オリジナル製作の建具を作っています。
投稿:やまもとふみこ
日ごとに暑くなる気温に比例して只今工房内もヒートアップ中。
暑い暑い。。
リフォームなどの現場作業に加え、都筑区の加工場では家具や建具の製作が続いています。
工房での製作・加工を担当してくれるのは家具職人の村越さんです。
シナ合板の扉に引手になる部分だけ雲杉の板をビスケットジョイントして繋ぎます。
引手は彫り込んでスッキリ!が中山建設で良く作る建具のスタイル。
一見ただの板。そしてただの扉。
と思われがちな建具ですが、実はとっても奥深い。
現場で採寸してきた寸法を村越さんに伝えて、各部材の大きさや厚み、現場での納まりを確認しながら、取り付ける際の寸法を割り出して~。。と、少しでも採寸を間違ってしまったら一発アウトなので緊張感ビリビリ。
でもそこは工房と事務所が併設されている私たちの強みと言いましょうか。
現場を確認してきた監督と、実際に製作をする職人とがすぐ近くにいて、お互いに現物を確認し合いながら作業を進める事ができるので、結果複雑な納まりの建具製作も可能なのです。
実際に製作する際には、1/1スケールの実寸で部材の大きさを書き出してみます。
小さな図面では気が付かなかった納まりの問題点が見えてくるのでコレは大切な作業。今日も村越さんが書き出してくれた1/1を見ながら引手の位置などを決めていきました。
出来あがったシナ合板の扉雲杉の彫り込み引手の建具。オイルを塗って完成です♪
そして村越さんがオイルを塗っているのと同じ頃、修ちゃんが作っていたスプルスの格子付き引き戸ももうすぐ完成。
夕方の工房では、完成間近の建具のオイル塗りの光景があちこちで見られました。
あとは現場へ持って行って取り付け。
取り付けの様子もまた別の機会にご紹介いたしますね。
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