中央に造作のキッチンと、造作のブラックチェリーのダイニングテーブル。
回遊動線が生まれ、人の流れが滞ることなく生活の負担がありません。
ダイニングテーブルは、キッチンと同じ幅で繋がりをもたせ、脚を極力外側に配置したゆったり座れるテーブルになりました。
艶やかな木目が美しく、これからの変化が楽しみでもあります。
キッチンとソファーとの距離感も程よく、キッチンから家族の様子がうかがえるあたたかいリビングです。
造作のソファーは、配置する位置に悩んだ末、窓際に。
お昼寝もできる大型サイズで寛ぎの時間を過ごすことができます。
角柱状のクッションは肘掛や枕にと使い勝手が良さそうです。
また、ソファー下は大容量の収納になっており、ソファー周りが片付き気持ちよく生活できますね。
ソファー正面にはテレビ台と吊り棚を。
シンプルながら、入れるものや電気配線なども考慮した機能的な棚です。
壁掛けのテレビは、角度を変えられるので、ソファーからだけでなく
ダイニングテーブルからも見ることができます。
使い勝手が良いように、キッチンの向きを変更しました。
キッチンと背面収納は全て造作で。
ガス台下のパイプ棚も造作ならでは。洗ったお鍋を気軽にしまえるので、使いやすくお勧めです。
このリノベーションのコンセプトとなったウッドデッキ。
何があっても実現したい最優先事項でした。
マンションでは、ウッドデッキを地面に固定することができないため、施工の工夫があります。
マンションながら、戸建てのようなお庭付きのお家にウッドデッキが備わり、お家とお庭の中間領域を楽しめるようになりました。
玄関からまっすぐに伸びる廊下。
框の引戸は、明り取りに光が抜けるよう。
引戸を開けるとリビングの窓まで一直線に開け、風も気持ちよく抜けていきます。
板張りの天井の下、フローリングの廊下を歩くと、思わず深呼吸したくなりますね。
玄関にはベビーカーを置くためのスペースを確保した上で、棚を設えました。
分電盤も棚の中に配し、すっきりと使いやすい空間になっています。
洗面台はもともと備わっていたものを活用。
引出しのみ作り替えて統一感を出しています。