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モルタル外壁のクラックの補修について、塗装職人の佐藤さんが教えてくれました。

 

投稿:やまもとふみこ

 

いろいろな業種の職人さんとみんなで更新している 中山建設のfacebookページ  で、塗装職人の佐藤さんがモルタル外壁の補修について、とても分かりやすい投稿をしてくれたので転載します^^

 

 

佐藤さんはちょこちょことブログにも登場しているので

ぜひこれまでのお仕事っぷりも見てみてくださいね^^

塗装職人の佐藤さんの登場記事まとめ

 

 

 

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佐藤塗装の佐藤です。
長文です。
今日は外壁のクラック(ひび)処理についてのお話です。
モルタルの外壁だとどうしても経年変化や地震などでクラックが発生します。
色々な要素やケースがありますが、それぞれの状況にあった処理を行うことが重要です。
その判断は非常に難しいので、お客様自身でホームセンターで適当なコーキングを買ってきてひびに詰めればいいというものではありません。
これは後々の処理が大変になる可能性があるので絶対に止めて下さい。
今は、下塗り材の種類によっては、軽度なクラック(ヘアークラックと言いまして髪の毛ぐらいのひび)などは隠れてしまいますので、下塗り材で大丈夫な場合がありますが
中にはきちんと処理しないといけないクラックもありますのでよく注意して工事を行います。
クラックの程度によって、処理の仕方が変わりますが、今回は重度のクラック処理の仕方を参考までに写真で載せておきます。
外壁補修
①  5mm以上の動きのあるクラック
② Uカット
③ プライマー塗付 ウレタンコーキングノンブリード 『ノンブリードが重要!』
④ 強溶剤エポキシシーラー塗付の後、カチオンフィラーが一般的ですが、私は外部用ウレタンパテで段差を無くします。
⑤ 更にドイツのカスター社のクラック補修材を塗布
ローラー
⑥ 既存の壁面のパターン合わせます。(この現場はゆるいマスチックローラーパターン 微弾性フィラーを塗ってます。)

 

クラック2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑦ 完成
 
 
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画像に入ってるコメントだの落書きだのは、わたしからの補足です(笑)
職人さんが作業している様子や、使っている道具、材料などなど。。普段見慣れない作業の様子を見ているのが楽しくて、現場に行くとじーっとお仕事している様子を眺めている事がよくあります(笑)
塗装職人さんの作業は、周囲を汚さない為の養生や下地処理から始まって、ひとつの箇所を仕上げるために何度も工程を重ねていて、根気と丁寧さが必要なお仕事なのだなぁ~と言うのが、正直な印象です。
でも一つ一つ工程での一手間を惜しまない丁寧な仕事が、何年、何十年後にはっきりとした違いになって現れてくるのでしょうね^^
佐藤さんいつも丁寧なお仕事ありがとうございますっ!
また次なるお仕事のレポ期待してますっ!
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動画でのご紹介、始めました。

100㎡ほどはあるかと思われる、マンションの長い長い廊下のクロスの張り替えをご依頼いただきました。

お住まいになられてから10年ほどとの事ですが、ぱっと見た感じ室内はとても綺麗に保たれていて

クロスも貼り替えが必要な程汚れてもいなさそう。。。

と、思ったのですが。

ふと見てみたら

床から1m50cmほどの所で、長い廊下をずら~っと、ひび割れが走っていました。

「一度気がついちゃったらもう気になって気になって。。。」と、お客様。

確かに、ひび割れは玄関から廊下の両側に一直線に続いており、写真で見るより肉眼で見るとそのひび割れ具合はより一層気になる物でした。

原因はおそらく、下地に貼っている石膏ボードのつなぎ目。

長い廊下をずらっと、床から1m50cmの位置で上下に貼り分けている為、時間が経つと共にちょっとずつ動いたボードで、クロスに影響が出たのでは。。

とのご説明をし、今後このひび割れが出ないようにする為には、ボードの貼り替えから行う必要がある事をお伝えしました。

しかし下地のボードの貼り替えから行うとなると、工事によるお施主様の暮らしへのご負担も大きくなるので

今回はひび割れの処理を注意して行い、クロスの貼り替えのみをする事になりました。

クロスの貼り替えはもちろん Kインテリア鈴木さん の登場です。

クロスを剥がしたあと、ひび割れの原因となっていた箇所には寒冷紗と言う繊維テープを貼って、念入りにパテ埋め。

これで今後絶対にひび割れてこない と言う保証が出来るわけではありませんが、この時点で出来る限りの策は講じておきましょう。

今回の貼り替え範囲は玄関、廊下の壁、天井で約74㎡  約3日間の工事になりました。

そして今回から、新たな試みとして職人たちの動画を撮影を行っています。

撮影・製作協力は エイムポイント合同会社 三浦さんと繁竹さん。

彼らは、口下手な私たちの 自分達ではあまり自覚していなかった良い所や、伝えたい事を的確に表現する為のお手伝いをしてくれています。

そしてそれは、中山建設のスタッフである私が内面から見て、日々ブログやfacebookなどで発信している中山建設とはまた違った角度からの表現をしてくれるので

彼らのフィルターを通した 中山建設 もまた、webを通して中山建設を知って下さった方には、とても興味深い物になるのではないでしょうか。

中山建設×エイムポイントの合作として、you tubeに動画をUPしました。

今回の三日間のクロス職人鈴木さんのお仕事をクローズUPしています。

今後、エイムポイントさんと共に様々な楽しい企画も考えています♪ どうぞお楽しみに

*********   併せてご覧ください  *********

【 登場人物紹介  】

クロス職人 : 鈴木慶親

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中山建設HP  :  リフォーム施工事例一覧

 

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