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こだわりの造作家具2

家具職人五味です。

前回「こだわりの造作家具」の投稿に引き続き、今度は製作者目線の投稿です。

こだわりのというだけの事はあり非常に細部まで造り込みました。

こだわりポイント1

天板はチークの無垢材をあしらいました。

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チークは他の木材との相性が良く、個性的で有りながら本体のタモ材を引き立ててくれています。さすが銘木ですね。

こだわりポイント2

タモ板目突板貼りです。タモ材は一般的に出回っている材料ですが、今回は既製品では無くオーダー貼りして貰っています。そうすることで木目や色味を揃える事が出来ます。

こだわりポイント3

LED照明の埋め込みです。

限られた部材の中に照明を埋め込むのは苦労しましたが、無事に取り付けることが出来てほっとしました。スイッチの位置や配線経路、電源ユニットの置き場など考える事がとても多いです。

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こだわりポイント4

新規で木取手をオーダー製作しました。

お客様のご要望の形状になるべく添えるように頑張りました。

樹種はこれまたチークでいいアクセントになっております。

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こだわりポイント5

上吊りは引き戸で下台は開き戸になっております。

お客様の使い勝手に合わせた自由度の高い設計はオーダー家具ならではですね。

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以上オーダー家具のご紹介でした。

ヘリンボーンの床を張る。

7月18日 22:52

Nakayama
Nakayama

秋元大工の担当している現場は

増築・サッシ交換・トイレ増設・一部床張り

少しづつたくさんの工事が積み重なります。

それぞれ工事の難易度は高く

工事の進行はゆっくりです。

そんな中床張り工事に突入。

チークのヘリンボーンをセレクト。

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小さなピースを寄木調に敷き並べます。

ひと手間もふた手間もかけて施工します。

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張り上がりは何とも言えない上質な感じになります。

もともとモダンなインテリア内装だった既存宅

バッチリはまる!

仕上りが楽しみですね。

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ヘリンボーン張りのリフォーム工事。完成しました。

投稿:やまもとふみこ

 

リフォームもお引き渡しの日が近くなるにつれ、沢山の職人が現場入りして一気に仕上げの作業を行って行きます。

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石谷大工は枠や幅木の取り付け。

中山建設のリフォームでは家具の取り付けも大工が行うので、細かな残工事を一つ一つ行いながら少しづつ完成に近づいていくのですが、やっぱり工事の最終段階のこの頃はバタバタ。

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クロス職人さんも急ピッチで作業を進めて下さったのでクロスも綺麗に仕上がりました。

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工房で製作した洗面台を取り付けて床の全ての養生シートを取ったら室内をお掃除。

お施主様のDIYで塗り壁の仕上げとフローリングのオイル塗装をして頂いてすべての工事が完了です。

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リビングに併設されていた和室を、チークのヘリンボーンフローリングに張り替えて特別感のあるワンコーナーが仕上がりました。
壁面はお施主様のDIYで湯布珪藻土塗りの仕上げです。

珪藻土は乾いてしまえば白い壁になるので、まだ乾ききっていない珪藻土塗り壁とオイルを塗りたての艶やかなフローリングの今しか見られない表情がとっても印象的でした。

 

 

リフォームから6年後のお住まいに伺ってきました。

投稿:やまもとふみこ

 

「前にリフォームで付けてもらった照明、LEDの電球に変えたいから見てくれない?」

と、6年前にリフォームをさせて頂いたお家へ伺ってきたんですけどね。

なんだかとっても不思議な感覚になったのです。

 

 

例えて言うなら、タイムカプセル開けた時みたいな(笑)

『あー!!そうそう!!ここ凄くこだわって作ったんだ~!!』

とか

『あの頃はこの素材、使ってたな~』

とか。

 

懐かしい思いに浸りつつ、思い出の家の変化の様子を写真に撮らせて頂きました。

 


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使われているうちに自然と艶が増したチークの無垢フローリング。

リフォーム直後のブログ の写真を見比べると、その時の艶とはまた少し違って、落ち着いた柔らかな色合いに変化していました。

経年変化って本当に綺麗。味が出るってこういう事なのだな~と実感。

これを見るとやっぱり無垢フローリングにこだわったリフォームをおススメしてきて良かったなって改めて思います。

 

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そうそう。

この洗面台の棚板部分のすのこは、まだ中山建設の大工さんではなかった石谷大工が応援に来てくれて作ってくれた物。

寸法に合わせたカゴも、色々探し回って決めたんだっけ。

 

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ダイニングテーブルベンチTVボード、ソファテーブルはウォールナットで製作しました。

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今見返すと、あの頃感じた思いや考えていた事 が、ぶわーっと思い浮かんできて、懐かしい記憶がフラッシュバック。

当時のブログの最後に

 

思い描いた物が実際に出来上がって

こうして生活の中に溶け込んでいる様子を見させて頂くのは本当に嬉しい事。

これからも長くご愛用頂けたら嬉しいです^^

 

と、綴っていたあの頃の自分に

「6年後!すっごい良い艶でてますよー!!」と教えてあげたい。

 

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メープルの無垢フローリングを張ったトイレ。

エコカラットをアクセントにして、手洗カウンターも床と同じメープルです。

今はカウンターなどはレッドシダーで作ることが多いので、メープルのカウンターは逆に新鮮な感じ。

素材の選び方一つにしても、じっくり悩んでその時一番良いと思う物をご提案してきたのだなと思いました。

 

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そして今日一番びっくりしたのがコレ。トイレの背面の棚を同じくメープルで格子組んで作ってた事。

古いブログを見返しても、この格子の棚の事には全く触れて無いんですよね。凄く手間の掛かる仕事してるのに。

きっとその頃の私は大工さんが作ったこの格子の棚がどんなに手間暇かけて作っていたのか、全く気が付いていなかったのだと思います。

 

 

「ここ!すっごい大工さん頑張った所だからブログで紹介してあげてー!!」

と。あの頃の自分に言ってあげたい。

 

 

そうそう。6年ぶりのお伺いで、楽しみにしていたけんちゃんとの再会も果たせました。

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けんちゃんも元気でいてくれて嬉しい^^

おひさしぶり♪お会いしたかったですよ♡

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リフォームから6年後の今、お部屋はとても雰囲気に味わいが増してきましたが

カメラを向けると、興味津々で近づいて来てくれるけんちゃんはあの頃と変わらず。

これから5年後10年後の変化も楽しみだなぁと思ったのでありました^^

 

*本日のブログ記事に貼ってあるリンクは、全て6年前こちらのリフォームのをご紹介した記事です。

見比べてみると変化が分かって面白いかも。6年前のけんちゃんにも会えます^^

 

 

無垢のオイル仕上げフローリングに付いた傷のリペア方法をご紹介します。

10月15日 14:18 素材のお話し

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投稿:やまもとふみこ

 

無垢フローリングを張ったリフォームが終わりました!

さぁお引越し!荷物をどんどん運び込みますよっ!!

 

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で、良くあるのがこちら。

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家具を引きずったら、傷が出来ちゃった。。。。

これ。本当に良くあります。

リフォームしたばかり、無垢に張り替えたばっかりと言う事でもの凄いショックを受けてご連絡くださる方、凄く多いです。

でも大丈夫。

だって無垢のオイル塗装フローリングだから。

そんな時は

 「 なおし方を実演するので一緒にやってみます??簡単だし次からご自身でも出来るようになりますよ? 」

なんて言いながらリペアを実演する事もこれまたよくあるんです。

無垢フローリングのお手入れを知ることが出来るいいチャンス!と前向きにとらえると付いた傷も有意義に思える。。?かな?!

*用意するもの*

1. 目の細かい紙やすり 180番くらいが良いです。

2. ぞうきん。

3. 床の仕上げに使ったオイル。

これだけ。

※今回は無垢のオイル仕上げフローリングに限った補修方法です。ウレタン塗装などがしてあるフローリングには向きませんのでご注意ください。

まずは傷が付いてしまった箇所を紙やすりでこすります。

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傷の部分が平らになる様に、ごしごし削っても大丈夫です。

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今回の傷は結構深いっ!!残像が出るくらいごしごし行きましょう!

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表面を削ったのでやすりを掛けた部分が真っ白になりました。

この時点で傷だった箇所が分からなくなるくらいに削っておけばOKです!

ポイントは傷の部分だけを削り取るのではなく、傷が付いた箇所を中心に周りと馴染ませる様にやすりをかける事!これだけ!

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そして表面の削り取った粉を拭き取って、白くなった所にはオイルを塗って色を合せます。

オイル仕上げのフローリング場合、仕上げに使ったオイルと同じオイルで補修するのが良いですよ。

中山建設ではフローリングの仕上げに (株)シオンさん の U-OIL を使っています。

U-OILは純国産の天然オイルでHPからも開発者の顔が見える事や、安全に対する考え方、販売する人たちの責任感、人柄や思い等を感じ取る事が出来、施工する私たち自身が安心して住まい手であるお客様におススメできる塗料です。

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はいっ!

真ん中のちょっと白っぽくなっている所がやすりかけをした後にちょっとだけオイルを馴染ませたところ。

この後もう一度オイルを塗って周りの色と馴染んだら補修完了!傷も綺麗に無くなりました^^

つるつるピカピカの複合フローリングは傷が付きにくいけど、一度付いた傷は簡単になおすことができません。

オイル仕上げの無垢フローリングは傷が付くことはあるけど、何度でも簡単になおすことができます。

どちらもメリットデメリットあるけれど、私はやっぱり無垢のフローリングが好きです^^

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女子会リノベーション~KOHLERのキッチンシンクとシャワー水栓~

投稿:やまもとふみこ

 

わたしがまだ学生だった頃、インテリアコーディネーションの授業では床材、壁紙、住宅設備の一つ一つを選んでプレゼンテーションボードを作る課題があったのですが毎回、水廻りの設備はKOHLERの金具を選んでいました。だって可愛いんだもの。

その度に先生に

KOHLERの商品は確かに素敵だけどお値段も高いし、そんなにたくさん使わせて下さるお客様もなかなかいないのよ~」なんて事を良く言われた物です。

確かに、日本の有名メーカーさんの物と比べたらお値段も高いけど、でもやっぱり個性的な形や色がたくさん揃っている海外社製品はとっても素敵なんだよなぁ~。。

 

と。

密かに憧れ続けていたKOHLER

今回たくさん使わせて頂きました♡

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さりげないロゴもかわいい♡

 

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電球色の照明を付けていたから本来の色が分かりづらいのだけど、

琺瑯のシンクのカラーは優しい色合いのアーモンドカラー。

ブラッシュドクロームの水栓は、アンティークっぽいデザインでありながらも、機能的なシャワー水栓になっていて使い勝手良し◎なのです。

どちらも上品で、タイルの壁面やワークトップの雰囲気と良く似合っています。

 

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こちらの洗面ボウルと水栓金具も同じく KOHLER の中からセレクトしました。

海外製品なので、発注から納品までが3か月近く掛かる事もあるので長期計画のリフォームでないとなかなかご提案ができないのだけど、今回は度重なる女子会打ち合わせ で、

「水廻りは絶対 KOHLER が良いっ!」とお施主様も私も決意が固く(笑)納品を心待ちにしてのキッチンと洗面台の製作だったのであります^^

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学生時代、カタログを眺めては憧れ続けていた水栓やシンクが目の前にあるだなんてちょっと感動♪

デザインも、素材も、設備も取っ手の一つに至るまでたくさん悩んで、本当にお気に入りの物だけを揃えたお部屋が出来あがりました。

家具も小物もこだわって選んでいらっしゃるので、それらが全て揃った時に綺麗な写真を撮りにお伺いしたいと思います^^

是非お楽しみになさってくださいね^^

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