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フラッシュの建具・無垢の建具

今週はリフォーム物件に向けた家具製作が一段落した後、休むまもなく建具製作に入りました。

今回の建具はリフォームとあわせてのご発注です。

建具と一括りに言ってもデザインや素材、作り方は様々です。

一枚一枚取り付け場所に合わせて無垢材や合板材などをチョイスしていきます。

基本的にはフラッシュ構造の建具が多いですが要所々で無垢を織り交ぜています。

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フラッシュの中芯材です。横に走る材料の本数や位置は取り付く金具やレバーハンドルの位置や剛性など細かく考えられています。

この様に芯材の表裏を合板で覆っていくのがフラッシュ構造となります。

フラッシュのメリットとしては重量を低く抑えることができます。建具としては開け閉めするときに軽く動かすことができます。

そして表面材も多種の中から選択が可能です。

こちらはナラ柾目の突き板で作ったものです。

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こちらは白ポリタイプです。

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こちらはフラッシュの建具の端に付く大手と呼ばれる材料を貼っているところです。

ここには拘りがあって手触りや質感の高い無垢材を貼り付けています。

これがあるのと無いのとではグレードが数段違います。

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そしてフラッシュでもこんな事もできます。

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中に仕切りのあるガラスが入るタイプです。これはある意味では無垢で作る建具よりも難易度は上がります。

ガラスも後から交換がきくように考えられています。

 

そしてこちらは無垢材で作った框の建具です。

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フラッシュの建具と無垢の建具では仕事的にも似て非なるものです。

作り方も違えば使う道具も全く変わってきます。

その一つにホゾとホゾ穴を高精度で加工できなければなりません。

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様々なタイプの建具をほぼ同時進行で作っていくので大量生産のように効率よくは行きません。

しかし、その分細かい仕様に対応できたり、他社様では作れない物にも対応しております。

 

五味

 

クラフトマンの家 無垢フローリングオイル塗装

7月12日 18:08 新築戸建て

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先日、クラフトマンの家の無垢フローリングにオイル塗装をしました。

 

大工さんたちは猫の手も借りたい忙しさの中、各々の現場の合間をぬってクラフトマンの家の施工を進めています。

そんな中、オイル塗装のヘルプ要員が必要とのことで、私もお手伝いに行くことに!!

 

ご自宅のフローリングのメンテナンスとして自分でオイル塗装していると聞くこともあるので、

ご経験のある方はかなりいらっしゃるのかな?

我が家は「オイルは塗らないでください」と言われ(理由はよく聞きませんでした(^^;)たので、

面倒がなくていいや~。くらいな感じでやったことがないのです(笑)

 

まったくの素人、初めての作業でお手伝いになるのか?怪しいところではありますが(^^;

私は何かしらの形でお手伝いできることが嬉しくて、やったことのない作業を体験できるのが楽しみで、

わくわくしながら現場へ向かいました。

 

まずは工房になるフロアから。

このフロアは杉の無垢ボードを使用したフローリングです。

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高野大工がオイル塗装に取り掛かっていました。

隅まで丁寧に施工しています。

 

オイルはこちら

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リボス社の自然塗料です。

 

さて、私もお手伝いを!

私はウェス(布)で拭き取り作業をしました。

クーラーが効かない部屋で黙々と。汗だくになりながら…

ただ拭くだけなのですが、足腰や腕が結構疲れます(^^;

でも、私、こういう作業嫌いじゃないです!(笑)

 

このフロアが終わったころには、かなり疲れていましたが、

ここからメインフロア、リビングのオイル塗装作業です!

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こちらのフロアは、ナラの無垢フローリングです。

樹の種類によって木目に特徴があるのですが、ナラは木目がおとなしいのが特徴だそうです。

 

私はオイル塗りをしながら、さまざまな木目を楽しんでいました。

 

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こちら、綺麗な年輪ですね。この樹が育った年月に思いを馳せてみたり・・・

 

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これは誰かがいたずら書きしたような木目です。

どことなく某メーカーのエアコン うるるとさらら のぴちょん君をさかさまにしたような(笑)

 

木目を楽しむのも、無垢フローリングの楽しみですね(^^)

 

そんなこんなで無事に2フロアのオイル塗装が終了しました。

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リビングはこんな感じで、造作家具もそろってきましたよ。

正面にはソファが入るのですが、ソファーが入ったらまた雰囲気が変わってくるかもしれませんね。

とても楽しみです。

 

さて、初めてのオイル塗装作業。誰でもできる作業でしたが、なんとかお役に立てたのではないかと思います!

こうやって、自分の手をかけていくと、どんどん愛着が湧いてきますね。

 

「クラフトマンの家」も完成間近。

引き続き、完成をお楽しみにお待ちください!

 

クラフトマンの家の家具

こんばんは。家具屋の五味です。

先週はクラフトマンの家に納める家具を仕上げました。

この家具はクラフトマンの家最大の見せ場になる部分です。

いつもそうですが、それはもうかなりの気合を入れています。

その最大の見せ場ですがレッドシダーのキャビネットに取り付く6.5mの天板です。

6.5mの天板と軽く言いましたが、そもそも6・5mもある材木は規格外の大きさですので売ってはいません。。

自分も24年間無垢の家具を作ってきましたが、こんなに大きな板は初めて作ります。

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(材木の使い方を決める木取り作業)

 

これはもちろん「はぎ板」です。はぎとは幅の狭い板を貼り合わせて大きな板にすることを言います。

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(はぎ前の状態)

 

 

はぎは無垢財を扱う木工の基本的な技術ですが、これを失敗すると後に「ハギ割れ」をおこしたりするので最も重要な技術でもあります。

加えてこの長さのものですから当然長手方向にもはぎます。

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(ハタガネを使っての圧締作業)

 

これがまた長いこと長いこと。。骨が折れるとはこの事です。。。

そして完成系がこちらです。変な形をしてるのは取り付け後のお楽しみでとって置きますね。

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メインの天板を仕上げた後、キャビネット本体も順調に組みあがり、工場にところ狭しと置いてあります。

 

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キャビネットの見せ場はこの扉です。

無垢の框を強度の有るホゾ組みで組んでおります。

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「ホゾ組み」は「ダボ組み」などに比べて技術的に経験が必要だったり、作るのに時間もかかったりと高価ではありますが経年で壊れることは先ず有りません。

良い家具と言われる物にはやはりホゾ加工は欠かせません。中に入る羽目板もラフ材を表に出した特徴的な仕上がりです。

羽目板の模様も敢えてランダムになるように全体を見て決めています。

 

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(ホゾ穴を角のみ盤で加工中)

 

そうやって手をかけた家具たちが無事に出荷されてやっと肩の荷が下ります。

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(長すぎてトラックにおさまりません 笑)

 

 

取り付け後の様子はまた後ブログに書かせていただきます。

この夏はまだまだ忙しくなりそうです。

以上です。

 

 

レッドシダーで造る玄関引き違い戸

クラフトマンの家もいよいよ大詰めに入り建具の製作に入っています。

レッドシダーで作る玄関引き違い戸です。

日頃から無垢の框扉の加工は慣れてはいるものの、今回は特別に緊張感があります。

毎日、大工さんの目に晒される訳ですから家具屋としては失敗はできません。。

ビシッと気を引き締め加工に入ります。

木取りを終え勝手墨を施した加工待ちの材料達。

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ホゾ穴の加工をするのに穴の墨付けをします。この作業は鉛筆では行いません。

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筋け引きという小さな刃物の付いた道具を使い筋を引きます。

この筋は限りなく点に近い線である為、精度の要る作業には欠かせません。

筋を引いたら角のみ盤で穴を開けます。

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精度良く開けることができました。

今度は穴に合わせてホゾを作ります。

丸鋸でホゾの胴付きを決めます。

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次はホゾの「だき」(厚み)を決め程よい入り具合に調整します。

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そしてホゾの「きき」(幅)を決め中間の島を抜きます。島を設けることでホゾ穴の強度を高める事ができます。

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ここまででホゾとホゾ穴の加工は終わりです。

框を組む前に必要な加工はできるだけやってしまいます。

大きな建具になってからでは取り回しが悪く作業が難航するからです。

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やっと組み立てに入ることができます。

接着剤を塗布し、旗がねで締め込み圧締をします。

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上手く組みあがりました。鉋で表面を仕上げ完成です。

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吊り込みが楽しみです。後は大工さんよろしくお願いします。

五味

セルローズファイバー施工中

「クラフトマンの家」

セルローズファイバーを施工中。

今回も松永さん施工によるセルローズファイバー。

麻入りの材料を混ぜる事と超高密度の60Kという密度まで吹き込む事で

従来のセルローズ断熱の自重による沈下を防ぎます。

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今回はより断熱負荷がかかる屋根面にのみ250mmの厚みまで吹き込みます。

これで室内への夏の暑さや雨の音などが聞こえなくなると思います。

クラフトマンの家の屋根仕上げは鋼板仕上げなので熱対策、音対策含めてセレクトしました。

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250mm厚さなので、はいるな~~~といった感じです。。

アルダー材6mカウンター収納・楢の大型壁面収納の納品をしてきました。

工場では先週に引き続き今週も家具の納品があり、そこに向けての製作に大忙しでした。

先週の納品ではアルダー材で作った6mを超えるカウンター収納と4mのカフェカウンターを納品してきました。

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大工さんにも一緒に取り付けに行ってもらいかなり順調に取り付けることができました。

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現地調査時の採寸も上手くいっていたのと、家具とカウンターの取り付け方法などを工夫したのが

功を奏したのだと思います。

 

そして今週の家具取り付けは背丈の二倍以上の高さの楢柾突き板で作る洗面付きL型壁面収納、

2mを超える大きさのダイニング収納、TV台とかなり物量があります。

これだけの高さがあると重ねるのにも一苦労でした。

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特に難しいのは壁に沿ってL型に折れる所です。

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壁の垂直や直角度などつじつまを合わせて納めなければなりません。

これらを纏めるには製作時からの納め方に対する読みと取り付けの経験が必要になってきます。

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こちらは二日間に及ぶ取り付け作業でしたが、予定通りに終わることができました。

そして来週の納品に向けて更に大型家具を製作中です。

最近では大型家具の注文が増えています。これらの製作を任せてもら

えるのはお客様が家具の

品質を認めてくださっているからだと思います。

ご期待に沿えるよう更に気を引き締めて製作に励みたいと思います。

 

五味