杜Cafe.B、グランドオープンのお知らせ
旭区のショーホーム、クラフトマンの家で着々と準備が進められてきたカフェ、「杜Cafe.B」が、
いよいよ今週末にグランドオープンとなります!
9日はワンコインでのランチ、
10日はビュッフェ形式でのランチが楽しめます!
日々の様子は、@moricafe.bのinstagramでごらんいただけます。
今週末はぜひ杜Cafe.Bに遊びにいらしてくださいね!
Tags: 杜カフェ
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旭区のショーホーム、クラフトマンの家で着々と準備が進められてきたカフェ、「杜Cafe.B」が、
いよいよ今週末にグランドオープンとなります!
9日はワンコインでのランチ、
10日はビュッフェ形式でのランチが楽しめます!
日々の様子は、@moricafe.bのinstagramでごらんいただけます。
今週末はぜひ杜Cafe.Bに遊びにいらしてくださいね!
Tags: 杜カフェ
今、都筑区の工場では杜CAFEのオープンに向けて製作中です。
こちらはCAFEのキッチンに納める吊り棚です。
両面側から見える為これまた気を使います。
今回のポイントはお客様から見える側は継ぎ目の無い様にしたことです。
通常は箱型の家具を作る際には縦に使う 「帆立」 と呼ばれる部材と
横に使う 「地板・天板」 と呼ばれる部材で構成されますが、
各板の厚みのラインが見えて来てしまうのが普通です。
その為に縦と横の継ぎ目が見えてしまいます。
今回は一手間加えて四方留めの様な作り方をしました。
この方法のせいで木目の繋がりが途切れることが無くすごくスッキリしたデザインに見えます。
両面仕様の吊り棚でメープル材の白い色とシンプルな木目にはこの工法はピッタリな気がします。
気になる方はオープン後に杜CAFEまで見に来られてはいかがでしょうか?
いろいろな意味で杜CAFEのオープンが楽しみですね。
そんな中でも仕事の切りの良い場面では、お待たせ致しておりました本棚を製作しました。
ラワン合板で作った本棚がこちらです。
ラワンの持つ独特の木目がとても良い雰囲気を出していると思います。
塗装には色付きのオイルを施しています。
高野大工と納品に行ってまいりました。
実際にお部屋に取り付けると工場で見ていたのとは違う色や表情が見えてきてとても素敵だなと思いました。
そして一息つく間も無くCAFEの最終局面に突入です。
残りは建具と引き出しの面材ですがこの部分は無垢材で製作します。
要するに一番の見栄えになってくる部分でもあります。
建具は框組みでお得意のホゾで組みます。
ホゾ組みは自分の十八番なので苦も無く加工しちゃいます。
やはり木工でこういう加工はやっていて楽しいですね~。
以上です。五味
ブログで最近紹介させていただいている「杜cafe.B」の工事。
大工工事を担当しています。
今回の工事にあたってはいつもお世話になっているアトリエパパス一級建築士事務所の工藤設計士が設計を担当してくれています。
限られた空間の中に必要な機能を盛り込んで行くとまとめるのは大変難しくなります。
厨房機器が納まりつつ機能的でもちろん意匠性もあるために考えつくされた空間に
厨房機器と大工の造作仕事、こちらも工藤設計士が考えつくした自社工場で製作する家具までミリ単位で設計されています。
図面でせっかくすべてがしっかりと納まるように考えられているのに間違えがあっては台無しです。
図面と相違が無いように慎重に仕切りの壁を作る位置から家具の取付位置まで確認しながら作業を進めて行きます。
自社工場で家具製作担当の五味が製作した家具を現場に搬入し設置。
位置だしをしておいた場所にほぼ1ミリの狂いなく設置。
現場では単純に寸法だけ追っても直角や水平垂直などいろんな要素が絡んでくるので寸法どうりにするのは簡単ではないのです。
家具の製作精度が信頼できるから自分も現場で安心して作業を進められるんだと実感。
考えられた設計を実現するために現場の大工と工場の家具職人が密に連携をとれる中山建設の強みかなと自画自賛。
工事はいよいよ最終段階です。
工事には他にもたくさんの職人さんが関わってきます。
そんなところもまた紹介できたらと思います。
こんばんは。家具屋の五味です。
先週はクラフトマンの家に納める家具を仕上げました。
この家具はクラフトマンの家最大の見せ場になる部分です。
いつもそうですが、それはもうかなりの気合を入れています。
その最大の見せ場ですがレッドシダーのキャビネットに取り付く6.5mの天板です。
6.5mの天板と軽く言いましたが、そもそも6・5mもある材木は規格外の大きさですので売ってはいません。。
自分も24年間無垢の家具を作ってきましたが、こんなに大きな板は初めて作ります。
(材木の使い方を決める木取り作業)
これはもちろん「はぎ板」です。はぎとは幅の狭い板を貼り合わせて大きな板にすることを言います。
(はぎ前の状態)
はぎは無垢財を扱う木工の基本的な技術ですが、これを失敗すると後に「ハギ割れ」をおこしたりするので最も重要な技術でもあります。
加えてこの長さのものですから当然長手方向にもはぎます。
(ハタガネを使っての圧締作業)
これがまた長いこと長いこと。。骨が折れるとはこの事です。。。
そして完成系がこちらです。変な形をしてるのは取り付け後のお楽しみでとって置きますね。
メインの天板を仕上げた後、キャビネット本体も順調に組みあがり、工場にところ狭しと置いてあります。
キャビネットの見せ場はこの扉です。
無垢の框を強度の有るホゾ組みで組んでおります。
「ホゾ組み」は「ダボ組み」などに比べて技術的に経験が必要だったり、作るのに時間もかかったりと高価ではありますが経年で壊れることは先ず有りません。
良い家具と言われる物にはやはりホゾ加工は欠かせません。中に入る羽目板もラフ材を表に出した特徴的な仕上がりです。
羽目板の模様も敢えてランダムになるように全体を見て決めています。
(ホゾ穴を角のみ盤で加工中)
そうやって手をかけた家具たちが無事に出荷されてやっと肩の荷が下ります。
(長すぎてトラックにおさまりません 笑)
取り付け後の様子はまた後ブログに書かせていただきます。
この夏はまだまだ忙しくなりそうです。
以上です。
クラフトマンの家もいよいよ大詰めに入り建具の製作に入っています。
レッドシダーで作る玄関引き違い戸です。
日頃から無垢の框扉の加工は慣れてはいるものの、今回は特別に緊張感があります。
毎日、大工さんの目に晒される訳ですから家具屋としては失敗はできません。。
ビシッと気を引き締め加工に入ります。
木取りを終え勝手墨を施した加工待ちの材料達。
ホゾ穴の加工をするのに穴の墨付けをします。この作業は鉛筆では行いません。
筋け引きという小さな刃物の付いた道具を使い筋を引きます。
この筋は限りなく点に近い線である為、精度の要る作業には欠かせません。
筋を引いたら角のみ盤で穴を開けます。
精度良く開けることができました。
今度は穴に合わせてホゾを作ります。
丸鋸でホゾの胴付きを決めます。
次はホゾの「だき」(厚み)を決め程よい入り具合に調整します。
そしてホゾの「きき」(幅)を決め中間の島を抜きます。島を設けることでホゾ穴の強度を高める事ができます。
ここまででホゾとホゾ穴の加工は終わりです。
框を組む前に必要な加工はできるだけやってしまいます。
大きな建具になってからでは取り回しが悪く作業が難航するからです。
やっと組み立てに入ることができます。
接着剤を塗布し、旗がねで締め込み圧締をします。
上手く組みあがりました。鉋で表面を仕上げ完成です。
吊り込みが楽しみです。後は大工さんよろしくお願いします。
五味
投稿:やまもとふみこ
事務所の中がむあっと暑いです。
工房にいると蚊に刺されまくるようになりました。
梅雨を飛び越して夏が来たのかと思うくらいの陽気で、ちゃぼさんズも早速夏バテ気味。
見かねた五味さんが、りんりんとかえちゃん専用の扇風機を置いてくれました。
扇風機の風を独り占めしているのがりんりん(かりん)
りんりんの下で尾っぽだけ風に当たっているのがかえちゃん(かえで)
りんりんに座布団にされて怒っているけど優しいのがかえちゃん。
座布団にしてるかえちゃんが怒っているのにちっとも動じないのがりんりん。
会社でちゃぼ飼うまで鳥がこんなに性格違うと思わなかった。
そんなこんなで、ちゃぼさんズも相変わらず元気にしております。
で、ココ最近の暑いお天気できっとこの日も晴れるだろうと勝手に思い込んでいた先日の日曜日。
ぐるっと回れる家の動画と竣工写真の撮影に行ってきました。
中山建設の撮る動画の主役は住んでいらっしゃるご家族で、家はあくまでも背景。
ご家族の楽しい暮らしの様子を見させていただきました^^
狙ったとおり、当日はお天気も良く外観の写真もばっちり!これまで新築の竣工写真でスキッと晴れることがあんまり無かったので、とても嬉しい。
今回の動画には社長の中山と社用車のトィンゴさんも出演予定。
オレンジ色のトィンゴさんが、ぐるっと回れる家の濃いグレーの外壁に良く映えてました。
トウィンゴさんさっそく大活躍です。
そして、ぐるっと回れる家をお引渡ししてから初めて、この家を訪れた古川設計士が
「すごく素敵だね~!この○○がいいじゃない~」なんて嬉しそうにお話しする様子も動画でご紹介できると思います^^
撮影も順調に進み、ぐるっと回れる家の楽しい暮らしの様子が撮れました^^
動画の完成が今から楽しみ♪
ぐるっと回れる家の工事中の様子から完成した竣工写真まで、家づくりの様子はこちらでもご紹介しています。
是非ご覧ください。