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カリンの無垢フローリングにオイルを塗りました。

投稿:やまもとふみこ

 

15㎡ほどの個室に、カリンの無垢フローリングを張りました。

 

材料自体が貴重なので、無垢フローリングは確保したけれどカリンに似合う巾木が無いっ!!それなら作っちゃえ!!

って事で、巾木もカリンの無垢フローリングで製作しました。

固く加工がしづらいく施工もちょっと大変だったけれど、その分仕上がりの美しさは格別なハズ!!

これまでたくさん無垢フローリングを張って来たけれど、実はカリンを張るのは初めてで仕上がるのをかな~り楽しみにしていたのであります。

 

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で、張り終わったのがコチラ。

。。。?

イメージしていたカリンとだいぶ違う。。。なんか白っぽい。。。カリンってさぁ。。もっとこう。。赤くてツヤツヤしててさぁ。。。

わたしちゃんと カリン! って発注したはずだけど何か間違えちゃったのかな?いやいやそんなハズないちゃんとカリン頼んだし。

でも、オイル塗るだけで本当にあのカリンのイメージになるのかしら。。。?

ちょっと不安になりながらもオイル塗りの準備。

使用するオイルは純国産天然オイルのU-OILです。

 

フローリングの仕上げにはいろいろなオイルがあるけれど作り手の顔が見えて、製品ができるまでのストーリーをしっかりと紹介して下さっている事は、安心安全な素材を選ぶうえでとても心強いと思うんですよね。

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作り手の思いがしっかりとこもっているおかげか、蓋を開けたら泡が♡になっていました♡

やっぱU-OIL凄いなぁ。(きっと偶然)

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スポンジが付いたコテ刷毛を使います。

広い面を一気に塗れるし、オイルの伸びも良くて無駄に塗り過ぎる事も無いのでとってもおススメ。

さささ~っとオイルを伸ばしました。

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オイルを塗っただけでこの色!

思い描いてたカリンだっ!!やっぱり間違っていなかったっ!!

こうなると楽しくなっちゃってあっという間にオイル塗り完了。


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塗り終えた直後は つやつや と言うより ツヤッツヤ

ウエスを惜しみなく使って表面に残ったオイルを拭き取り馴染ませていきます。

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拭き上げ完了!

オイルの拭き取りに使ったウエスは自然発火する危険もあるので、しっかり水に浸してから捨てる様にしましょう。

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なんて綺麗な木目なのでしょう。。。うっとり。

名称未設定

いろいろな無垢フローリングがあって、それぞれオイルを塗った後の仕上がりは本当にきれいなのだけど、カリンほど塗る前と塗った後のギャップが大きい樹種はあまり無いかも知れないです。ギャップ萌え♡

春先にかけての工事で玄関ホール・廊下・階段・LDKと、広範囲でカリンの無垢フローリング張りの工事を予定しています。

広い空間でも圧倒的な存在感を醸してくれるであろうカリンの仕上がりがとても楽しみです^^

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戸建住宅で無垢フローリング張り。

8月1日 19:25

yamamoto
yamamoto

投稿:やまもとふみこ

 

今の時期、ご自宅では裸足で過ごされる方も多いと思いますが、ご自宅の床ぺとぺとしませんか?

ちなみに我が家は賃貸なので思いっきりペトペトします(笑)

無垢フローリング張りをしたお住まいで、素足で気持ちよさそうに過ごされている様子を見ると、とても羨ましくなるものです。

 

無垢フローリングへの張り替えってなんだかハードルが高いような、そんなイメージを持っていらっしゃいませんか?

確かにマンションだと遮音規定や天井高の問題があるので、現状が絨毯やふかふかした防音フローリングの場合は大掛かりな工事になる事もあるのですが

反対に戸建て住宅のフローリングリフォームの場合、マンションのように下階への遮音規定は無く、既存のフローリングの上に無垢フローリングを上張りで施工する工事を行えるので、イメージするよりかずっと工事は簡単に行えるんです。

写真 1

巾木を解体したら、直接無垢フローリングを並べて止めてを繰り替えし。

扉の高さ調整が必要な箇所は、扉とレールを外して付け直し。

無垢フローリングの施工に馴れた大工さんならテンポよく作業を進めていきますよ。

写真 2

仕上げのオイルを塗ったらくっきり綺麗な木目が浮かび上がりました。

使用した無垢フローリングは栗の幅広(120mm)乱尺フローリング。無垢フローリング一枚一枚の幅が広く、長さがランダムなので広い空間では木目の表情がより豊かに見えます。

写真 3

つやつやした複合フローリングから、明るい木目が綺麗な栗の無垢フローリングへ張り終えるとお部屋が優しくて明るい印象になりました。

今回は一階部分のLDK+玄関ホールで約30㎡ほどの施工。工期はおおよそ1週間です。

遮音工事が必要になるマンションに比べると、戸建ての工事の場合は工程が少なく、工期も短く済むのできっとイメージをされていらっしゃるよりかお手軽に無垢フローリングにする事が出来ると思います。

戸建てで無垢フローリングをお考えの際にはお気軽にご相談くださいね。

 

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無垢のフローリングの施工の様子と巾木へのこだわり。

投稿:やまもとふみこ

 

先日より始まりました戸建ての内装と住宅設備入れ替えのリフォームの様子です。今日は無垢のフローリング張りの作業にお邪魔して参りました。

戸建て住宅なので既存のフローリングの上に無垢フローリングを直張りしています。白くてサラサラした質感の無垢フローリングはナラ材です。

仕上がった所から汚さないように養生シートを掛けてしまうので全体像は見えませんが、旧フローリングの上に新しいフローリングを張っている事がよくわかる一枚。

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そして床が張り終わったら大切なポイントがもう一点。

ここです。

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床と壁の接点。ご自宅のお部屋の隅っこを見てみてください。

壁と床の境目にあって部屋の内部をぐるっと一周回っている部材の事を 巾木(はばき) と言います。

壁面の汚れや破損を防ぐ目的もあって取り付けるのが 巾木 なのですが、お部屋の中をぐるっと回っているのでイメージに意外と響きやすい大切な部材だと思うのです。

せっかく無垢のフローリングを張ったのだから、巾木を新建材のビニール素材にしたらなんだかもったいない。

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と言う事で、私たちが無垢フローリングを張る際の幅木はいつも木製の手作りです♪

手間は掛かるのだけど、ココにこだわるとお部屋のイメージがより一層良くなるので手は抜けませんね^^

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そして今回加工して持ち込んだ巾木がこちら。

通常は高さ3cmの巾木を取り付けているのですが、今回は高さ2cmで製作しました。

取り付けた写真がこちら。

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うん。

3cmの巾木よりもよりスッキリとした印象です。

きっと言わなければ気づかない様な本当にちょっとしたこだわりなのだけど、お部屋が仕上がった時の印象が違って見えてくるのではないかな?と思います。

養生が取れて床が見えたらその見え方の違いもまたレポしますね^^

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味わいのある家=主寝室=

元は和室として使用されていた約8帖ほどのお部屋を、ご夫婦の寝室としてご使用になるとの事で

フローリングの床へと張替えを致しました。

襖や障子といった、和室ならではのしつらえを残し、フローリングへのリフォームだったので和の風合いに似合う様、フローリングには杉をセレクト。

素足で歩いたときの触感も柔らかで温かみがあり、とても気持ちが良いものです。張り終えたばかりの この時には杉独特の爽やかな香りが漂っていました。

お部屋の一角にある、床の間だったスペースの床柱はそのまま残す事で空間のアクセントになりました。

古くから培われてきた日本建築の様式美を現代の暮らしに取り込み、現代の暮らし方にアレンジした和モダンの寝室。

これからまた年月を経てフローリングにも、空間そのものにも味わいを増していくことでしょう。

やまもと

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リフォーム