和室をリメイク。戸襖の交換
一度更新の間が空いてしまうと、なかなか復活のタイミングが掴めなくなります。。
いやいや!ただいまリフォーム中のお家のご紹介もしたいしっ! これから始まるリフォームも盛りだくさんだしっ! 桜も咲いてるしっ!もうすっかり春だしっ!
って事で、本日久しぶりのUPです(笑)
リビングのお隣に和室。
マンションではよく見る間取りですよね。
大人数のお客様がいらした時には座卓を囲んでお食事が出来たり、来客時の寝室としても便利な和室ですが、意外とこの和室を持て余してしまう方も多く、洋室への変更を希望される方も多いです。
今回のお客様も、何年か前に畳をフローリングに交換されていらしたそうで、今回は和室の趣を残している戸襖の交換をご希望でした。
ガーリーな可愛らしい物がお好きとの事ですので、このお部屋のテイストに似合った、素敵な建具をお作りしましょう♪
工程は約二日間。
オーダーメイドで製作した建具の吊り込み一日と、枠の塗装で一日。日を開けての合計二日間の工事です。
この写真は、一日目の最後の方のパチリ。。敷居に何かをササッと滑らせています
建具屋さんのお仕事の最後に、良く見かける光景なのですが。。。。何をしているかお分かりになりますか??
職人さんが手に持って 敷居こすり付けていたのはコレ。
石鹸。。。?ではなく 蝋(ろう) です。
重たい戸も、蝋で滑りを良くした敷居の上をスルスルと気持ちよく滑らせる事ができます。 こうしたちょっこっと知恵袋的な職人技を見るとなんだか楽しくなってきてしまうのは私だけでしょうか。。。?
そして建具屋さんのお仕事完了。
窓の無い和室なので、リビングからの明かりが取り込める様、大きくガラスを入れました。
同じく押入れの扉も同じ面材の扉に交換。
後日枠を白に塗装したら、和室の面影は消え、奥様の趣味の部屋としてのリメイク完了です^^
実はこの扉の面材、遠くから見ると白い扉なのですが、光が当たると薄く
つる草模様が浮かび上がるちょっと変わった面材をセレクトしています。
工事が終わった夕方に入ってきた西日で、綺麗に浮かび上がったつる草模様の扉を見て、奥様がとても喜んで下さいました。
お洋服を作ったり、編み物をするのがお好きと仰ってらしたので
ちょこっとリメイクで益々お気に入りになったこのお部屋は、更なる創作意欲を湧かせてくれそうです^^
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