雨ニモ負ケズ。。
色々なところで宣伝、告知がありました新事務所の現場報告。
そんな現場から新人なりに、大工目線で日誌のようにお届けしたいと思います!
初めは草刈りからのスタートでした。
あの頃はまだ草原のなかに建っていた基礎。
数日かけて工事ができるようになるまでひたすら草刈り。
腰を曲げて、まるで田植えをしているかのよう。。
ある日、コルセットを買いにホームセンターに駆け込んだのは内緒です。
そんなこんなで草刈りを終わらせ、土台を敷き、建前、上棟となるわけです。
数日前まで草原だったその場所は、雰囲気が変わりいい感じに。
工事的には、柱を立てて、梁を架け、家の骨組みを組んでいくのです。
何も無いところに形を作り上げていくので、とにかく高さとの戦い。
いつもなんとなく踏んで歩いている床の骨組みがこうなっていると思うと。。
新人2人はもちろん慣れているわけないので、膝ガックガク。
高校の文化祭のお化け屋敷なんて可愛いものに見えます。
そこを平然と歩く大工さんたちに早く追いつきたい。。
工事が進むにつれ、どんどん高さも増していきます。
怖さも増す中、作業している時に見える景色も変わっていくわけで、
それをその場で見れるのは、職人の特権だと思います。
膝ガックガクですけどね。。
やっと垂木も並び始め、屋根の形が見えてきました。
ただ屋根ができたわけではありません。新築現場の初めの頃は天気との戦いです。
雨が降る前は、雨対策の養生も必須。降った後は水かき。
屋根ができるまで、雨ニモ負ケズ。。