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床暖房がなくても暖かい床。


暖かい床と聞いて一番に思い浮かぶのは、床面全体から部屋を温めてくれる床暖房でしょうか。


築年数の浅いマンションでは、ほぼ標準装備と言っても過言では無いくらいに普及している床暖房ですが
戸建てに比べて断熱性能が高く、比較的温かなマンションでは、本当に寒さが厳しい12月から3月くらいまでの
年間4か月ほどしか使われる事や使用頻度や設置に掛かるコストを考えるとずいぶん贅沢な設備の様に思えませんか?

実際にリフォームなどでお伺いしたお宅では
「 床暖房ついているけど、光熱費が気になっちゃうからあまり使っていないのよね 」
なんて事も良く聞くお話しですしね。

 

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築10年ほどのマンションのフローリング張り替えをご希望のお客様宅にお伺いした時の写真です。

床暖房の上にはふかふかとした踏み心地の防音フローリングが張られていました。


緩衝(防音)の役割を果たすスポンジにベニヤや合板、などの複数の素材を併せた板になっている複合の防音フローリングは、表面の化粧板に木を薄くスライスした突板(つきいた)や木目調のプリント合板が使われている事が多く
これらは経年で劣化し、傷や剥がれが目立ち、張り替えが必要になるケースが多くみられます。

この時のお話しも正しく、表面の化粧板が剥がれ、鋭くとがって素足で歩くにはとても危険な状態になってしまったフローリングをリフォームしたいとのご相談でした。



フローリングを張り替える為にはまず、このささくれ立った複合フローリングとその下のスポンジを撤去します。
フローリングのスポンジ面は床暖房となる温水が通っているシート状のチューブに接着剤でしっかりと張り付けられているので
解体時には床暖房も一緒に撤去する必要が出てきてしまいます。
つまり、フローリングの張り替え後に床暖房を使いたいとなると、既存の床暖房を撤去してから再度全て新しく施行し直す必要があるわけです。


そしてまた何十年かしてフローリングが劣化したら同じようにフローリングと床暖房を全部撤去してやり直し。
12畳ほどのリビングに6畳分くらいの温水床暖房を入れるとなると30~40万円程度。それにプラスしてフローリングの
材料費や施工費などを合せると 金額的なご負担も大きいですし、何より勿体ない。


でも冬寒いのは嫌!!
足元の冷えがつらい!と、お悩みの方も多くいらっしゃると思います。

床暖房に対応している無垢フローリングもあるのですが、もっとおススメの床があります。
それは、柔らかくて暖かみのある針葉樹系の無垢フローリングです。

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針葉樹は、杉やヒノキ・パイン(松)など、すっと尖った葉っぱの付いている木
広葉樹(タモ・チーク・ウォールナットなど)の無垢フローリングと比べるとわかるのですが、針葉樹系の無垢フローリングは軽くて
手触りも柔らかく暖かみを感じるのが特徴です。
その為、冬の寒い時期にもヒヤッとした冷たさも無く、夏はサラサラとした踏み心地がとても気持ち良いので、素足で歩くにはおススメな樹種なのです。


床暖房のように床が発熱する訳ではないので、他の暖房と合わせてお使い頂く事が必要ですが、お部屋が暖まれば床もほんのり暖まるのをご実感頂ける と思います。

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こちらは同じ針葉樹系のパインの無垢フローリング。
床に当たった光も柔らかく広がってお部屋を明るくしてくれる色合いもとっても魅力的ですね。

横浜市都筑区にある弊社ショールームの床は杉の無垢フローリングを張っています。

 

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無垢フローリングのショールームが出来てから沢山の方に来て頂いているおかげか
だんだんと艶やかで綺麗な色味になってきました。
杉の無垢フローリングの経年変化の様子もご参考にして頂けると思います、

暖かい床を床暖房で叶えるのではなく、無垢フローリングの温もりでヒヤッとしない床にする事で、
一年を通じて快適に過ごす事ができて、これから先ずっと張り替える必要が無い味わいのある床にしてみてはいかがでしょうか?