ケヤキの造作カウンターとオーダーメイドのキッチン製作。
投稿:やまもとふみこ
大倉山のマンションフルリノベーション工事 の様子です。
今回は現場でのケヤキのカウンター製作の様子と、工房でのオーダーメイドキッチン製作の様子をお伝えします♪
まずは大倉山の現場へ。
マンションのフルリノベーション工事なので、一度全てを解体しまっさらになった状態から部屋の間取りはもちろん水回り設備の位置なども大きく変更しています。
フローリングが張り終わって、養生シートを敷いた室内は新しく間取りを変えた部屋の間仕切り壁が立ち、室内の形が見えてきました。
キッチンになる場所から見渡せるLDKの一部は小上がりになっており、畳が入ってモダンな和の設えに。
下部に収納スペースを取れたり、たくさんのお客様がいらしても座卓を囲んで食事ができたり、寝室になったりといろいろと用途の多いスペースです。
和室のないお家も多くなってきましたが、イグサの匂いのする畳の部屋でごろんと寝転がるのはやっぱり気持ちいいんですよね。
内部の造作材の加工はダイニングスペースになる場所をお借りして。
持ち込んだ大きな材料の加工をしているのはこちらの現場担当の加藤大工です。
ケヤキの一枚板を加工して、小上がりの窓に取り付けるカウンターを作っています。
ケヤキは古くから日本家屋や神社仏閣などにも使われてきた材料で、磨くととっても綺麗な光沢が出るのが特徴的な貴重な材料なので
鉋がけの上手な加藤大工の手に掛かっての仕上がりが今から楽しみですね。
そして、現場での作業と並行して工房ではキッチンや収納などの製作が大詰めです。
オーダーメイドでの製作なのでもちろんステンレスのシンクやキッチンカウンター下の収納なども全て特注で作ります。
お客様と担当者とでお打合せをした内容は、工房に戻ってすぐに図面を製作し、職人と共に細部の納まりを確認しながら製作を進めるので、時間や費用の無駄が無くかつ精度の高いオーダーメイド製作が可能です。
木部の製作が終わったら、塗装の仕上げ。 キッチンなどの水廻りで使われる家具には、水はじきを考慮してウレタンクリアー吹き付けの塗装をします。
塗装はお馴染み佐藤塗装さんの佐藤さん。
タモのカウンターが綺麗に仕上がりました。
材料を加工して、家具を組み立てて、塗装で綺麗に仕上げをして、仕上がった物はキズを付けないように丁寧に梱包して現場へ入れる日まで大切に保管。
私たちにしてみたら毎日の事で見慣れた風景ではありますが、馴れずに!ダレずに!
お客様からご期待頂いて作っている大切な家具だと言う事を肝に銘じて、最初から最後まで丁寧に大切に仕上げてお届けしています^^
Tags: オリジナルキッチン, オーダーメイドキッチン, ステンレス, マンション, マンションリノベーション, リフォーム, 和室, 小上がり, 木, 木材, 無垢, 畳工房のある家。シャーウィンウィリアムズの壁塗りDIY
投稿:やまもとふみこ
いろいろな色 を見るのってとっても楽しいと思うんです。
例えばお洋服を買いに行く時なんかも、自分に似合う色、自分が好きな色、今までは着たことが無かったけど新しく似合う色が見つかったらとっても嬉しいですよね^^
たくさんの色を見て悩むのは建設でも一緒で、壁面一面だけにちょっとアクセントカラーを入れたい。
なんて時にはすごく悩むもの。
そんな時に塗装担当の佐藤さんが持ってきてくれる、シャーウィンウィリアムズのカラー見本帳は、とってもわくわくする綺麗な色がたくさん揃っています。
既存の壁紙の上にも塗りやすく、匂いも少なく、ローラーで手軽に塗れる事からDIY向きの塗料と言えますし何より
1268色のカラーそれぞれに付いた名前も自然の中に存在する色をイメージしてつけられているのが可愛いっ!!
ちょこっと例を挙げると
Cloudbrurst = 豪雨 晴天に急にくる雨雲の様な黒み掛かったあざやかなブルー
Berbena = ヴァーベナ 可愛らしい小花のピンク
IceCube = アイスキューブ 冴えわたるような青みがかった白
といった感じに、色の名前からイメージを膨らませるのも楽しい見本帳なんです^^
今回はお施主様が、ものづくりをされていらっしゃる方と言う事で、DIYにもとても興味深く色決めも楽しんで行っていただきました。
そしていざDIY!
珪藻土と並んで、DIYしてみたいとおっしゃって下さる方が多い塗装工事ですが、道具の使い方や養生のポイントなどを塗装職人さんから習えばもっと楽しく、もっときれいに仕上げる事ができるんじゃないかしら?
そして何より、先生をしている時の佐藤さんもとても楽しそうです。
今回お選びいただいたカラーは
egg shell = たまごの殻 その名前の通り、光沢の無い優しいイエローでした。
一面だけのアクセントカラーにぴったりの柔らかな優しい黄色。
クローゼットの中にも同じ色が塗られていました^^
お洋服を選ぶのが楽しくなりそうなアクセントですよね♪
毎日を過ごすお部屋に一つだけ、本当にお気に入りの色を選ぶのだから
「たくさんあり過ぎて分からないっ!もうこれでいーやー!!」 みたいに決めたらもったいない。
たくさん見て迷って、「この色が大好きっ!」って思えるような色をご一緒に見つけましょう^^
そしてそれをDIYで塗っちゃったりしたらもっと楽しい?!かもしれませんよ?
Tags: アクセントカラー, シャーウィンウィリアムズ, 塗装, 壁塗り, 横浜, DIY
ねこたまりの家:外壁塗装の色決め大作戦。
投稿:やまもとふみこ
「 お家の外壁の色、何色に塗り替えます~? 」
なんて聞かれて、即答できる方ってまずいらっしゃらないと思うんです。
例えばお部屋の中だったら、ソファに似合う色の系統とかって、なんとな~くイメージが付くし
お洋服だったら自分に似合う色、似合わない色もだいたいわかっていらっしゃると思うんですけど、家の外壁って正直言ってイメージが湧かないと思うんです。
毎回外壁の色決めの時には、あれこれ悩んだりたくさんサンプルを取り寄せたりして、あれこれなやんで決まる感じだったのですが
手探り状態で上手くイメージできなかったり、仕上がりが不安だったりしながらのお打合せに何か打開策を考えねばー!と、常々思っていたのであります。
そこで。
凄く分かりづらい写真で申し訳ないのですが、外観写真の外壁部分を切り抜きました♡
家だけでなく周囲の風景も写り込んだ写真を使って、ご近所との調和を見る事も出来るようにしました^^
お打合せ前に、わたしのほうで似合う色、似合わない色、お好きそうな色の色紙を何種類か用意しておいて、裏側に差し込むとパッと外観のイメージが変わると言う優れもの。
きっとデジタルやってしまった方が早いし使い勝手も良いのだろうけど、切り絵にして紙で見られる方がなんとなく楽しいかなって思って作りました。
そして当日実際に現場に伺い、お施主様と一緒に切り絵と外観を見比べながらイメージを固めます。
屋根や破風の色との調和を考えながら塗装職人の佐藤さんも一緒に、お打合せを進めて行きました。
塗りあがった外壁が、「イメージぴったり♡」とか「素敵っ!」って思っていただけたら今回の作戦は大成功かな?
仕上がりが楽しみなのであります^^
Tags: 塗装, 外壁の色決め, 外壁塗装, 屋根, 破風
リフォーム後の、お引越し後。*映画館になる家
投稿:やまもとふみこ
わたしたちは、工事が完了してお引き渡しが済んだら「終わったなぁ~。。。」と、思ってしまうんですけど
リフォームのご依頼を下さったお客様は、お引き渡し後のお引越しが済んで、暮らしが落ち着いてきた頃に「やっとリフォームが終わった~。。」と思われるんじゃないかな?と思うんですよね。
自分の家なのに物の位置や居場所が定まらないって凄くせわしなくて、物を片づけたり仕舞ったり、移動したりと、毎日あれこれとやる事があるものです。
そんな忙しない時期が一段落する度に、物の場所が決まって、人の居場所が定まって、だんだんと新しい暮らしに馴染んでいくんですよね。
実は私、引っ越し大好きなので、そんな忙しなさと共に段々と暮らしに馴染んでいく感じ、嫌いじゃなかったりします^^
先日お引き渡しが済んだ 映画館になる家 に、ちょこっと残工事があったので、秋元大工と一緒にお伺いしてきました。
お引越しから2週間くらい経った室内は家具が入って、絵や小物が飾られていて、すっかりと暮らしが出来あがっていました。
キッチン家電や入れたいもののサイズ、添う様に配置するダイニングテーブルのサイズを考慮して作ったキッチンのアイランドカウンターも大活躍!
こうして出来上がって、新しい暮らしが始まった室内を見せて頂くと平面図に描かれていたプランを見ながら、「ここはこんな風に使って~。。こんなことができます」 なんて話していた事が、しっかりと実現できた事が嬉しいものですね^^
工事も家具製作も全て担当した秋元大工も嬉しそうでした。
家具が入ると断然、フローリングや内装の見栄えが増しますよね^^
施工中には撮れなかった、雰囲気の良い写真が撮れるのが嬉しくて、ぱちぱち撮らせて頂いちゃいました
映画館になる家 のコンセプトの中心にあった大きなスクリーンも、プラン通りに収まって、ご希望通りにご活用頂けている様です^^
『どお?新しいお家好きっ?』
って聞いてみたら凄~く嬉しそうに大きく頷いてくれた笑顔を見て、今回のリフォームも大成功っ♪ とニヤニヤしちゃったのは内緒です。
= 映画館になる家のブログ記事 =
リフォーム初日の記事がこちら。完成後と是非比べてください。
10日間で工事はこれだけ進むっ!
天井にある仕掛けをしました。完成後はハンモックが吊るせます♪
家具製作は工房で。現場以外でも作業は進みます。
綺麗な仕上がりが長続きするのは〇〇〇〇を大切にしてるから。
クロスの貼り替えはいつものあの人。
実は私も工事に参加しました。
大工さんが語る完成間近の現場の様子
何気に私も作業に参加しました。
Tags: DIY, ハンモック, ホームシアター, リフォーム, 杉, 横浜市, 無垢フローリング, 珪藻土, 神奈川区, 都筑区下地処理が大切なんです:映画館になる家
投稿:やまもとふみこ
大工工事が一段落した映画館になる家は、ただ塗装の工程中。
今回は窓枠や扉枠等の枠の塗装。わたしが伺った時には、塗装職人の小澤さんが下処理のやすり掛けをしていました。
築30年ほどのマンションで、これまでにも何度かリフォームや補修工事がされているようなのですが、見えない所に古いクロス貼りの箇所が残っていたり、洋室に付長押があったりして 「この部屋元は和室だったのかな~?」 なんて事を推理するのも楽しいです(笑)
窓枠にも、どうやら補修をした痕跡を発見。。!
白いペンキの上にグレーのペンキを上塗りした様ですね。でも下処理が甘かったようで、グレーのペンキがペリペリと剥がれてきてしまっています。
「そうならないようにしっかりヤスリ掛けて下地綺麗にしておかないとね~」
って言いながら、ずーっと黙々と作業を進めておりました。
枠が綺麗に塗装されると、襟を正したようにお部屋の空気がピッと引き締まる感じがするんです。ぼやけた線を綺麗に引き直す感じ。
隅っこがキッチリ綺麗だと、とっても気持ちが良いですよね^^
沢山運び込んだペンキが使われるのは下処理が終わった後。3度塗りなのでなかなか手間の掛かるお仕事ですが、ぴっちり綺麗な仕上がり!楽しみにしていますっ♪
Tags: ペンキ塗り, 下地処理, 塗装, 塗装職人, 扉枠, 窓枠