プラン作成の大きなテーマは二つ。
・南北に抜ける風の通り道を作る。
・ご家族のライフスタイルの変化に合わせて間取りを変える。
部屋を仕切る壁や扉は風の通り道を塞ぐ事にもなるので、
一見すると相反する二つのテーマを一直線に風が抜ける部屋の配置と、
全開放する事が出来る引き戸で解決する事ができました。
南側のベランダから室内を見た様子。北側のベランダに通じる扉や玄関までを一直線に見渡す事が出来ます。
夏の暑い中での工事が続いていましたが、室内には心地よい風が通り抜けていました。
キッチンからダイニングへも一直線。
大きな段差のスキップフロアのLDKの真ん中に、アイランドカウンターを造作しました。
キッチン側にはゴミ箱置き場や、引き出しの収納、家電製品を入れる棚を作り、
リビング側に降りる階段は本棚としてお使いいただけます。
棚の一部分は本体に固定して、握りやすい大きさに作った前框を手すりとして使う事ができます。
階段一段の踏面の幅を広くとり緩やかな階段なので手すりは無くても大丈夫だけれどあると安心
本棚から選んだ本を、階段に座って読みふける。
なんてシーンも想像できる空間ですね。
ダイニングスペースには柵を作りました。ここに座って柵に顎のせてTV観るのも楽しい。
家具が無くても居心地良く座れる場所がたくさんあるので、
毎日の暮らしの中ではもちろん、人がたくさん集まる時にも色々な楽しみ方が出来る間取りです。
隠れた収納スペースもあります。
左の写真は、
室内には入れたくない傘やベビーカー、季節ものの靴など何でも全部こちらへどうぞ。
風通りの良い土間なので洗濯ものの室内干しの部屋としても便利です。
右の写真は、玄関を入って右手に設けた土間。
小上がりの畳スペースから一直線に作られた大きな一部屋。
家具を動かす事で最大三つの個室ゾーンを作る事ができます。
大きな箱家具は家具が滑りやすいよう裏にカグスベ~ルを貼ってあるので、女性でも簡単に移動できます。
お子様が小さい頃には、目が届きやすい様大きな一部屋として。
家具は壁面に添わせて使い、兄妹が出来てお部屋が必要なお年頃になったら家具を動かして壁を作って個室に。
お子様が大きくなって独立したらまたご夫婦で広く大きく使える部屋に戻す。
一生のうちで子ども部屋が必要な時期はそれほど長くないと考えると、
壁を立てて部屋を作るより、自由度が高く使える個室ゾーンは暮らし方の変化に自在に対応する事ができますね。
オリジナル製作のキッチンは、海外製ミーレの食洗機もピッタリ納まる高さで製作。
使い勝手良く引き出しを配置し、キッチン単体でも大容量の収納を備えています。
変化に対応する個室とは反対に、キッチン・洗濯などの家事室・脱衣室と浴室といった
家事動線になる部分には、使う場所に合わせ収納する場所を作りこんでいます。
お化粧品や歯磨き粉、歯ブラシなどは、オープンラックで見やすく使いやすい収納。
洗面台下の棚はカゴを使って引き出しの様にも使えます。
洗面台左手の扉を開けると家事室。
パントリーとして食品や、洗いあがったタオル、下着類などを収納しておくリネン庫を設け
キッチンと一直線の動線で繋いで日々の家事をスムーズに行う事ができます。
自在のある家は、見学会をさせて頂いた際に作成したイメージマップがございます。
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