家具屋の五味です。
6月からじめじめとした日が続いておりますが、
最近は梅雨明け間近なのかグッと気温が上がってきました。
今回は建具をご紹介します。
中山建設では家と家具と建具は全て自社で製作しております。
その中でも家具と建具は家具屋の五味が自社工場で製作しています。
工場を旭区に移転して木工機械を寄り家具製作向きの専用機をそろえましたので
さらにパワーアップしております。
さて本題の建具ですが、
今回製作した建具はラワン突板合板でフラッシュという構造で製作しました。
フラッシュ構造とはよく合板などで多様される構造です。
中が中空になっており、表面は木の突板やポリ合板などで化粧張りをします。
中が中空になっているので見た目よりも軽くそして丈夫にできるのが大きな特徴です。
建具において丈夫さはもちろんですが、軽さは一つの機能と言ってもいいと思います。
中山建設の建具の大きな特徴としましては
大手(おおで)と呼ばれる部材に必ず無垢の木を使っています。
大手とは建具の端の部分に来る材料を指します。
このように無垢の部分に手掛けの掘り込み加工を施すことも出来ます。
こうする事によって手触りや見た目の木質感がよくなりグレードが上がります。
また、こういう大手無垢張りの建具は外注の建具屋さんでは対応してくれません。
無垢の仕事が得意な工場だからできる作り方なんですね。
もちろん総無垢の框組の建具にも対応しております。
框組が気になる方はこちらの過去ログをご覧ください。