TOTO SK106のオリジナル洗面台が完成しました
投稿:やまもとふみこ
お盆休みを頂きまして、休み明け最初のお仕事は造作洗面台の取り付け。
工事の担当は加藤大工。
工事内容は主に洗面台の交換ですが、細かな大工工事も一緒に行うので計二日間の工程になりました。
洗面台の交換 と一口に言うと簡単な工事かと思いきや工事日程が短く、大工・内装工事・設備工事 とそれぞれの職人さんが入れ替わり立ち替りで作業を進めることになるので、ちょっと採寸ミスや部材の発注ミスで、全ての工程が大きくずれたり、一歩間違えば配管が繋がらないかも知れないと言う、ビシビシと緊張感が漂う工事なのであります。
洗面台を取り外したら、床のクッションフロアを張り替え。
こちらの担当はクロス職人の鈴木さん。 作業中に持病の腰痛がおきそうになるハプニングに見舞われ、騙し騙しの作業になりながらも無事クッションフロアの張り替えが終了。
鈴木さん。お大事になさって下さいね。
その間加藤大工は、一緒にご依頼いただいた和室の付長押(なげし)の取り付けです。
雲杉(うんすぎ)で作った付長押を取り付ける際の微調整で、シュルッと鉋(かんな)をかけたら、綺麗な鉋くずが出てきました。
「鉋掛けを見る機会も、最近はなかなか無くなったわよね~」 と、楽しそうに加藤大工の鉋がけの様子を眺めて下さっていたお客様に
薄い鉋くずを 「これ良かったらどうぞ」 と、 プレゼント。
ひらひらとした薄い鉋くずからは、杉の爽やかな良い香りがしていたので香りを楽しんだり、嬉しそうにお部屋に飾って下さっていました。
鉋を掛けるの姿や、鉋くずに喜んでいただけるだなんて、大工冥利に尽きますよね!?加藤大工!!
そんなお話をしている間にもどんどんと現場の作業は進んでおりまして
洗面台の本体を置いたら、給水排水管を結んで洗面台の取り付けが無事終了。
4段の引き出しで収納力もバッチリ。
スッキリと足元を開けてお掃除もしやすく。
大きなシンクとシャワー水栓で手洗いのお洗濯も、畑で収穫したばかりの泥付き野菜をザブザブ洗う事もできると、とても喜んでいただけました。
二日間の工事でオリジナル製作の洗面台の取り付け、無事完了でホッと一安心です^^