投稿:やまもとふみこ
約45㎡のワンフロアを一日でリニューアル!
弥生台の学習塾セレッソさん から 西粟倉みんなの材木屋さん のジカバリフローリング張りのご依頼を頂きました。
既存カーペットの上に、裏側にゴムが付いた無垢フローリングをジカバリ。塾がお休みの日曜日の朝から夕方までで、工事を終わらせる段取りです。
ただ並べて行くだけなら大工でなくても簡単に施工をする事ができるのですが、ご依頼いただいたからには大工の技と道具と人海戦術(笑)で、一日でバッチリ綺麗に無垢フローリングの床を張り上げてみせましょう!
今回の工事担当は秋元大工を筆頭に、4月入社の見習い大工高野くんと杉山くん。そしてわたくし山本も0.25人前くらいは役に立つんじゃない?って事で現場入り。
合計4名で45㎡のワンフロアをジカバリします!
張り上がりにフローリングが美しく並ぶように、墨出しの作業をするのはもちろん秋元大工。
ピシッと引いた赤い線は、フローリング張り始めの基準線になります。
この時点で全体を張り終えた時の両端のフローリングが小さくなり過ぎないようにしっかりと計算がされているんですね。
思わず端っこから並べていきたくなっちゃいますが、張りはじめはこの基準線から。何事も最初が肝心なのです。
中山建設の大工の中では一番年下だった秋元大工の事を、これまでずっと「修ちゃん修ちゃん」って呼んでたから今でも普通に修ちゃんって呼んじゃうけど、すっかり頼もしい先輩です。
これからは秋元大工って呼ぶようにしようかな。でもやっぱ修ちゃんは修ちゃんなんだよなぁ。
そんな修ちゃんの仕事を盗み見つつ、どんどん作業を進めていく高野くんと杉山くん。
修ちゃんを見習って早く一人前の大工さんになっておくれ。
もちろん0.25人前のわたくしもお手伝い。
基準線が決まれば後はフローリングをはめ込んでいくだけなので、女性でもお子様でも気軽に無垢フローリング張りをする事ができます。
実(さね)といってフローリングをはめ込む凹凸も綺麗で一枚一枚がパチッと気持ちよくハマるジカバリフローリング。
大工さん気分も味わえて楽しいですよ^^
お昼頃、作業も順調に進んで半分くらいまで張り終えたところで、オイルを塗ります。
西粟倉で育ったヒノキの無節の無垢フローリング、オイルを塗ってくっきり浮かび上がる木目がとっても綺麗です。
午後もひたすら作業を進めて、最後の一列。
ココはやっぱり大工ならではの美しい仕上がりを求める所。フローリングの長い面が壁に隙間なくぴったり付く(突きつけって言います)ように秋元大工指導の元、フローリングの最後の一列を張り終えました。
部屋の隅っこを見ると、その現場を担当した大工さんのお仕事っぷりが分かると思うんですよね。
上手な大工さんほど、隅々までがとっても綺麗で部屋全体の空気がぴしっと気持ちよく引き締まっているのです。
フローリングの突きつけ で思い出すのがこの時の修ちゃんのお仕事。 もう6年前?になるんですね。修ちゃんが若いっ!
夕方には予定通り一日で作業を無事に終え、ヒノキの良い香りがする学習塾が出来あがりました。
重たい材料運んだり、一日中屈みこんで床張ったり、オイル塗ったりしていたせいか腰痛が。。。あいたたた。。。
でも、たった一日で無垢の床にリフォームできる みんなの材木屋 さんのジカバリ。
端っこの難しい所は大工さんにおまかせして、後は自分達でDIYするのはきっと楽しいと思いますよ^^
是非一緒に挑戦してみませんか~?
本日の記事でご紹介したジカバリを取り扱っていらっしゃる みんなの材木屋さんHPは こちら
ジカバリフローリングを施工した学習塾 セレッソさんHPは こちら