| Subcribe via RSS

「車寄せのある平屋」の家具

こんにちは、家具屋の五味です。

仕事にかまけてブログを更新せずに

いつの間にか今年も残るところあと数日となってしまいました。

先日、完成見学会を行いました「車寄せのある平屋」の家具達をご紹介いたします。

今回は意匠面にナラ材を使用しています。

ナラ材は一般的には高級材にあたります。

木目がしっかりしていて硬質な質感があります。

キッチンはアイランド型と壁面とセパレートに配置しました。

IMG_6037

 

アイランド型は両面使いの収納扉付きです。

IMG_6038

 壁面側は引き出しを多く配置して、収納を十分に確保いたしました。

IMG_6035

 

ソファーも背と座のクッションを含めフルオーダーメイドいたしました。

大容量の収納引き出しもついています。

IMG_6033

 

 IMG_6034

TV台は間口が3.6mもある超大型ではありますが、

非常にすっきり収まったのではないかと思います。

IMG_6032

天板は無垢材をハギで製作いたしました。

ハギとは材料の幅を目的の幅にするために、繋ぎ合わせる作業の事を言います。

この作業は材料の長さが長くなればなるほど大変であるのと、材料の購入や選定が難しくなってきます。

今回は3.6mあるので苦労する部分もありましたが、綺麗に収まって良かったです。

IMG_5393

このようにハギの際は長い材料を一枚ずつ木目の選定しております。

 

 

建具も家具と共材にて製作しております。

写真の建具は、リビングダイニングのメインの建具なので、無垢の框組で製作しました。

IMG_6041

そしてアイランドキッチンの横にはテーブルをクルミ材で製作しました。

IMG_6036

こちらは総無垢で脚も共材のクルミです。

IMG_6025

 ホゾ組みなので強度は抜群です。

組み立てもクランプしてしっかりかためます。

IMG_6008

 

IMG_6021

 

 

クルミは木目と質感が柔らかくて手触りの良い木です。

テーブルには良く適した木材です。

ナラ材の家具にもとてもマッチしていると思います。

 

他にもトイレ収納やミラー付き洗面台などご紹介しきれないほどありますが、

このようにすべての家具を自社で製作できるのが中山建設の大きな特徴です。

 

 

さて、私の今年の最後のブログですので最近のチャボの花梨さんの様子もご紹介したいと思います。。

 

 

今年の5月に引っ越してきてやっと環境に馴染んできました。

IMG_5779

椅子の上で箱座りしています(笑)

IMG_5988

初めての冬を迎えてこの寛ぎ様ならもう安心ですね。

併設されたカフェに来るお客様にもかわいがってもらっています。

IMG_5833

素敵なカフェテラスを背景に一枚。

 

今年も大変お世話になりました。

ブログを見てくださってありがとうございました。

それでは皆様よいお年を!

 

 

 

 

大きなタモのテーブル

家具屋の五味です。

ここ最近は忙しかったのもあり季節を忘れ仕事に没頭しておりました。

いつの間にか春めいて桜の花が咲く季節になっていました。

昨日は久しぶりに平日休みを取り用事も兼ねてお花見をしてきました。

IMG_3914

例年よりも花が長続きしている気がします。

IMG_3926

9分咲きといったところでしょうか。春を満喫してきました。

 

さて3月に納品させて頂いた「大きなタモのテーブル」をご紹介します。

新規で設計事務所様から頂いたこちらのお仕事ですが

「大きな」とはどれくらいかと言うと、3600㎜×1350㎜という大きさです。

この大きさの板が入る家があるのかと思うところではありますが、

横浜の某会社様事務所に納品させて頂きました。

さすがに搬入と設置の都合上ハギの一枚板とはいきませんので

1800㎜の板2枚を現場でつないで3600㎜になる仕様となっております。

そして今回少し難しかった事があります。

何かと言いますと、長さ方向をつなげた時にハギ板の幅が

揃うようにとのご要望を頂きました。

自分にはこれが一番難しかったです。

その難しさはここでは割愛させて頂きますが、

同業種の家具屋さんがこれを聞いたらすごく大変だなと思う仕様だと思います。

ですが、チャレンジすることは悪い事では無いなと開き直り、

多少の苦労や緊張はしましたが無事に完成し納品することが出来ました。

 

工程順に行きますと、先ずは材料の使い方や大きさを決めて大まかに材料を削って製材する

木取りと呼ばれる作業です。

IMG_3618

ここで木の木目や表情の出し方、悪い部分を落としたりと最重要となる作業です。

IMG_3619

削りをして平面を出したり材料の形を整えます。

IMG_3665

削り後に木目を合わせたり材料を入れ替えながらハギ方を決めます。

ここまでが木取りです。

IMG_3621

 

次に板をハギます。ハギとはすなわち板と板を接ぐことを言います。

木取りで決めたとおりに接ぎ合わせます。

先ほども触れたとおりハギの通り幅を合わせなければならないので

作業としては難しかったです。

後に接いだ部分からハギ割れを起こさないように少し特別な技法でハギます。

IMG_3677 (1)

 

ここまできたら後は目をつぶってても出来ます。

作業の重要度の80%はクリアしています。

残る作業はジョイント金具の加工と両面仕上げです

IMG_3683

しかし、ここからは段取り勝負です。

通常では無い大きさの板で奥行きが1350㎜も有ると一人でひっくり返すことが出来ません。

昼間は1人での作業が多いので大工さんの帰ってくるのを待ったり朝大工さんが出かける前に声を掛けたりと実はここの気苦労が大変でもありました。

IMG_3689

ご覧の通りハギ幅もぴったりと合わせました。

 

加工と仕上げを終え残るは塗装です。

今回はご希望に添い「オリオ2蜜蝋タイプ」に濃い目の色を調色しました。

いわゆるウレタンオイルと言うものです。ある程度の耐水性を持ちつつ

オイル感の良さも兼ね備えてなおかつワックスを掛けたようなスベスベな仕上がりの

オールインワンという感じですね。

無事に完成しました。木目が浮き上がるようでタモ材と色との相性がいい感じです。

IMG_3704

納品はビルの中で少し重かったですがなんとか運び込みました。

今回テーブルの脚はリフォーム現場の大工さんが制作して下さいました。

もちろん綿密な打合せも行っておりますので据付もバッチリ予定通りです。

IMG_3738

 

この広い事務所によく合う大きさです。

事務所の雰囲気を一発で決める存在感です。

ここに10人座るのだそうです。

IMG_3741

据付も終わりこの仕事をやってて良かったって思える瞬間です。

奥の窓から海と船が見えての風景が絵画の様です。

お客様にもとても喜んでいただけました。

久しぶりに無垢を堪能しました。

五味

 

 

 

 

ハギ板テーブル

  • カテゴリーなし