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作りつけ家具をつくる

今、都筑区の工場では杜CAFEのオープンに向けて製作中です。

こちらはCAFEのキッチンに納める吊り棚です。

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両面側から見える為これまた気を使います。

今回のポイントはお客様から見える側は継ぎ目の無い様にしたことです。

通常は箱型の家具を作る際には縦に使う 「帆立」 と呼ばれる部材と

横に使う 「地板・天板」 と呼ばれる部材で構成されますが、

各板の厚みのラインが見えて来てしまうのが普通です。

その為に縦と横の継ぎ目が見えてしまいます。

今回は一手間加えて四方留めの様な作り方をしました。

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この方法のせいで木目の繋がりが途切れることが無くすごくスッキリしたデザインに見えます。

両面仕様の吊り棚でメープル材の白い色とシンプルな木目にはこの工法はピッタリな気がします。

気になる方はオープン後に杜CAFEまで見に来られてはいかがでしょうか?

いろいろな意味で杜CAFEのオープンが楽しみですね。

 

そんな中でも仕事の切りの良い場面では、お待たせ致しておりました本棚を製作しました。

ラワン合板で作った本棚がこちらです。

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ラワンの持つ独特の木目がとても良い雰囲気を出していると思います。

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塗装には色付きのオイルを施しています。

高野大工と納品に行ってまいりました。

実際にお部屋に取り付けると工場で見ていたのとは違う色や表情が見えてきてとても素敵だなと思いました。

 

 

そして一息つく間も無くCAFEの最終局面に突入です。

残りは建具と引き出しの面材ですがこの部分は無垢材で製作します。

要するに一番の見栄えになってくる部分でもあります。

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建具は框組みでお得意のホゾで組みます。

ホゾ組みは自分の十八番なので苦も無く加工しちゃいます。

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やはり木工でこういう加工はやっていて楽しいですね~。

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以上です。五味

 

 

クラフトマンの家の家具

こんばんは。家具屋の五味です。

先週はクラフトマンの家に納める家具を仕上げました。

この家具はクラフトマンの家最大の見せ場になる部分です。

いつもそうですが、それはもうかなりの気合を入れています。

その最大の見せ場ですがレッドシダーのキャビネットに取り付く6.5mの天板です。

6.5mの天板と軽く言いましたが、そもそも6・5mもある材木は規格外の大きさですので売ってはいません。。

自分も24年間無垢の家具を作ってきましたが、こんなに大きな板は初めて作ります。

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(材木の使い方を決める木取り作業)

 

これはもちろん「はぎ板」です。はぎとは幅の狭い板を貼り合わせて大きな板にすることを言います。

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(はぎ前の状態)

 

 

はぎは無垢財を扱う木工の基本的な技術ですが、これを失敗すると後に「ハギ割れ」をおこしたりするので最も重要な技術でもあります。

加えてこの長さのものですから当然長手方向にもはぎます。

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(ハタガネを使っての圧締作業)

 

これがまた長いこと長いこと。。骨が折れるとはこの事です。。。

そして完成系がこちらです。変な形をしてるのは取り付け後のお楽しみでとって置きますね。

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メインの天板を仕上げた後、キャビネット本体も順調に組みあがり、工場にところ狭しと置いてあります。

 

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キャビネットの見せ場はこの扉です。

無垢の框を強度の有るホゾ組みで組んでおります。

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「ホゾ組み」は「ダボ組み」などに比べて技術的に経験が必要だったり、作るのに時間もかかったりと高価ではありますが経年で壊れることは先ず有りません。

良い家具と言われる物にはやはりホゾ加工は欠かせません。中に入る羽目板もラフ材を表に出した特徴的な仕上がりです。

羽目板の模様も敢えてランダムになるように全体を見て決めています。

 

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(ホゾ穴を角のみ盤で加工中)

 

そうやって手をかけた家具たちが無事に出荷されてやっと肩の荷が下ります。

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(長すぎてトラックにおさまりません 笑)

 

 

取り付け後の様子はまた後ブログに書かせていただきます。

この夏はまだまだ忙しくなりそうです。

以上です。

 

 

新築戸建の写真ギャラリー。

8月10日 16:21 新築戸建て

yamamoto
yamamoto

投稿:やまもとふみこ

 

お盆に差し掛かって、更に暑さが増してきました。。

明日8/11から8/15まで中山建設では夏季休業を頂きます。

お休み中ご不便をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願い致します。

 

さて。ここから今日の本題。

 

 

家を建てたい!

と思った時に、一番最初に思い描くのはどんな事でしょうか?

お金?土地?間取り??

 

思い悩む事も、考え込んじゃう事も、家創りをしていく中ではきっとたくさんあると思うのです。

夏休みの間いろいろ調べている方も多いかも知れませんね。

 

 

でもまぁせっかくの夏休みです。

麦茶を飲みながら綺麗な写真を眺めてご家族で新しい家についての妄想を膨らませる。。。

なんて過ごし方はどうですかね??^^

 

 

と、言うわけで。

新築戸建の写真のギャラリーをOPENしました。

今回のご紹介は3件。

 

 

加藤邸

 

車いすでの生活を前提に設計された一階部分の間取りや外観が特徴的なこちらの二世帯住宅。

印象深い前面のスロープは、昔の家によくあった縁側を思わせます。

このスロープからは、ご近所の方が遊びにいらしたり、二階にお住いのお孫さんが学校帰りに顔を出してくれたりと、憩いの場としても活用されているそうです。

竣工から約3年。自然素材で創り上げた二世帯住宅は、より味わい深い印象へと変化してきました。

天然素材にこだわった二世帯住宅 : 写真ギャラリーへ

 

 

 

首藤邸

 

こちらは今年の春に竣工した 白楽の長い家。

たびたびブログの記事で工事の様子をご紹介していたこの家も、お引越しが済み、ご家族の暮らしが始まり、

ようやく本当の「住まい」としての表情を写真に残す事が出来ました。

白楽の長い家:写真ギャラリーへ

 

 


石谷邸

 

こちらは上の二軒とはちょっと違って、中山建設では施工協力と言った技術面で家創りに参加させて頂きました 「 浜大工の家。 」 施工は港南区の金子建設です。

設計は中山建設でもおなじみの 古川達也 が担当。

実はこちらのお家のご主人は金子建設の大工さん。中山建設の大工達とも古くからお付き合いの深いお仲間でもあります。

横浜の大工が作る、自身の家。 家創りのプロだからこそのこだわりや思い入れが形になったお住まいです。

施工協力 浜大工の家:写真ギャラリーへ

 

 

 

どうでしょう?

家創りの一番最初に是非して頂きたい「あたらしい暮らしを妄想する」 と言う楽しみのお手伝いになりましたでしょうか??

 

 

 

 

 

 

 

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梅雨の晴れ間の写真撮影な一日。

6月24日 19:25 新築戸建て

yamamoto
yamamoto

投稿:やまもとふみこ

 

 

もうずいぶんと長い事、スカッとした晴れ間を見ていない様な気がしてきました。

お天気が不安定な日々が続くと、予定も狂いっぱなしで困ってしまいます。

 

そんなこんなで、気まぐれなお天気に振り回されつつも、先週土曜日に新築戸建の外観を含めた写真撮影を強行しました(笑)

前日までグズグズだった空模様も奇跡的な晴れ!

きっと日頃の行いが良いのでしょうね(^^)v ♪

 

 

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朝から夕方まで横浜中を走り回って

最後は代表の中山と、設計士古川さんとの2ショットも撮影して頂き日で3件の撮影終了!

今回のカメラマンさんは アドブレイン 塚本さん にお願いしました。

これまでは私のコンデジで撮っていた建物 (と、↑の2人) がどんな風に違って見えてくるのか、今からとても楽しみです^^

 

 

 

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