| Subcribe via RSS

家として家具を作ること

家具屋の五味です。

最近は新築やリフォーム時にキッチンを作る事が多くなってきました。

キッチンもフルオーダーですのでご要望に応じてひとつひとつ手づくりしています。

天板の素材や引き出しと扉のレイアウト、収納する物のサイズや使い方によって

如何様にもできます。とは言え間取りなどの都合上で出来ないこともあります。

家具やキッチンを「家」の一部としてひとつひとつ相談しながら作っていけるのが

自社工場で自社職人が作る最大のメリットだと思います。

 

例えば、これはコンロの下にざっくりフライパンなどを置くスペースです。

FFCE0E5E-A6D0-44FF-814B-86FE1C3EAAD5_1_201_a

 

ステンレスの巻きパイプをスノコ状に組んだスライド棚です。

 

こういうのは既製品のシステムキッチンでは出来ないこともあります。

98D59922-3332-4BB6-AF6E-0FB45C7BAC0F_1_201_a

この様にレールで引き出せて便利です。

 

システムには無い自分だけのキッチンを創造してみるのも良いかもしれませんね。

 

 

 

クルミのラウンドテーブル

家具職人の五味です。

「小屋のある家」は先日お引き渡しを済ませました。

お引き渡しに合わせてテーブルも納品致しました。

E865E4D5-2689-4AAA-856A-9075EE0294B4

 

今回はおそらく家具の中で最も期待して頂いていたテーブルの製作です。

 

5人がゆったりと座れる円形のテーブルをということで

大きさは1300mmと円形のテーブルとしては大型です。

樹種は見た目柔らかな表情のクルミを選択しました。

 

何はともあれ天板の板はぎからスタートです。

CCD49A38-975D-48E6-A19E-BDB175ACE1A7

 

木の表情、木目の組み合わせや材色の統一感、円に切り出した際の時の木口の美しさ、

等々全てを考慮しながら板はぎをしました。

48時間以上乾燥後、表面の仕上げをし円形を作っていきます。

C931DDD1-8D26-4F35-8DE6-4EDDD7AC0A52

 

円形にくり抜くには木工ルータに特製の治具を組み合わせて行います。

30C830A9-CE1E-416E-B698-553CB957D401

0A9B8FBA-168F-4CEC-BCA7-2E9BB9D17A8F

 

端面の仕上げをして天板は完成です。

C8D0D2F4-6058-4948-BCF0-542F9E09F308

 

お次は脚の製作です。

脚のデザインはバランスを見ながら一からの製作です。

円形テーブルはどうしても天板が重く見えてしまうので

脚がきゃしゃになりすぎないように注意しました。

A3E43AB0-0335-4B6C-B102-6287DCC7E7D3

9E95D432-51CC-4BA3-88B2-DE99BD497D43

 

加工もうまくいきました。

組み立てをして天板を乗せてみます。

9AAAF36E-26B7-4F5A-9415-4253B2D50B4E

 

857B6A58-F8C5-4853-91FD-4A60B82DB395

 

4151E99B-46B9-4F2E-8DD7-769CC167DBB8

 

70C7A25E-5236-4736-A423-171C44C75C7B

 

なかなかバランス良くいったのではないでしょうか。

 

完成後ダイニングに納品しました。

407B9B83-F11A-4F95-B69E-A160B95CD85F

他の家具との相性も良かったと思います。

お客様にも大変喜んでいただけて幸せです。

この時点でやっと一安心です。

 

洗面台ミラーの取り付け

家具職人の五味です。

 

新築物件の場合は洗面台を製作することが比較的多いのですが、

今回は洗面台鏡の取り付けをご紹介します。

洗面台収納の扉に鏡をつけて行きます。

 

使う道具はこの三種類

9102A7C5-8331-4D23-B8B7-A4C9899A3ADC

下からセキスイボンド、セキスイミラーマット、速乾ボンドです。

この3つが有れば殆どの鏡は取り付けることができます。

 

先ずはミラーマットを取り付ける部分に墨をして速乾ボンドを塗布します。

B511311E-9850-409E-BE2F-64E75DD1C756

ミラーマットとは両面テープに厚みがありクッション性のある製品です。

50A02EE5-6027-4D7D-A7BF-57C1BDBC10D6

ボンドが乾いたらミラーマットを貼り付けます。

9BB71953-C590-4AE0-9812-07C009BB553D

 

 

 

お次はミラーマットを貼り付けた間にセキスイボンドを塗布します。

676097E0-4318-4959-8C17-F86C9AADF326

 

ミラーマットの保護テープを剥がし鏡を貼り付けます。

7282AB10-58D7-46C1-896F-CF78CD52271D

これで貼り付けは終わりです。

ミラーマットが保持している間にセキスイボンドが固まってくれます。

通常この3点の資材が有れば壁などに大型の鏡も付けることが可能です。

 

それと最近バージョンアップしたのですが、ミラーマットの厚み分(2mm)の隙間が出来ないように

扉の大手(おおで)を出して隙間を隠すやり方に変えています。

3267260F-96A2-4028-BE0F-5187186A3544

 

これの利点としてはミラーマット厚み分の隙間が出来ない事、

手間がほとんど変わらない、大手が広がるので手掛け溝を掘るスペースが産まれる事です。

かなりスッキリした見栄えですね。

1EBF9F78-4203-4760-88C8-63E66C0CDA18

 

今回は以上です。

洗面台、キッチン背面収納

家具職人の五味です。

今回も「小屋のある家」の家具製作です。

洗面台とキッチン背面収納を製作しました。

 

洗面台は

幅1200有るので大きめですね。

面材の木目も繋げています。

ACD8B1FB-166B-421A-A293-276093588172

扉と抽斗が付いているので収納も大容量です。

0E7E1E06-51C1-4763-B223-FC4781590D7A

この上に洗面器を置いて配管工事をします。

A4A65D01-051F-468F-A62C-6074BBF42387

 

 

 

キッチン背面収納

は上吊りの引き戸になっています。

74CC5C93-E2FB-4474-BA19-0B7A984B6C2E

BECF5C24-B06C-4253-9CA8-867C25660726

 

 

D12E4473-D5E9-43E4-AC38-BE59071EAABF

EDB5D461-5918-4FC1-A3B7-7E98397B3B4E

 

 

引き戸のレール部はタモ無垢材で誂えました。

こうすることでとても扉の開閉がスムースになり、かつ丈夫で無垢の質感も得られる仕様になっています。

 

下台は全て抽斗になっています。

右側の空いた部分には炊飯器を乗せるスライド棚がつきます。

24ACF4BD-24F0-4E5A-A637-4C4C24987C73

 

 

これらの家具の形や大きさ、素材も全て弊社の新築に合わせたフルオーダーです。

 

 

造り付け家具の製作

家具職人の五味です。

年明けから「小屋のある家」の家具に取り掛かっております。

家具制作における最初の工程は無垢材を貼り合わせて大きな板にする板矧(いたはぎ)からになります。

家具の甲板と階段板の板矧をしました。

材料は材木屋さんから直接仕入れています。

7733D197-56E7-4AC9-887C-EB1464E03F37

板矧を最初に行う理由は接着剤の水分を飛ばす養生期間を取るためです。

接着剤の水分が木の中に残ったまま表面を仕上げてしまうと水分が抜けた際に板が縮んでしまい、接着箇所に落ち込み筋が生じてしまいます。

7FC5C9C5-69D0-4FCD-ABAB-F262D1854177179B02B2-1565-4049-A9F2-C84845F62383

これは板矧の工程で基本的な事なのですが、もっとも重要な工程です。

板矧後はしっかり養生を取りサンディングで仕上げをし、一枚ずつ梱包しています。

1816996D-1952-44A3-A857-7B8EC6209FCF06FF2747-AFFE-4401-80FA-235514C9A0A9

梱包をしているのは設置までの時間が空く場合に湿度の晒され方にによっては板が反ってしまい、設置が困難になる場合があるからです。

無垢の取り扱いは合板に比べてデリケートなのです。

 

その後は家具本体の制作に移ります。

上部に吊り棚が有り下にはピアノを設置、反対側は部屋の壁になる。間仕切り家具。

E21F18F5-35BF-45FB-B464-87201EEB62AF

非常に大い家具で設置や搬入を考えて特殊なジョイントを使用していきます。

B83B4798-0B34-44A6-AB3D-884C51380A3D

66A42C57-2A92-4A8B-A744-427B450F37B1

 

 

間口が2.7mの吊り棚とデスク。

79844700-2459-466E-A106-BBDE161019FA

 

CC1EBE40-E0E0-4EED-8AB6-1F1A58D289F6

玄関収納を兼ねたベンチ。

0542BA46-172D-4CA3-8099-338A69DAEFBC

 

9A9B62D7-FED9-403D-95A6-0213DC1A3401

この他にも洗面所一式、オーダーキッチン、キッチン背面収納、円形ダイニングテーブル制作等をしていきます。

こんなにも沢山の家具を任せて頂いております。

 

 

 

一枚板伸長式②「伸長脚編」

6月30日 11:48 未分類

gomi
gomi

一枚板で作る伸長式テーブル

今回は脚の製作です。

脚には鉄製ロの字脚をチョイスしました。細身でシンプルな脚です。

IMG_7574

この脚に伸長機能をカスタムしていきます。

 

IMG_7564

天板を受ける腕木をピアノ丁番で固定する為に

タッピングドリルでネジを切っていきます。

IMG_7563

木に穴を開けるのとは大分やり方は違いますが、工具さえあれば問題ない作業です。

 

次に天板を受ける腕木の製作です。

IMG_7547

フラップ天板だけで10kgくらいあるので堅木で製作しました。

形(デザイン)自体に機能が備わっているので製作よりも考える方が大変です。

 

そして独自の形を持つパーツを天板裏に付けます。

IMG_7580

IMG_7586

製作するパーツはシンプルですが腕木やこれらのパーツのフィッテングが最も重要です。

フラップ天板を上げた時に水平な天板になる事はもちろん、

動きのスムーズさ、フラップ天板を上げ下げ時に腕木や他部に干渉しない位置、

10kg以上を支える強度やコストを見越した簡潔な作り等

考えることは沢山あります。

IMG_7589

IMG_7581

フィティングも終わりうまく取付が出来ました。天板にオイル塗装をして完成です。

IMG_7590

 

IMG_7582

後日、弊社でリフォームを指せて頂きましたお客様に納品させていただきました。

IMG_7620

 

IMG_7619

 

IMG_7621

 

IMG_7622

お客様には大変喜んで頂けたと聞き、私も一安心しました。

ありがとうございました。

 

以上