げしたので高さは90cmになりました。

コンロ側に開いた15cmの隙間は、点検口に加工をします。

あとは正面にクリンレディと同じ面材を取りつけて工事完了。

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取りつけた食洗機はスウェーデンの有名メーカーでASKO(アスコ)のD5556XXL フルオープンのカゴ型。

横幅60cmの食洗機は結構な迫力!

業界最大クラスの収納量ですが、お箸やスプーンなどを寝かせて収納できるカトラリーラックが付いていたり、カゴの深さもたっぷりとあるのでどんぶりや深いお鍋なども全部入れて一気に洗える高性能タイプ。

ASKOの施工は初めてで、実物を見るのも実は初めてでしたが質実剛健な作りながらも、痒い所に手が届いていて使い勝手も良さそう。

大家族で食器洗いの回数が多いお宅には是非おススメしたい機種だと思いました。

日本製のシステムキッチンに海外製の食洗機をいれるのだから、事前の下調べや部材の確認などを念入りに行う必要があり納まるかドキドキしながらの工事でしたが、無事終了。ほっ。

これまで食洗機に関わる機会と言えば、ショールームでシステムキッチンを選ぶ時に

「食洗機付けますか?いらないですか?」 くらいしか私からお話しできる事は無かったのですが、今回食洗機についてじっくり考える機会があったので、これからはご提案の幅も広げる事ができそうです^^

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オーダーメイドのキッチン。

投稿:やまもとふみこ

 

まず初めに。キッチンを整理整頓してみようと思った。

 

わたくし極力、物を増やさないように。

どこにどれだけの物があるか、ちゃんと把握できるように。を心がけて日々生活しているつもりなのですが

ここ何日か、ふと思う事がありまして夜中にごそごそとキッチンの整理整頓をしています。

キッチン雑貨は大好きだし、お料理をするのもそこそこ好きなので、調味料や乾物、お鍋やお皿などの調理器具が気が付いたら結構かさ張ってしまっているんですね。

で、意外と幅を取っている乾物の入った引き出しの整理をしてみました。

 

そこで発掘した物の一例。

 

使いかけをクリップでとめてあるかつお節。 → いつのか分からないから処分。

カルシウム取りたいなーと思って買った煮干し → 賞味期限切れてたから処分。

安いから何となく買っておいた切干大根 → なんか変な色になってるから処分!

おそうめんが1把だけ入っているジップロック → 近日中ににゅう麺にでもして食べちゃいましょう。

 

その他にもいろいろと、処分したり整理してみたら、思いのほか収納スペースが空きました。足りないと思っていた収納スペースは、実は我が家にとっては大きすぎたのかも知れません。

大切にしまい込んで無駄にしちゃった食材に申し訳ないですし、「 収納できるからしまっておく 」 は、実は勿体ない事なのかも知れません。

 

一度キッチンの収納について考える必要があるようです。

 

ココまでは我が家のキッチン事情で余談なのですが、お仕事柄各メーカーさんの出されているシステムキッチンを見させて頂く機会も多く、毎回ショールームにで最新のキッチンの収納力たっぷりなシステムキッチンを見るたび

「わぁ~凄い♪ここにも収納がある!こんなにたくさん入る~!!」

なんて楽しく見させさて頂いているのですが、我が家のキッチンに果たしてそこまでの収納力は必要なのかな。。?と、思いまして。

キッチンについてじっくり考えてみる必要があるのでは?と思ったのです。

 

至れり尽くせりなシステムキッチンか、自分らしいオーダーメイドキッチンか。

 

清掃性や機能性、収納力を考えたらメーカーさんの出されているシステムキッチンは正に至れり尽くせり。それはとっても魅力的なモノのだけれど

キッチンの使い方は人それぞれだし、自分の暮らしにあったキッチンなら実はもっとシンプルで良いのかもしれない。

 

 

キッチンは、住まう人の暮らし方が一番はっきりと現れる場所だと思うんです。

家族や来客をたくさん招いてホームパーティをする人。
外食が多く家での食事は簡単に済ませる事が多い人。
お料理が大好きで調味料やお道具をたくさん持っている人。

 

様々なキッチンの使い方があるなかで、使いやすいキッチンの定義は十人十色あると思います。

 

必要な収納量、コンロや食洗機などの設備機器。シンクの大きさや水栓の形。
自分の身長に合わせたワークトップの高さ、清潔が保ててお手入れしやすい作業スペース。

 

自分が一番使いやすいキッチンを実現できるオーダーメイドのキッチンだったら無駄が無く、こだわりを詰め込んでオリジナルのキッチンを作る事が出来ます。

スタンダードな I型 はもちろん、作業スペースを大きく取れる L字型  2~3人でキッチンに立っても楽に作業が出来る コの字 など。

生活やライフスタイルスタイルに寄り添うように作られたオーダーメイドキッチンの製作実例と、キッチンそれぞれの工夫をご紹介いたします。

 

ステンレスワークトップから一段下がったガスコンロが特徴的なキッチン。

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 お施主様セレクトのガスコンロアや食洗機、レンジフードを配置して、ステンレスのワークトップとクリア塗装をかけたシナ合板で作ったキッチンです。

背面に収納棚を設けていますが、キッチン側の主な収納は食洗機下と、横の引き出し計5つだけのシンプルな形状になっています。

ステンレスのワークトップは、シンクと作業台までが高さ85cm。ガスコンロはハーマン社製品で五徳の厚みがある為、5cm下げて五徳の上端がワークトップの高さと揃う様に調整しています。

5cmの差ですが、高さのあるお鍋を使う場合にもスムーズに作業台へ移動する事ができます。

 

よく使うお鍋やフライパンってはコンロ下の網棚に置いて、サッと取り出す!ササッと仕舞う!

鉄のフライパンやスキレット、などを使われているとの事なので、洗って火にかけて乾かした後でも、網棚に置いて収納しながら冷ます事も出来ますね。

これも、とっても便利だと思います。

 

足元の引き出し一切なし!潔いオーダーメイドキッチン。

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 こちらは大胆に足元フルオープン。

素材はステンレスワークトップに、パインの集成材を着色した木部を組み合わせて、落ち着いた雰囲気のキッチンに仕上がりました。

プランの際、伺ったご要望では 「 引き出しの中のお掃除が大変だから足元の引き出しは無くて良いんです。」

と、おっしゃっていらして、凄く大胆だなぁと思ったのですが、これこそオーダーメイドキッチンだから叶うシンプルなキッチン。

施工後にお伺いした際には足元のオープン棚にはカゴや箱を使って綺麗に収納がされており、お掃除の際にはそれらを引き出して床からそのまま掃除機や雑巾で一気にざざーっと。

なるほど。お掃除がしやすくて収納も自由に出来る使いやすそうなキッチンだなと思いました。

 

 

好きな物を全部集めたこだわりのオーダーメイドキッチン

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 モザイクタイルのワークトップと、KOHLER社から取り寄せた可愛らしいホーローのシンクとクラシカルな混合水栓。

横幅1850mmほどのコンパクトなキッチンですが、壁面のアクセントタイルや、木目がうっすら残るように白く塗装した引き出し部分など、随所にこだわりの素材を盛り込んでいます。

取っ手一つにもこだわって好きな物集めて、大好きな物が沢山盛り込んで作ったオーダーメイドキッチン。

好きな物全部が集まったキッチンなら、ここに立ってのお料理はとっても楽しそうですよね。

 

ご夫婦で、時にお客様方と。みんなで楽しむ大きなキッチン。

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コノ字型の大きなワークトップのキッチンは、ご夫婦で並んでキッチンに立たれる事が多く、ご友人を招いてのお食事なども良くされるとの事なので、作業スペースや動線を広く取り、食洗機やオーブンなどキッチン家電もすべてビルトインでスッキリと。

リビング側にフラットに繋がった広々カウンターでキッチンに立つ人とリビングで寛ぐ人との会話を遮らず、キッチンの周りに自然と人が集まるデザインされており、ご友人を招いてのホームパーティでもキッチンを囲んで楽しい時間を過ごす事ができます。

暮らしの真ん中にキッチンを置く事で、訪れる人や過ごす時間の流れが変わる。

自身の暮らし方の中でのキッチンの役割を考えてみるのも大切ですよね。

 

 

集成材のワークトップで木のオーダーメイドキッチン

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上部に長く取り付けたオープン棚には普段使いの食器やお鍋。いつでもササッと取り出して使う事が出来ます。

ワークトップは木製なので耐水性を持たせるためウレタン塗装をかけていますが、鋭利な物をあてたりすると傷が付く事は避けられません。

でも、これから使い込む内に付くであろう傷も、このキッチンなら自然と馴染んで良い風合いになっていくと思えるとおっしゃっていただきました。

木やホーローのシンクの素材感で優しい雰囲気を残しつつ、実用的でカッコいいキッチンに仕上がりました。

これから使い込むうちに味わいが増していくのも楽しみです。

 

整理収納アドバイザーが設計士と一緒に考えた整理収納キッチン。

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整理収納アドバイザーとしてご活躍されている田中はるかさんのお住まいの新築工事の際、設計士の薬師寺祥子さんとのお打合せにご持参されたのは、自宅のキッチンにある物をすべて書き出したリスト。

こうして一覧にし、使う場所やサイズに合わせて最初から物の住所を決めてあげる事が毎日無理なく整理整頓が出来、気持ちよく暮らす為に必要な一番最初の作業になるのですね。

 

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完成したキッチンは、杉の無垢ボードを使用したシンプルなキッチン。

引き出しの数、オープン棚の高さなど、お手持ちのモノに合わせて全て細かなご要望が反映されています。

 

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袖壁に付けられた扉は引き出すと、炊飯器がスライドオープン。

ごちゃつきがちな家電収納もアイデア次第で美しく収納する事ができました。

 

 

素材や形はいろいろ有れど、オーダーメイドキッチンの一番の特徴と言えるのはやはり、キッチンに立つ方のお好みやキッチンの使い方によって素材やデザインを変化させている事。

収納がスッキリしている事も大きな特徴の一つかな?

必要な物、良く使う物は使いやすく収納し、後は好きな小物や雑貨を自分らしく飾って楽しむ。

オーダーメイドキッチンにはそんな「自分らしさ」を追及する楽しみもあるのです。

 

キッチンのリフォームや、家づくりをお考えの際は是非オーダーメイドのキッチンも視野に入れてご自身の暮らしに添ったキッチンづくりをお考えになってみてくださいね。

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大倉山のマンションフルリノベーション。珪藻土の塗り壁。

投稿:やまもとふみこ

 

造作家具の取り付けがほぼ終わった 大倉山のマンションフルリノベーション工事 の本日の様子です。

 

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塗っているのは珪藻土で材料は毎度おなじみの 湯布珪藻土 です。

北海道産の珪藻土の優れた調湿性能と、大分産珪藻土の綺麗な白い色合いが魅力的な湯布珪藻土は、壁面に固める為の材料も食用のでんぷんのりと古紙だけを使用して作られています。

今回はLDKと廊下から玄関までの広い範囲を珪藻土塗り壁で仕上げているので、リノベーション後に調湿性能を体感して頂けるのが楽しみですね。

 

最近はDIYで珪藻土塗りにチャレンジされるお客様も多く、左官道具セットの貸し出しや 珪藻土DIYの応援!! なども行っており

近日中にまた私もご一緒に珪藻土DIYをする予定があるので、左官屋さん達がスイスイと気持ちよく壁を塗っていく様子は思わずじっくり眺めてしまいます。

 

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見ていると本当に簡単そうに塗っていくんだけどなぁ。。

わたしとお客様とで一日かけてやっと仕上げる壁の一面も、気持ちよさそうに鼻歌を謳いながら10分15分で仕上げてしまうんですもの。

見ているだけでも気持ちいい(笑)

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これまで職人さんにお任せしていた作業も、実際に自分で体験してみる事で、その難しさや職人技の尊さをより一層感じる事が出来るようになる物ですね。

例えば材料の練り方、道具の持ち方一つや、水に土を加えるタイミング一つ見ていても、とっても手際よく丁寧にかつ素早く作業している様子から

次のDIYをする時に使える様なヒントがないかどうか必死になって作業を見つめていました。

毎日こなしているからこその手際の良さなのだから、見ているだけで習得できるような簡単な物でもないですけどね。なんとなく(笑)

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畳の小上がりになる天井部分は、杉の羽目板張り。

こちらの小上がりの壁面にも珪藻土を塗るので、畳の床と珪藻土の壁、羽目板の天井とで、自然素材が盛り込まれた優しい空間になりそうです。

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つい先日まで工房で製作されていたキッチンも取り付けが終わって、完成まで養生シートが掛けて待機。

工事完了まであと少し。珪藻土が乾いて全ての養生シートが取れるのが楽しみですね。

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ケヤキの造作カウンターとオーダーメイドのキッチン製作。

投稿:やまもとふみこ

 

大倉山のマンションフルリノベーション工事 の様子です。

今回は現場でのケヤキのカウンター製作の様子と、工房でのオーダーメイドキッチン製作の様子をお伝えします♪

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まずは大倉山の現場へ。

マンションのフルリノベーション工事なので、一度全てを解体しまっさらになった状態から部屋の間取りはもちろん水回り設備の位置なども大きく変更しています。

フローリングが張り終わって、養生シートを敷いた室内は新しく間取りを変えた部屋の間仕切り壁が立ち、室内の形が見えてきました。

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キッチンになる場所から見渡せるLDKの一部は小上がりになっており、畳が入ってモダンな和の設えに。

下部に収納スペースを取れたり、たくさんのお客様がいらしても座卓を囲んで食事ができたり、寝室になったりといろいろと用途の多いスペースです。

和室のないお家も多くなってきましたが、イグサの匂いのする畳の部屋でごろんと寝転がるのはやっぱり気持ちいいんですよね。

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内部の造作材の加工はダイニングスペースになる場所をお借りして。

持ち込んだ大きな材料の加工をしているのはこちらの現場担当の加藤大工です。

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ケヤキの一枚板を加工して、小上がりの窓に取り付けるカウンターを作っています。

ケヤキは古くから日本家屋や神社仏閣などにも使われてきた材料で、磨くととっても綺麗な光沢が出るのが特徴的な貴重な材料なので

鉋がけの上手な加藤大工の手に掛かっての仕上がりが今から楽しみですね。

そして、現場での作業と並行して工房ではキッチンや収納などの製作が大詰めです。

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オーダーメイドでの製作なのでもちろんステンレスのシンクやキッチンカウンター下の収納なども全て特注で作ります。

お客様と担当者とでお打合せをした内容は、工房に戻ってすぐに図面を製作し、職人と共に細部の納まりを確認しながら製作を進めるので、時間や費用の無駄が無くかつ精度の高いオーダーメイド製作が可能です。

木部の製作が終わったら、塗装の仕上げ。 キッチンなどの水廻りで使われる家具には、水はじきを考慮してウレタンクリアー吹き付けの塗装をします。

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塗装はお馴染み佐藤塗装さんの佐藤さん。

タモのカウンターが綺麗に仕上がりました。

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材料を加工して、家具を組み立てて、塗装で綺麗に仕上げをして、仕上がった物はキズを付けないように丁寧に梱包して現場へ入れる日まで大切に保管。

私たちにしてみたら毎日の事で見慣れた風景ではありますが、馴れずに!ダレずに!

お客様からご期待頂いて作っている大切な家具だと言う事を肝に銘じて、最初から最後まで丁寧に大切に仕上げてお届けしています^^

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