お引渡し
あ~~という間に12月。
1月が一昨日だったんじゃないかと思うくらいの体感とのギャップを感じます。
そんな書き出しとは全く関係がないのですが「お引き渡し」について
ブログに書き留めたいと思います。
工事期間6~7ヶ月をかけてお客さまと共に工事を進めてきます。
紆余曲折・・ある場合もない場合もあります。
この日を境にみんなで作り上げたお家はお客様の元へ。
よく寂しい気落ちになるという事を聞くのですが
私自身はあまりないのです。ちょっぴりあるけど
むしろホッととしたという気持ちがのほうがはるかに強い。
チームとしての成長・個々の成長感じたり、次への課題みたいな物を考えたりもしています。
お引渡しには担当の大工も参加する。
当たり前の話に聞こえるかもしれませんが、当たり前ではないのです。
もともと大工だった私にとっては、とても不効率に感じてしまってたのです。
この時間、技術のある大工は現場で作業をしている方が、「効率的」と感じていました。
大工時代に一件「建売り」の現場をまかされる機会をいただきました。
そりゃもう一生懸命やりましたよ。材料は無垢材とか全く無縁のお家でしたが
初めて一人で任された現場ですから。
ただお客さまとは顔を合わせる事は一度もありませんでした。
現場を終わらせ、しばらくしてからこそっとと見に行きました。
初めてご家族を見ることが出来ました。豆粒のような大きさですが。。
達成感・喜びと寂しさ複雑な気持ち。。。
3人家族でした。恥ずかしながらちょっと涙が・・笑
こんな気持ちにはさせたくないな~~。
社員の大工には自分がしたかった事、感じたかった事
全てをしてもらいたいし。感じてもらいたいという思いに強くかられ
地鎮祭・打合せ・お引きわたし・見学会に参加できる体制としました。
結果どんどん意識が高まり、現場での会話の先にお客さまのへの配慮も出てきました。
大工がお客さまの顔や人柄を感じる事でクオリティーが上がっていくのを体感しました。
工事が始まり
私たちが見据えているのは、この写真が全てであり目指すものだと思っています。
手を動かし、出来上がった家が評価される工務店である以上
真摯に物づくりに向き合う事でしか立てない場所です。
細かいところは置いといて、中山建設は単純にここを目指すのだ!!
置いとけないけど・・・