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秘密基地みたいな寝台のある家。その4 珪藻土塗り壁にチャレンジ。

投稿:やまもとふみこ

 

前回のブログ記事  の続きのお話しです。

左官屋さんが珪藻土塗りで天井面を仕上げた後、お施主様と一緒に壁面の珪藻土塗りにチャレンジしました。

 

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左官屋の佐々木さんから鏝(コテ)と手板を渡されて、いざ左官職人入門!

私も何度か珪藻土塗りにチャレンジしたことがあるのですがスイスイ塗っていく左官職人さんを見ていると、とても簡単そうなのだけど、見るとやるとじゃ大違い(そりゃそうですよね^^:)

 

コテに珪藻土が乗らない。

珪藻土が壁にくっ付かない。

コテが壁にぴったり吸い付いちゃって取れない。

 

↑ これ。一度でも珪藻土塗ってみた事がある方ならきっとわかると思うんです。。

 

 

で、そうならない為に大切なのが、佐々木さんが動画で言っている コテ圧! なのですねきっと。

 

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言葉じゃ上手く伝えられないちょっとしたコツも、一緒に作業する中で少しずつレクチャー。

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一面を塗り終える頃にはすっかりと左官職人の顔つきになっていました^^

珪藻土塗りの作業おつかれさまでございました。

馴れない作業の連続で肩が上がらなくなっちゃうこともあるみたいなので、しっかりほぐしておいてくださいね^^

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珪藻土の壁が乾いたら、大工さんが家具を運び入れてきました。

綺麗に仕上がった壁に傷をつけないようにそっとお願いしますね~。

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通常のベッドの長さよりも少しだけ短く作ったコチラのベッドは、ご主人様が横になってつま先を伸ばしても大丈夫な長さ分を取っています。

オーダーメイドだからできたこのレイアウトで、限られた空間を最大限に広く使うことが出来ました。

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寝台と造り付けの書棚のある秘密基地の完成です♪

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大工さんとお茶する家の建具つり込みと、無垢フローリングを貼る大工さんのお話し。

投稿:やまもとふみこ

 

こちら。

以前にお伝えしました 大工さんとお茶する家 の本日の様子です。

 

 

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工房で製作してきた建具を取り付ける 吊り込み という作業をしています。

お施主様がご自身で貼られているフローリングや、室内の内装工事などはまだ残っていますが、今回の大工さんの出番は今日まで。

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DIYでは難しい壁面の断熱工事や、それに絡む窓枠、新規造作の壁などは大工にお任せいただいて

それ以外の床貼りや壁面の塗装などは、ご家族皆さんで進められていました。

今日はDIYはお休みの様でしたが、室内には私達が持ち込んだ以外の材料がたくさんあったり、色々な道具が揃っていたりして、DIY作業も本格化している様子。

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今日で一足お先に現場を終えるので、残りの工事、、大丈夫かな、、??

なんてちょっと心配していたのですが、現場の片隅に家族四人分並んだ作業用の室内履きを見て、楽しそうに 家づくり を進めていらっしゃる様子が思い浮かびました^^

完成まであともう少しっ!最後まで楽しみながらがんばってくださいね♪^^

そして完成したらご家族と共にお写真を撮らせてください♪

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そして二件目の現場に移動しまして、こちら床貼りしている加藤大工。

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施工性が良く、反りや伸縮が無い複合フローリングと比べ、貼り手間も掛かるし、反ったり割れたりしないように一手間かけた施工が必要な無垢材。

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施工時、何枚かに一枚、ほんの少しの隙間を作って無垢板の伸縮を逃がす隙間を作っている様子をぱちり。

中山建設でフローリング! と言えば   99%くらい? が無垢フローリングを使用している ( たまに複合フローリングも貼ります ) ので、

わたし自身、いつも見ているこの作業風景が当たり前と思っている時があるのだけど、

初めてお会いするお客様に

「 中山建設さんって言ったらやっぱり無垢のフローリングだよね? 」 なんて言って頂ける様になったという事は、大工さんが毎日毎日ていねいに一枚一枚の無垢フローリングを貼ってくれているおかげなのだな。

と、しみじみ思う今日この頃なのであります。

さて。

明日もまたお仕事がんばりましょ~♪

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左官職人とDIY。

今日は左官職人さんのお話しです。^^

 

 


左官 その言葉の語源は平安時代にさかのぼり都づくりの為の建築で、土に関わる職を 「左官 」 木に関わる職(大工)を 「 右官 」と呼ばれていたことから、元は宮中へ出入りする職人たちへ与えた官位と言う説が有力なのだそうです。

建設 という都の発展の為に無くてはならない職に付く人々は、とても尊いものだったのではないでしょうか。

そして現在。

これまでの家づくりの主流であった壁紙などから、珪藻土や漆喰と言った、天然素材の塗り壁の魅力が見直され

リフォームや新築などでも多く使われるようになってきました。

自宅を自分で塗ってみようかな?なんて一度は考えられた方も多いのかもしれませんね^^

現在リフォーム中の * cafe style おばあちゃんの家 * ではお施主様ご夫婦がDIYで塗り壁にチャレンジされました。

 

 

とは言え、何もわからない状態からいきなり珪藻土を塗るのは難しいので今回は二日間。左官職人の佐々木さんに塗り壁のコツを教えてもらいながらの作業です。

 

 

コテの使い方、材料ののばし方。

ほんのちょっとのコツなんだけど、その コツ がわかる度に壁面がキレイに仕上がっていく様子は見ていてもとても楽しげ。

現場では

「わぁ!失敗しちゃった~!」なんて笑い声と

左官職人さんがお手本で見せてくれた華麗な手さばきへの 歓声  が響き渡っていましたよ^^

 

夕方頃には、壁に向かう目つきがすっかりと 左官職人 になっていたお二人。

「 家づくりを楽しむ 」

を体感していただけたのではないでしょうか?^^

珪藻土の塗り方のコツ を紹介した動画をfacebookにて配信中です。

ぜひご覧くださいませ。   facebook ページへは こちら からどうぞ。

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