職場体験学習2016.1早渕中学校
投稿:やまもとふみこ
今年もまた職場体験学習の受け入れを行っています。今日は同じ区内の早渕中学校から二名の生徒さんが職場体験に来てくれました。
中学校によって、職場体験の日数は違いがある様なのですが今回は1日だけの体験です。
何をお願いしようか悩んだのですが
お引き渡しを間近に控えた新田歯科クリニックのほぼ完成している建物内をくまなく見てもらう事。と
naoさんの小物製作のお手伝いをお願いしました。
新田歯科クリニック内部では内装工事が終わり、工事の際に不意に付けてしまった小さな傷の補修作業を行っています。
現場へ向かう車の中では、新田歯科クリニック様の建設工事の様子を綴ってきたブログを見てもらい
これまで職人さん達が大切に大切に創り上げてきた建物なのだと言う事
お施主様に気持ちよく使っていただく為に傷の補修などを行っている事 などを説明しました。
たくさんのお金が掛かっている事はもちろん、たくさんの人達の思いが詰まった建物だと言う事を感じ取ってくれたのか、やや緊張して現場入り。
綺麗に仕上がっている壁や床についたちょっとの汚れや傷も見落とさないように真剣に取り組む二人の姿は、心強くもありました。
午後は工房に戻ってnaoさんのお手伝い。
これまたプレッシャーを感じてのお仕事だったようですが、緊張感の張りつめた一日を無事に終える事が出来ました。
どんな一日でどんな事を感じ取ったのかは、彼らの言葉でご紹介してもらいましょうか。
早渕中学校2年生の土屋義人です。
建設の現場へ実際に行きました。職人の人たちは、とても細かいところまで気をつけながら
ほんの少しの傷なども見逃さずにとても丁寧に作業していました。それでも、荷物を運ぶときに壁とぶつかりできた傷やワックスで塗ったところがはげてしまった場所などもありました。
そこで、その傷の部分などを直す人がいて、色でぬって傷を補修していました。
小物製作では、ちび絵のわくとなる部分を作りました。見た感じとても簡単そうですぐにできると思っていました。
しかし、作ってみると思ったよりも大変で、仕事というのは、大変なんだなぁと改めて感じました。
責任感が必要で仕事でのコミュニケーションが大事だということが今回の職場体験でわかりました。仕事というのは、とても大変だということが
実際に実感できたので良かったです。
早渕中学校2年生の船津亮介です。
建築現場へ行ってみて建物がどのようにして建てられているのかを色々と気づくことができました。
例えば、使用者が気持ちよくいられるように、完成に近づいてくると傷や汚れがないようにチェックして色やワックスがはげていたりすると
問題のある所を塗り直したりしていました。細かいところにも気をつけて建てていて、家具を作ったりするときに出た端材で小物を作って
売ったりもしていました。建築をすると同時にリサイクルもしていたことを一日体験して知ることができました。
仕事というのは使用者の必要とするもの一生懸命作ったり売ったりすることで、責任感がありとても大変なものだと思います。
自分がやっていてつまらないことを仕事にしていても長くは続かないと思うので自分が楽しいと思えること仕事に選ぶことも大切だと思いました。
日々の仕事に追われていると、仕事ってなんだろう って考える事すら忘れてしまいがちなのですが
船津君の 仕事というのは使用者の必要とするもの一生懸命作ったり売ったりすること の一言にハッとしてしまいました。
誰かの為に一生懸命 物事を行うから、感謝をしてもらえて、お金を頂く事ができる。
責任感が必要で仕事でのコミュニケーションが大事 と、書いてくれた土屋君の言葉もまた、お仕事を依頼してくれたお客様への責任はもちろん
一緒に働く仲間たちとの一番大切な事を分かりやすくまとめてくれた言葉だと思います。
土屋君!船津君!
2人が頑張ってくれたお仕事を引き継いで、私たちもこれからより一層お仕事がんばりますね!
お仕事本当にお疲れ様でございました^^