職場体験学習2017.11.15.16.17 東山田中学校
投稿:やまもとふみこ
中山建設で中学二年生の職場体験を初めて受け入れたのが2011年の東山田中学校の生徒さんでした。
その時のブログは こちら☆
それから、都筑区の他の中学校も何校か職場体験に来てくれているのですが、東山田中学校の職場体験では他の学校にはない試みでリクルート社さんのご協力の元、職場体験で学んだことや、体験先の社員さんに取材したことを記事にして中学生版タウンワークを作るんですね。
職場体験の後、出来あがったタウンワークを届けてくれるのを毎年楽しみにしていて、これまでの頂いたタウンワークはどれも大切な宝物。時々読み返したりもしています。
「お仕事を体験し、取材し、記事を書き、雑誌を完成させる!」と言うお仕事を既に任されて体験に来ている訳ですから、仕事に対する取り組み方や何を学ぶかなどの事前準備もしっかりと出来ているのですね。
そんな訳で、お仕事の最後にはタウンワークに掲載する為の取材を受けるのですが、毎回結構きわどい質問が来ます。。。(笑)
不思議な事に何故か、自分もっとしっかりしなきゃなーって考えている時にこの職場体験があるんですよ。
で、中学生の子達からの取材で質問に答えるたびに、あぁ私こんな事を考えていたんだ。こんな風になりたいって思ってたんだって改めて思い返す機会になるんです。
今回も取材に応えながら、自分の大切にしているコト、したいコト、働く理由、立場や役割、どんな風に仕事がしたいか等について、再確認する事が出来ました。
かなり?赤裸々だけど、中学生の2人が今回の職場体験で感じた事、学んだことをブログに書いてくれたので、ご紹介したいと思います^^
東山田中学校二年五組福島拓実です。
自分は一度実際にものつくりの現場を見てみたいと思い、志望しました。
ぼくが三日間職場体験をさせていただいて学んだことは、人に感謝することの大切さです。
自分は初日に新築工事のお客様のお手伝いとして、木を切り色を塗るという作業をさせていただきました。
その中で、様々なことを教えていただきました。道具の扱いから、木の良さまで、本当に様々なことです。
まずそこでそのお客様に感謝しなければなりません。自分の家にもかかわらず、やらせていただいて本当に良い体験になりました。
山本さんが取材時に、地域とのつながりを意識しているとおっしゃっていて、それがこういうところにも生きてくるのかな、と思いました。
二日目には、ショールームに行って、お客様のキッチンやお風呂を選びに行きました。
その帰り道に山本さんさんが、一つ家を建てるのにも、100人以上の人がかかわっていると教えてくださいました。
それは電気を通す人であったり、この中山建設という会社であったり、本当にたくさんの人たちです。
そのそれぞれの人たちが、協力したり感謝しあったりでできたものが、家なんだな、と思いました。
その後中山建設の新社屋の現場に連れて行っていただき、そこで草むしりをしました。
正直な話、自分は草むしりをすると聞いたとき、つまらなそうだな、と思っていました。
でもそのあと山本さんが、
「これをただの草むしりにするんじゃなくて、地域の人の為、中山建設の為の草むしりと思ってしよう。」
とおっしゃって下さり、しっかりした気持ちで草むしりをすることができました。三日目も友達と協力して草むしりが出来ました。
終わってほめていただいたときは、とてもうれしかったです。
三日目の午後、山本さんに取材をしました。
その時こちらが、
「この仕事を辞めたいと思った事はありますか。」と聞くと、
「それは実際のところある。けど自分が失敗したとか、自分に改善の余地があるときは、自分を直そうと思ってやめたりしない。
いつかはこの仕事を天職にしたい。」
と、笑いながら語ってくれました。自分にとってこれが最も印象に残った言葉でした。
その後社長さんにこの仕事を漢字一字で表すとどのようになるか聞くと、
「これは自分の生き方、どんな生き方をしたいかがわかっていればすぐにわかる。いろんな人の助言を聞き、自分で考えると、成長できる。俺の場合は(結)だな。」
と、静かに語ってくださいました。
この職場体験を通して、本当にいろんなことを学べました。
家のでき方についても、少しは分かったと思っています。
そして学校や保護者、貴重な体験をさせていただいた大工さん、お客様、ショールームの方々、そしてこの三日間僕らの面倒を見て頂き、仕事を手配してくださった
山本さん、中山建設の皆様に心から感謝したいと思います。
ありがとうございました。今後の学校生活にも生かしていきたいと思います。
東山田中学校 2年の宍戸です。
僕が、中山建設さんを希望した理由は、ものづくりが好きなのと、建築業に興味があったからです。
一日目は、実際に新築工事をしている現場へ行きました。入った瞬間、木のとてもいい香りがしました。
また、中では、お施主様が、丸ノコという、刃が丸いのこぎりを使って、門柱を作る手伝いをさせてもらいました。
最初は、慣れませんでしたが、何回かやるうちに、出来るようになってきました。
失敗したら、一回一回、アドバイスをくれたので、とても順調に進めることが出来ました。
木の長さを測る時は、ずれないようにと、緊張しましたが、とても大切なことなんだなと、実感できました。
二日目は、TOTOのショールームの見学をさせていただきました。
中には、いろんな種類のトイレやキッチン、お風呂などが、ありました。
これらを一つに、決めるのは、簡単なことだと考えていましたが、とても難しかったです。
キッチンでは、色や素材、蛇口、お風呂では、鏡や、窓の位置、大きさ。浴槽の形など、決めることが、沢山あって、家が作られるんだと、分かりました。
三日目は、中山建設さんが、今作っている、新社屋を見学させていただきながら、草刈をしました。
木一つ一つにひらがな一文字と番号が書かれており、しっかりと間違えないように設計されていて、すごかったですし、大工さんは、とてもカッコイイなと思いました。
草刈をやっているときは、始める前に山本さんが、おっしゃっていた、ただの草刈ではなく、誰の為にやるのか、誰が喜んでくれるのか、どうやれば効率よく出来るのかなどを考えながらやりました。
これをやらなければ、大工さんが、やることになっていたので、少しでも工事に、集中できるように頑張りました。
また、効率よく出来たかは、分かりませんが、しっかりと話し合い行動できたと思います。
最後に、山本さんに質問をいくつかさせていただき、話をお聞きしました。
山本さんは、社員の方々と地域の方々とのコミュニケーションをどちらも大切にしていて、自分の役割を見つけ、行動に移していて責任感が強く、真面目な方なんだなと思いました。
この三日間で、家を作るのには、とても多くの人が関わっていること。家を作るうえでの気持ちなど、色々な大切にしなくては、いけないことを学びました。
これらのことを、これからの人生に役立てていこうと思います。三日間、ありがとうございました。
始めは見ず知らずの大人の中で緊張したり、慣れない作業に戸惑ったりもしていたけれど、三日目にお願いした草むしりのお仕事は、二人で協力し合って効率よく、丁寧に作業をしてくれて、三日間でこんなに成長するんだなぁと、もの凄く感心しました。
2人が素直な気持ちで真摯にお仕事に向き合ってくれた成果だと思います。
わたしも見習おうって、心から思いました。二人から教えてもらったコト、大切にしますね。
福島くん
職場体験のリーダーとして三日間のお勤め本当にお疲れ様でした。
責任感が強くてしっかり者で、どこの現場に行っても、誰に会ってもしっかりと挨拶ができるのがとってもカッコよかったです!
最後に私にしてくれた挨拶もとっても立派で、若干ウルってきちゃいましたよ!
一生懸命にお仕事を頑張ってくれてありがとう^^
宍戸くん
社長に「自分を表す一文字って何?」って聞かれて 「笑」 だと答えてくれた宍戸くんは、その言葉の通り三日間ずっと笑顔でお仕事を頑張ってくれましたね!
自分の一文字が「笑」って、とっても素敵です。
私も「笑」を自分の一文字だって言えるように毎日笑顔でいられる様にしていきたいと思いました。
大切な事を教えてくれてありがとう^^
ブログ書いてる様子を覗き見た時は「それ書いちゃうの??」ってちょっとびっくりして、自分はそんなに立派な人じゃないのに。。ってちょっと恥ずかしくなってしまったんです。。
取材に応えながらも、ちょっと誇張しすぎちゃったかな。。?って心配になってしまったりもして。。
でも、正直に真摯に聞いている言葉に対して出た答えなら、きっとそれは自分の正直な気持ちだったのだ!私はこんな風な人でありたいのだ!
と思い、改めて自分に喝!有言実行!!気合の入れ直し!
今回の職場体験も、とっても学びの多い三日間になりました。
中学生の子達に恥ずかしくないよう、しっかりと頑張っていきたいと思います^^
Tags: 中学二年生, 建設業, 職場体験