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作りつけ家具をつくる

今、都筑区の工場では杜CAFEのオープンに向けて製作中です。

こちらはCAFEのキッチンに納める吊り棚です。

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両面側から見える為これまた気を使います。

今回のポイントはお客様から見える側は継ぎ目の無い様にしたことです。

通常は箱型の家具を作る際には縦に使う 「帆立」 と呼ばれる部材と

横に使う 「地板・天板」 と呼ばれる部材で構成されますが、

各板の厚みのラインが見えて来てしまうのが普通です。

その為に縦と横の継ぎ目が見えてしまいます。

今回は一手間加えて四方留めの様な作り方をしました。

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この方法のせいで木目の繋がりが途切れることが無くすごくスッキリしたデザインに見えます。

両面仕様の吊り棚でメープル材の白い色とシンプルな木目にはこの工法はピッタリな気がします。

気になる方はオープン後に杜CAFEまで見に来られてはいかがでしょうか?

いろいろな意味で杜CAFEのオープンが楽しみですね。

 

そんな中でも仕事の切りの良い場面では、お待たせ致しておりました本棚を製作しました。

ラワン合板で作った本棚がこちらです。

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ラワンの持つ独特の木目がとても良い雰囲気を出していると思います。

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塗装には色付きのオイルを施しています。

高野大工と納品に行ってまいりました。

実際にお部屋に取り付けると工場で見ていたのとは違う色や表情が見えてきてとても素敵だなと思いました。

 

 

そして一息つく間も無くCAFEの最終局面に突入です。

残りは建具と引き出しの面材ですがこの部分は無垢材で製作します。

要するに一番の見栄えになってくる部分でもあります。

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建具は框組みでお得意のホゾで組みます。

ホゾ組みは自分の十八番なので苦も無く加工しちゃいます。

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やはり木工でこういう加工はやっていて楽しいですね~。

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以上です。五味

 

 

いいご縁

先日、新たな新築プロジェクト「屋外テラスと屋内テラスのある家」が始まりました。

 

今回のプロジェクトは、中山建設としてはめずらしく?都心の新築プロジェクトで、

東京都新宿区の狭小地に3階建ての二世帯住宅を建てる計画です。

 

 

新築プロジェクトが立ち上がると、ホームページに進捗を載せていくため、

さまざまな資料を見たり、お客さまとのやりとりの経緯や設計のコンセプトプランに関するお話を聞いて、

お客さまとの初めての接点から、設計契約を結ばせていただくまでのストーリーを知るということをしています。

 

今回は狭小地であることと、2世帯であることから、諸制約が厳しい上に、お客さまの要望は2倍!

坂や狭小地、変形敷地といった厳しい条件が多い横浜で家づくりを探求してきた古川設計士と中山建設。

最強とも言えるタッグで臨んでも、とても難しいチャレンジだったのではないかと思います。

 

次々に出てくる課題と要望。

一つ一つ丁寧に検討した上で作り上げても、残念ながらすべてを盛り込むことは出来ませんが、

要望になかった付加価値をも提案するプランを練り上げ、真正面からお客さまと向き合ったことにより、

お客さまとの良い関係が築かれていったように感じました。

まだまだ進化していくプラン、この先が楽しみです。

 

 

そうそう、3階にできたこの不思議な空間が気になるんですよね~(笑)

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この正体については、後々新築ホームページの進捗でご報告したいと思います!

 

よろしければ、新築ホームページの記事もご覧くださいませ。

ホームページはこちら>>

 

 

 

実は、初めてお宅にお伺いし、現地調査とヒアリングをさせていただいた後、

代表中山がFacebookにその日のことを投稿しているのです。

そこには、

『いいご縁になります様に!!
なりそうな気がする』

って書いてあります。

きっとこの日の時点で、いいご縁が決まっていたのでしょうね(^^)

 

このご縁を大切にしていきたいですね。

そして、この先どんなご縁が待っているのか楽しみです!

 

 

役割分担

2月6日 7:42 未分類

石谷 真介
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ブログで最近紹介させていただいている「杜cafe.B」の工事。
大工工事を担当しています。
今回の工事にあたってはいつもお世話になっているアトリエパパス一級建築士事務所の工藤設計士が設計を担当してくれています。

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限られた空間の中に必要な機能を盛り込んで行くとまとめるのは大変難しくなります。
厨房機器が納まりつつ機能的でもちろん意匠性もあるために考えつくされた空間に
厨房機器と大工の造作仕事、こちらも工藤設計士が考えつくした自社工場で製作する家具までミリ単位で設計されています。

図面でせっかくすべてがしっかりと納まるように考えられているのに間違えがあっては台無しです。
図面と相違が無いように慎重に仕切りの壁を作る位置から家具の取付位置まで確認しながら作業を進めて行きます。

自社工場で家具製作担当の五味が製作した家具を現場に搬入し設置。

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位置だしをしておいた場所にほぼ1ミリの狂いなく設置。
現場では単純に寸法だけ追っても直角や水平垂直などいろんな要素が絡んでくるので寸法どうりにするのは簡単ではないのです。

家具の製作精度が信頼できるから自分も現場で安心して作業を進められるんだと実感。
考えられた設計を実現するために現場の大工と工場の家具職人が密に連携をとれる中山建設の強みかなと自画自賛。
工事はいよいよ最終段階です。

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工事には他にもたくさんの職人さんが関わってきます。
そんなところもまた紹介できたらと思います。

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初の試み

中山建設では、毎週全スタッフが集まってミーティングをしています。

1週間、それぞれどんな仕事をしたのか、どんなことを感じたのか、

上手くいったこと、改善すべきこと、などなどを話し合い、

解決できることは解決し、次の仕事へつなげていくということを積み重ねています。

 

いつもは工房で開催しているこのミーティング。

先週は開催場所をお引き渡し直前の「ミニコーナーのある家」に移して、スタッフ全員で引き渡し前の最終チェックを行いました。

 

私にとっては、中山建設で働くようになって初めての新築物件です。

お引き渡し前のお家に入るのはドキドキわくわく。

最終チェックといっても、どんなことをチェックするのかな??なんて思いながら現地へ向かいました。

 

お家の中は新築のいい香り(^^)

そういえば、自分が家を買った時は、クロスの汚れやキズ、フローリングのキズなどをチェックして、

ここ直してください!って渡したな~。などと思い出しておりました。

大工さんたちがやるチェックは当然そんなレベルのものではないですよね(^^;

 

厳しい?目で各所をチェックしていく大工さんたち。

気になったところにはマスキングテープで目印を貼っていきます。

大工さんだからこその視点、チェック項目があるのでしょう。

 

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ズバリ、「どんな所をチェックしているのですか??」と聞いてみると・・

加藤大工から「すきま」というキーワードが返ってきました。

・・・

わかるような。。わからないような。。。(苦笑)

 

そして、今回新たな試みだったり、現場で苦労したところなどは、実際の現場を見ながら伝え合っていました。

言葉だけで説明するよりも、実際のものを見ながら説明した方が圧倒的に伝わりますよね。

この施工する時には、絶対ここを注意してやらないと!といった話も。

大工さんたちの知識や経験もそれぞれ違うので、こういった情報の共有はとても大切なことですね。

 

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最後は全員で気づいたことや感想などをシェア。

設計、大工、家具職人、木工作家、お客さま同等、と

役割や立場が違うメンバーがそれぞれの視点で気づいたり感じることは、やはり違いますし、

こんな視点で見ているんだな。ということがわかり、とてもいい機会になりました。

 

 

今回は会社から現場が近かったのもあり、実現したミーティングでしたが、

これからもこういった試みは可能な限り続けていけたら良いのではないかと思います。

 

「ミニコーナーのある家」は無事に引き渡しが終わりました。

竣工写真も撮影したので、出来上がりが楽しみです♪♪

 

クラフトマンの家 無垢フローリングオイル塗装

7月12日 18:08 新築戸建て

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先日、クラフトマンの家の無垢フローリングにオイル塗装をしました。

 

大工さんたちは猫の手も借りたい忙しさの中、各々の現場の合間をぬってクラフトマンの家の施工を進めています。

そんな中、オイル塗装のヘルプ要員が必要とのことで、私もお手伝いに行くことに!!

 

ご自宅のフローリングのメンテナンスとして自分でオイル塗装していると聞くこともあるので、

ご経験のある方はかなりいらっしゃるのかな?

我が家は「オイルは塗らないでください」と言われ(理由はよく聞きませんでした(^^;)たので、

面倒がなくていいや~。くらいな感じでやったことがないのです(笑)

 

まったくの素人、初めての作業でお手伝いになるのか?怪しいところではありますが(^^;

私は何かしらの形でお手伝いできることが嬉しくて、やったことのない作業を体験できるのが楽しみで、

わくわくしながら現場へ向かいました。

 

まずは工房になるフロアから。

このフロアは杉の無垢ボードを使用したフローリングです。

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高野大工がオイル塗装に取り掛かっていました。

隅まで丁寧に施工しています。

 

オイルはこちら

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リボス社の自然塗料です。

 

さて、私もお手伝いを!

私はウェス(布)で拭き取り作業をしました。

クーラーが効かない部屋で黙々と。汗だくになりながら…

ただ拭くだけなのですが、足腰や腕が結構疲れます(^^;

でも、私、こういう作業嫌いじゃないです!(笑)

 

このフロアが終わったころには、かなり疲れていましたが、

ここからメインフロア、リビングのオイル塗装作業です!

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こちらのフロアは、ナラの無垢フローリングです。

樹の種類によって木目に特徴があるのですが、ナラは木目がおとなしいのが特徴だそうです。

 

私はオイル塗りをしながら、さまざまな木目を楽しんでいました。

 

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こちら、綺麗な年輪ですね。この樹が育った年月に思いを馳せてみたり・・・

 

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これは誰かがいたずら書きしたような木目です。

どことなく某メーカーのエアコン うるるとさらら のぴちょん君をさかさまにしたような(笑)

 

木目を楽しむのも、無垢フローリングの楽しみですね(^^)

 

そんなこんなで無事に2フロアのオイル塗装が終了しました。

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リビングはこんな感じで、造作家具もそろってきましたよ。

正面にはソファが入るのですが、ソファーが入ったらまた雰囲気が変わってくるかもしれませんね。

とても楽しみです。

 

さて、初めてのオイル塗装作業。誰でもできる作業でしたが、なんとかお役に立てたのではないかと思います!

こうやって、自分の手をかけていくと、どんどん愛着が湧いてきますね。

 

「クラフトマンの家」も完成間近。

引き続き、完成をお楽しみにお待ちください!

 

クラフトマンの家の家具

こんばんは。家具屋の五味です。

先週はクラフトマンの家に納める家具を仕上げました。

この家具はクラフトマンの家最大の見せ場になる部分です。

いつもそうですが、それはもうかなりの気合を入れています。

その最大の見せ場ですがレッドシダーのキャビネットに取り付く6.5mの天板です。

6.5mの天板と軽く言いましたが、そもそも6・5mもある材木は規格外の大きさですので売ってはいません。。

自分も24年間無垢の家具を作ってきましたが、こんなに大きな板は初めて作ります。

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(材木の使い方を決める木取り作業)

 

これはもちろん「はぎ板」です。はぎとは幅の狭い板を貼り合わせて大きな板にすることを言います。

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(はぎ前の状態)

 

 

はぎは無垢財を扱う木工の基本的な技術ですが、これを失敗すると後に「ハギ割れ」をおこしたりするので最も重要な技術でもあります。

加えてこの長さのものですから当然長手方向にもはぎます。

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(ハタガネを使っての圧締作業)

 

これがまた長いこと長いこと。。骨が折れるとはこの事です。。。

そして完成系がこちらです。変な形をしてるのは取り付け後のお楽しみでとって置きますね。

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メインの天板を仕上げた後、キャビネット本体も順調に組みあがり、工場にところ狭しと置いてあります。

 

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キャビネットの見せ場はこの扉です。

無垢の框を強度の有るホゾ組みで組んでおります。

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「ホゾ組み」は「ダボ組み」などに比べて技術的に経験が必要だったり、作るのに時間もかかったりと高価ではありますが経年で壊れることは先ず有りません。

良い家具と言われる物にはやはりホゾ加工は欠かせません。中に入る羽目板もラフ材を表に出した特徴的な仕上がりです。

羽目板の模様も敢えてランダムになるように全体を見て決めています。

 

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(ホゾ穴を角のみ盤で加工中)

 

そうやって手をかけた家具たちが無事に出荷されてやっと肩の荷が下ります。

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(長すぎてトラックにおさまりません 笑)

 

 

取り付け後の様子はまた後ブログに書かせていただきます。

この夏はまだまだ忙しくなりそうです。

以上です。