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加工のあれこれ

家具屋の五味です。

今週は加工のご紹介です。

これは何の加工かと言いますと…

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この幅に対して三つ位作ります。

 

ビスケットも加工して…

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板を合わせます。

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そしてこの金具の登場です。

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金具にはボルトが仕込んであります。10mmのレンチでボルトを地道に締めこみます。

この穴の形はボルトをまわす為のサービスホールなのです。

 

そして固く閉めこんだら完成です。表に返せば継ぎ目もほとんど目立ちません。

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この様なカウンターや板どうしの接合に大活躍の金具「カウンタージョイント金具」のご紹介でした。

この金具は非常に便利ですが金具サイズのチョイスや金具の位置、加工合わせの芯がずれると後々不具合が出ます。

何の加工でもそれなりのノウハウが有り、木材の特性などを考慮しなくては良い収まりにはなりません。

日々勉強、日々チャレンジ、他人のやり方も大いに参考にしますが、最後は自分で考えて実行する。

ノウハウや知識は自分で積み上げていってこそ本物になります。

ちょっとくさいですが以上です。

五味

 

 

ウォールナット一枚板テーブル

今週はウォールナットの一枚板テーブルを仕上げました。

幅が2500mmの大きな一枚板です。

芯に近い材で入り皮がありますが、色も良く木目の通ったとてもいい板です。

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なんというか迫力があり木の生命力を感じます。

こういうすばらしい木を加工する時は経験の有無にかかわらず緊張するものです。

 

 

先ずはルーターで平面出しを行います。多少の反りが有ったものの思ったより捩じれが少なく、何とか50mmの厚みに仕上げることができました。

 

平面出し後ルーターの刃の跡を鉋で取り去ります。

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ウォールナットは仕上げの工程が進むたびに色や木目が浮き出てきてとても綺麗です。

そして、木口側は直線にカットせず製材の状態に近いワイルドな仕上がりにしました。

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今回はコード穴が欲しいというご要望で二箇所にコードキャップを取り付けました。

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仕上げ後オイル塗装を施し完成です。

 

五味

 

イロイロな色ガラスの建具

今週はいろいろな建具を8枚製作しています。

建具の仕様や収め方・材質が様々で、以下の内容です。

マホガニー無垢框建具

栂材無垢框建具

タモ突き板フラッシュ開き戸

タモ突き板フラッシュ引き戸

色ガラス入り栂枠

とかなりバリエーションに富んでいます

その中でも色ガラスを入れた珍しいデザインのものがこちら。

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栂材無垢框組みの扉に色ガラスをはめ込みました。

框の扉は40mmのホゾ組みになっているので丈夫に出来ています。

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なんとなくガラスがレトロな雰囲気を醸し出しています。

 

そして、色ガラス入りの木枠です。

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こちらは全てが違うサイズのガラスをはめ込んでいます。

こういうのは結構難しいです。ガラス屋さんに発注するのにも綿密な図面を書いてからとなりました。

何とか一発で予定通りに収まりました。

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たまにはこういうのも面白いですねー

五味

特注スライド棚のダイニング収納の納品

今週は横浜のお宅に他社様からの注文家具を納品して参りました。

この棚は本棚としてはかなりの大きさが有ります。

幅と奥行きが有るので二階に運び込むにも階段からは上げることはできません。

と言う訳で、バルコニー側から引越し屋さんが使う平ロープを使い吊り上げちゃいました。

今回は石谷大工と高野大工にも応援に来てもらい、男2人で吊り上げてもギリギリの重さでした。

運び入れも順調に終わりまして次は家具を据え付けます。

製作前に事前調査に来て細かく収まりや寸法などを測っていたので、既存のカウンターの上にピッタリと計算通りにはまりました。

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きもちいい程ぴったりです。自分的には前日からかなりドキドキしていましたが上手くはまって本当によかったです。

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そして今回大工さんを連れてきた訳は建具の釣り込みが有ったからです。

ダイニングと階段の間の天井にレールを這わせて吊りの引き戸を付けます。

そのレールを吊るのに天井を補強しなければならないのです。

家具を入れる真上の天井を開口して補強材を入れます。

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さすがに大工さんは慣れたもので天井の補強も難なく終わりました。

無事に建具の吊り込みも終わり完成です。

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今回お客様のご要望で本棚に組み込むスライド棚を製作しました。

そのスライド棚を指定の位置で止めたいとのご要望です。

この家具をデザインした設計士さんと私とで試行錯誤した結果この様に成りました。

 

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これはかなり革命的なシステムだと思いますが、何が革命的かというとスライド棚を止めるスライドレールが

かなり限定的なものしかメーカーで開発されていないのです。

これは相当いい結果になりました。

お役様のご要望があって設計士様のアイデアに私の技術が乗っかって生み出された物でいい経験になりました。

ありがとうございました。

お客様にも大変喜んでいただけて一安堵です。

 

 

 

 

 

 

 

アルダー材6mカウンター収納・楢の大型壁面収納の納品をしてきました。

工場では先週に引き続き今週も家具の納品があり、そこに向けての製作に大忙しでした。

先週の納品ではアルダー材で作った6mを超えるカウンター収納と4mのカフェカウンターを納品してきました。

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大工さんにも一緒に取り付けに行ってもらいかなり順調に取り付けることができました。

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現地調査時の採寸も上手くいっていたのと、家具とカウンターの取り付け方法などを工夫したのが

功を奏したのだと思います。

 

そして今週の家具取り付けは背丈の二倍以上の高さの楢柾突き板で作る洗面付きL型壁面収納、

2mを超える大きさのダイニング収納、TV台とかなり物量があります。

これだけの高さがあると重ねるのにも一苦労でした。

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特に難しいのは壁に沿ってL型に折れる所です。

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壁の垂直や直角度などつじつまを合わせて納めなければなりません。

これらを纏めるには製作時からの納め方に対する読みと取り付けの経験が必要になってきます。

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こちらは二日間に及ぶ取り付け作業でしたが、予定通りに終わることができました。

そして来週の納品に向けて更に大型家具を製作中です。

最近では大型家具の注文が増えています。これらの製作を任せてもら

えるのはお客様が家具の

品質を認めてくださっているからだと思います。

ご期待に沿えるよう更に気を引き締めて製作に励みたいと思います。

 

五味

 

 

 

アルダー材で作るカウンター

工場では今、店舗用の什器を製作中です。

アルダーと言う木材で幅が3mある棚を作っています。

3mある木材を一本物で作るので、工場にある機械には通せません。

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木工機械に通らないので全て電動工具での加工になります。

材料の長さと重さがあるので精度良く加工や組み立てをするのがとても難しいです。

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こういう作業は長さと幅を精度良く揃えることが一番大事になります。

組みあがりごスライドレールやスライド兆番、背板をつけます。

扉と引き出しも付き収納もすっきり見えて綺麗ですね。

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とてもうまく行ったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家具職人五味の家具製作日記

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