家づくり
STORY.

暮らし方の理想を実現するまでの出来事や、
お客様それぞれのお気に入りの毎日をお話しいただきます。

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決め手は1枚の絵

築30年ほどの戸建て物件を、フルリノベーションを前提に購入し、
作業をどこに依頼するかはHPで探しました。
木をふんだんに使った家に住みたい、特に無垢がいいと思っていたので、
無垢という言葉で検索し、見つけたのが中山建設さんです。
でもその時はまだ“見積もりを依頼する中の1社”でした。 見積もりは5~6社から取りました。

物件を見てもらい、リノベーションのプランと金額を提案してもらい、
そして私たちは中山建設さんを選びました。

決め手は提案内容がよかったこと!それから中山さんが書いてくれた1枚の絵ですね。
設計図と一緒に持って来てくれた絵には、中山さんのリノベーションのイメージが描かれていました。
それを見ながら話してみて、私たちに合いそうだなと思ったんです。
フルリノベーションでも「いいものは残しましょう」という提案もあり、
中山さんにお願いすればきっといい住まいができると思いました。

結果的に、最初にもらったこの絵がリノベーションのベースになりました。

中山建設さんの費用は少し高めだったけど
見積もりの中には、つくり付け家具の値段も含まれていました。
だから納得したし、今はとても満足しています!

自然とリビングに集まってしまうんです

無垢は絶対いいと思います。中山さんの工房で体験することをおすすめします!
そういえばなんだかみんなリビングに集まってきちゃいますね。
居心地がいいのかな。

私たちは慣れているせいかあまり感じないのですが、家に来るお客さんに「木の香りがいいね」とよく言われます。
クリの木を使った床も3年経っていい色に変わってきました。深みが出てきたというか。
ワックスは1度も塗ってないんですけどね。ズボラな人にこそ合ってる床です(笑)。

2階にある子ども部屋の床はスギを選びました。
やわらかいからけっこうへこんでるし、傷もついています。
男の子2人ですから…。でも肌触りがとってもいいんです。裸足で歩くと気持ちいいですよ。

南向きの窓は光をたっぷり取り込めるように、可能な限り大きい窓にしました。
冬でも光がしっかり入ってきて心地いいですね。

大きな壁は珪藻土です。ちょっとムラがあります?
そうなんです、左官屋さんに教えてもらって私たちが塗ったんです。
子どもも一緒にがんばってくれました!

無垢材の下には床暖が入っています。木の性質上、冬場は板と板の間に隙間ができちゃいますが、
ひと冬越して交換したのは1枚だけ。問題ないです。

それに隙間はできるって、最初に中山さんから聞いていたのでもう慣れました。
床暖だけで十分あったかいですよ。エアコンはほとんど使いません。

造作家具で部屋がすっきり

収納スペースを作ってもらえるというのでお願いしました。
図面の上ではなく現場を見ながら話すことができたのがよかったですね。
メジャーで測って高さや長さを調整してもらって、
TV台や、その上の棚など、私たちの意見をしっかり叶えてもらいました。
TV台はベンチとしても使える高さで、次男はよく座ってレゴ作ったりしています。
特に玄関についてはかなり相談しましたよね。
もともとあった部屋をつぶして納戸を作ってもらいましたけど、
その動線も、納戸の中が見えない工夫も、満足しています。

キッチンやカウンター下などにも家具を作ってもらいました。
使いやすくて、子どももお手伝いするようになりました。

この家で使うために買った家具はほとんどないんです。
入居してからサイズ感を確かめてテーブルと机、
子供用のベッドを買ったくらいで、収納用の家具はまったく買っていません。
だから住んでみて、ギャップがないですよね。
からっぽの状態で引き渡してもらって、そのあとでいろいろ家具を買って置いちゃうと、
まるで別の家みたいに感じることってあると思うんです。そういう違和感はありませんね。

造作してもらった家具はすべて引き戸で、しかも取っ手がありません。
すっきりしているしぶつからないし、それに使いやすいですね。

家具って、ちょうどいいのを見つけるのが意外に大変。
作ってもらってよかったです。トビラもすべて引き戸で上から吊るしています。
下にレールがないのでホコリがたまらないし掃除もラクです。

階段脇の壁も当初は抜いてもらいたいと思っていたんですが、柱として家を支えていたから抜けないと。
だから空いたスペースに冷蔵庫を納めて、裏側には本棚を作ってもらいました。
そこは子どもたちのお気に入りで、階段に座ってよく読書しています。
中山さんに提案してもらわなければ思いつかなかったですね。

「いいものは残しましょう」と中山さんは、階段はそのまま残すことを提案してくれました。
ナラ材の風合いを活かしながらウレタン塗装をして、手すりをつけてもらうだけにしました。
使えるスペースはできるだけ使えるように、ここは入れる?
ここは削る?って、納得するまで何度も繰り返しました。

価格を抑えるために材料をかえたりしたところもありますが、それもすべて納得しています。
庭の桜の木も残して正解です。花は香りがいいし、葉も涼しげでホッとします。


無垢の良さを、住んで実感しています

実際に住んでみると、あーすればよかった、ここはこうした方がよかった・・・って
出てくると思うんですけれど、それがありません。

強いて言えばコンセントぐらいですかね。1ヵ所追加すればよかったかなって。
そのほか不足はないです。

中山さんは、住む人のためにいろいろ考えてくれる人です。
作業に来てくれたしゅうちゃん(大工の秋元修史)も、いいものを作ろうっていう意識が高いんです。
それがわかるから、私たちともいい関係を築くことができたんだと思います。

しゅうちゃんは今も定期的に点検に来てくれます。
3年の間に修理してもらったのは床板1枚だけ。
ほんとうに私たちのことを考えて、ワクワク感を提案してくれました。
究極のサービスだと思います。

妻の妹は建売を購入したんです。
すべて出来上がっているものですから、自分の意見なんて反映されないですよね。
ウチを見て、こんなのもあったらよかったなあ・・・なんてよく言っています。

フローリングには床暖も入っているというんですが、寒くて足が痛くなるらしいです。
こんなに気持ちがいいのは無垢材の良さだと思います。
無垢にしてほんとによかったです!