| Subcribe via RSS

Search Results

栃の一枚板で作った立礼卓と和モダンな壁面収納

 

投稿:やまもとふみこ

 

先日、製作の様子をお伝えしておりました栃の一枚板を使用した立礼卓 のお届けに上がってきました。

お友達を招いて茶道のおもてなしをされるお部屋なので、和の設えに併せた壁面収納の取り付けも一緒に行います。

当日の担当は家具職人の村越さんと、大工の秋元君とでお伺い。私はお伺いする事が出来なかったので、今日のブログの写真は全て秋元カメラマンの撮影です^^

 

IMG_0069

 

 

事前に細かな採寸をし、工房で可能な限りの加工を済ませておくことでスムーズに取り付け作業が進みます。

壁面いっぱいに収納を作る事で隠れてしまうコンセントなども、延長して家具の下側に位置をずらして取り付け。 見た目にもスッキリと、電気配線などの使いやすい様にプランしてあります。

IMG_0062

 

テーブルは製作した物をお届け、設置するだけですが

天板も脚も、栃の一枚板を使用して製作したので、二人掛かりで慎重に搬入を済ませました。

 

IMG_0063

 

 

炉の位置やお作法に必要な道具の寸法など、恥ずかしながら茶道に縁のなかった私には、終始手探り状態で何度も確認をしながらの製作だったので、お届けした家具が無事に気に入って頂けるかとても不安でしたが、後日頂いたメールではとっても喜んでいただけたご様子でした。

ほっ。

IMG_0065

 

早速秋のお茶会の計画をされていらっしゃるそうなので、これからお迎えするお客様に立礼卓と壁面収納のお披露目をして頂けるそうです^^

 

IMG_0072




壁面収納の取り付けが終わって、立礼卓にお茶道具をセットして頂いたら、実際に行われるお茶会の雰囲気が良く伝わってきました。

和モダンな壁面収納と、栃の一枚板の立礼卓、無事お届け完了です♪

 

 

 

 

栃の一枚板を使用した立礼卓を製作しています。

投稿:やまもとふみこ

 

立礼卓 (りつれいたく ・ りゅうれいじょく)
と言う家具をご存知ですか??

 

立礼とは、茶道の形式のひとつで、通常は畳の上でお点前をし、お茶をたて、頂く茶道をテーブルと椅子を使って行う形式の事を言います。

明治の初め頃、外国からいらしたお客様を迎えるために考案されたのが立礼の始まりだそうです。

 

正座でのお点前が難しくなってきた方や、和室のある住まいが少なくなってきたことで、正座の習慣が無くなって来ている昨今の暮らしの変化の中でも本格的に茶道を楽しんで頂く事ができる立礼卓。

恥ずかしながら今回、立礼卓の製作のお話しを頂くまで、そのような家具がある事を知りませんでした。

 

使うお道具や、お作法について詳しくお伺いし、実際に使われる方のご要望をお聞きしながら手探りでプランを進めてきましたが

いろいろとお話を伺ったり、調べたりしているうちに、茶道のお道具や所作の美しさ、日本古来のおもてなしの心などを知る事が出来、立礼卓の完成がわたし自身とっても楽しみになってきたのであります。

 

 

11899831_830786717036976_396560913527657195_n

今回使用する材料は 栃(トチ)の一枚板。

一枚板を二つに割り、お茶を立てられる方が使う側とお客様側と二台のテーブルを作ります。

11951981_830786733703641_7506805513861093424_n

こちらは一枚目の写真とは違う栃の板。

先ほどの板を二つに割った状態では幅が足りないので、もう一枚卸した栃の板から必要分を切りだし、接いで幅を確保します。

11219056_830786710370310_281190849507796316_n

二枚の板を同じ厚みに揃える為表面を削り取る 平面出し の作業では足元に木屑がどんどんと積もっていきます。

夏の間は大汗かきながらだったこの作業も、ここ何日かの涼しい気温に助けられてだいぶ楽に進める事が出来たのではないでしょうか~?

11236554_830786753703639_7384147676859007866_n

こちら側はお茶を立てる方が使う卓になるので、お釜がすっぽりと入る様、円をくり抜きます。

出来あがった二台のテーブルは立礼卓として別々に使う事もでき、二台を合せると大きなダイニングテーブルにも出来る様にプランしています。

立礼卓のお話しを頂いてから、どの様な家具なのかをネットでいろいろと調べていたのですが、シンプルな作り物が多い中、いくつか一枚板を使用した個性的な物も見受けられました。

私たちが作る、栃の立礼卓がどの様に仕上がるかどうぞお楽しみになさって下さい。