| Subcribe via RSS

特注のTV台

こんにちは、家具屋の五味です。

今月納品した特注のTV台をご紹介します。

今回リフォームをご依頼い頂きましたお客様にTV台もオーダーして頂きました。

IMG_2361

TV台天板はタモ無垢のハギ材です

正面の扉がラワン材のルーバーになっております。

このルーバーは作り手の職人さんなら分かると思いますが、相当に手がかかります。。。

繊細さと手際を求められる仕事で、職人の腕が鳴ります。

IMG_2357

 

IMG_2358

IMG_2364

ルーバーになっていることで収納する機器はリモコン操作ができます。

見た目もスッキリでスタイリッシュですね。

ルーバー扉は手前に開き、メーカー製のソフトダウンステーを使うことにより緩やかに開きます。

このステーは取り付けに多少の知識は要りますが、

非常に優秀なステーで見栄えと使い勝手の良さに差が出ます。

IMG_2363

 

 

 

左の内部には大きめの引き出しを設置しブルーレイなどのソフトも収納が可能です。

本来ステーのトルク計算や丁番の位置、ルーバーの間隔、ルーバーの止め方など

様々な試作検討が必要な部分ですがその辺は経験でカバー致しました。

IMG_2365

 

中央扉の引き手も木製で製作し、ルーバーのデザインを邪魔しないデザインになっております。

IMG_2362

 

設置は壁に吊りこみ式で浮いたように見えます。

納品後はお客様も大変喜んでおられたと聞きホッとしたと同時にとても嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Tags: ,

夏のものづくり3days、終了しました!

8月9日 23:32 都築の杜

shiobara
shiobara

3日間に渡って開催された夏のものづくり3days、大盛況のうちに終了いたしました。

どうもありがとうございました!

早速当日の様子をレポートいたします♪

 

一日目は、旭区の「クラフトマンの家」にて開催された珪藻土のどろだんご作り。

クラフトマンの家でのイベントは5月に開催した都築の杜マルシェに続いて2度目。

場所もなかなか周知されているのか心配・・・ということもあり、

道路沿いには緑ののぼりを掲げてみました!

 

LRG_DSC04711

LRG_DSC04713-e1533220310988

 

部屋の中は、

とっても贅沢な空間に、木の小物を並べたり。。。

LRG_DSC04695

 

どろだんごづくりのセットもバッチシ!

奥のほうには、自由研究にもなる、珪藻土の性質実験装置も!!

 

LRG_DSC04696

 

午前の部、午後の部とも楽しい時間になりました!

LRG_DSC04718-e1533220928833

 

最後にみんなで記念撮影!

この回は、みんな違う色!カラフルなピカピカだんごが並びました。

どうもありがとうございました。

LRG_DSC04728

 

 

 

二日目は、木っ端で木のおもちゃ作り。

いつもの工房での開催でした。

普段、大工さんたちが家を建てたときに使った材木。

その小さくなってしまった端材をいっぱい集めて工作です。

 

キットも用意しましたが、そのキットを作り終わったあとの自由工作がまた面白い!

LRG_DSC04737

 

飾ってあったパズルでひとしきり楽しそうに遊んでくれました。

更に終わってからその上で遊び・・・

LRG_DSC04766

 

 

ついでに滑り台でも遊び・・・

LRG_DSC04796

 

こちらも午前と午後、それぞれどちらも子供たちが生き生きと楽しそうに過ごしておりました。

 

 

 

最終日三日目。

家具職人が教えてくれる家具作りです。

今年はベンチを作りました。

簡単な作業に見えるけど、大変で。

でもちょっとしたコツを教わると、グッと上手になり・・・

子供たちはとっても楽しそうでした。

IMG_8780

 

 

LRG_DSC04843

 

LRG_DSC04848-1

 

LRG_DSC04853

 

 

それぞれ素敵に完成しました!

LRG_DSC04857

 

初参加の方、毎年いらしてくださる方、色んな顔ぶれで賑やかな3日間でした。

どうもありがとうございました!

 

さて。まだまだ続く夏休み。

そんなわけで旭区のクラフトマンの家にて、

どろだんご作りをもう1回、8/21(火)に開催したい!と思います。

この夏最後の珪藻土どろだんご作りです。ぜひご参加くださいませ。

お申込はこちら都築の杜HPイベントページへお願いいたします。

 

 

 

 

 

Tags: , , , , , , , , , , , , , , ,

フラッシュの建具・無垢の建具

今週はリフォーム物件に向けた家具製作が一段落した後、休むまもなく建具製作に入りました。

今回の建具はリフォームとあわせてのご発注です。

建具と一括りに言ってもデザインや素材、作り方は様々です。

一枚一枚取り付け場所に合わせて無垢材や合板材などをチョイスしていきます。

基本的にはフラッシュ構造の建具が多いですが要所々で無垢を織り交ぜています。

IMG_8002

フラッシュの中芯材です。横に走る材料の本数や位置は取り付く金具やレバーハンドルの位置や剛性など細かく考えられています。

この様に芯材の表裏を合板で覆っていくのがフラッシュ構造となります。

フラッシュのメリットとしては重量を低く抑えることができます。建具としては開け閉めするときに軽く動かすことができます。

そして表面材も多種の中から選択が可能です。

こちらはナラ柾目の突き板で作ったものです。

IMG_2070

こちらは白ポリタイプです。

IMG_2053

 

 

こちらはフラッシュの建具の端に付く大手と呼ばれる材料を貼っているところです。

ここには拘りがあって手触りや質感の高い無垢材を貼り付けています。

これがあるのと無いのとではグレードが数段違います。

LRG_DSC04072

 

そしてフラッシュでもこんな事もできます。

IMG_2083

中に仕切りのあるガラスが入るタイプです。これはある意味では無垢で作る建具よりも難易度は上がります。

ガラスも後から交換がきくように考えられています。

 

そしてこちらは無垢材で作った框の建具です。

IMG_2045

フラッシュの建具と無垢の建具では仕事的にも似て非なるものです。

作り方も違えば使う道具も全く変わってきます。

その一つにホゾとホゾ穴を高精度で加工できなければなりません。

IMG_2019IMG_2018IMG_2020

 

様々なタイプの建具をほぼ同時進行で作っていくので大量生産のように効率よくは行きません。

しかし、その分細かい仕様に対応できたり、他社様では作れない物にも対応しております。

 

五味

 

クラフトマンの家 無垢フローリングオイル塗装

7月12日 18:08 新築戸建て

takaashi
takaashi

先日、クラフトマンの家の無垢フローリングにオイル塗装をしました。

 

大工さんたちは猫の手も借りたい忙しさの中、各々の現場の合間をぬってクラフトマンの家の施工を進めています。

そんな中、オイル塗装のヘルプ要員が必要とのことで、私もお手伝いに行くことに!!

 

ご自宅のフローリングのメンテナンスとして自分でオイル塗装していると聞くこともあるので、

ご経験のある方はかなりいらっしゃるのかな?

我が家は「オイルは塗らないでください」と言われ(理由はよく聞きませんでした(^^;)たので、

面倒がなくていいや~。くらいな感じでやったことがないのです(笑)

 

まったくの素人、初めての作業でお手伝いになるのか?怪しいところではありますが(^^;

私は何かしらの形でお手伝いできることが嬉しくて、やったことのない作業を体験できるのが楽しみで、

わくわくしながら現場へ向かいました。

 

まずは工房になるフロアから。

このフロアは杉の無垢ボードを使用したフローリングです。

takano

高野大工がオイル塗装に取り掛かっていました。

隅まで丁寧に施工しています。

 

オイルはこちら

oil

リボス社の自然塗料です。

 

さて、私もお手伝いを!

私はウェス(布)で拭き取り作業をしました。

クーラーが効かない部屋で黙々と。汗だくになりながら…

ただ拭くだけなのですが、足腰や腕が結構疲れます(^^;

でも、私、こういう作業嫌いじゃないです!(笑)

 

このフロアが終わったころには、かなり疲れていましたが、

ここからメインフロア、リビングのオイル塗装作業です!

living

こちらのフロアは、ナラの無垢フローリングです。

樹の種類によって木目に特徴があるのですが、ナラは木目がおとなしいのが特徴だそうです。

 

私はオイル塗りをしながら、さまざまな木目を楽しんでいました。

 

mokume1

こちら、綺麗な年輪ですね。この樹が育った年月に思いを馳せてみたり・・・

 

mokume2

これは誰かがいたずら書きしたような木目です。

どことなく某メーカーのエアコン うるるとさらら のぴちょん君をさかさまにしたような(笑)

 

木目を楽しむのも、無垢フローリングの楽しみですね(^^)

 

そんなこんなで無事に2フロアのオイル塗装が終了しました。

living_finish

リビングはこんな感じで、造作家具もそろってきましたよ。

正面にはソファが入るのですが、ソファーが入ったらまた雰囲気が変わってくるかもしれませんね。

とても楽しみです。

 

さて、初めてのオイル塗装作業。誰でもできる作業でしたが、なんとかお役に立てたのではないかと思います!

こうやって、自分の手をかけていくと、どんどん愛着が湧いてきますね。

 

「クラフトマンの家」も完成間近。

引き続き、完成をお楽しみにお待ちください!

 

クラフトマンの家の家具

こんばんは。家具屋の五味です。

先週はクラフトマンの家に納める家具を仕上げました。

この家具はクラフトマンの家最大の見せ場になる部分です。

いつもそうですが、それはもうかなりの気合を入れています。

その最大の見せ場ですがレッドシダーのキャビネットに取り付く6.5mの天板です。

6.5mの天板と軽く言いましたが、そもそも6・5mもある材木は規格外の大きさですので売ってはいません。。

自分も24年間無垢の家具を作ってきましたが、こんなに大きな板は初めて作ります。

IMG_1829

(材木の使い方を決める木取り作業)

 

これはもちろん「はぎ板」です。はぎとは幅の狭い板を貼り合わせて大きな板にすることを言います。

IMG_1849

(はぎ前の状態)

 

 

はぎは無垢財を扱う木工の基本的な技術ですが、これを失敗すると後に「ハギ割れ」をおこしたりするので最も重要な技術でもあります。

加えてこの長さのものですから当然長手方向にもはぎます。

IMG_1848

(ハタガネを使っての圧締作業)

 

これがまた長いこと長いこと。。骨が折れるとはこの事です。。。

そして完成系がこちらです。変な形をしてるのは取り付け後のお楽しみでとって置きますね。

IMG_1859

 

メインの天板を仕上げた後、キャビネット本体も順調に組みあがり、工場にところ狭しと置いてあります。

 

IMG_1915

キャビネットの見せ場はこの扉です。

無垢の框を強度の有るホゾ組みで組んでおります。

IMG_1902

「ホゾ組み」は「ダボ組み」などに比べて技術的に経験が必要だったり、作るのに時間もかかったりと高価ではありますが経年で壊れることは先ず有りません。

良い家具と言われる物にはやはりホゾ加工は欠かせません。中に入る羽目板もラフ材を表に出した特徴的な仕上がりです。

羽目板の模様も敢えてランダムになるように全体を見て決めています。

 

IMG_1881

(ホゾ穴を角のみ盤で加工中)

 

そうやって手をかけた家具たちが無事に出荷されてやっと肩の荷が下ります。

IMG_1924

(長すぎてトラックにおさまりません 笑)

 

 

取り付け後の様子はまた後ブログに書かせていただきます。

この夏はまだまだ忙しくなりそうです。

以上です。

 

 

レッドシダーで造る玄関引き違い戸

クラフトマンの家もいよいよ大詰めに入り建具の製作に入っています。

レッドシダーで作る玄関引き違い戸です。

日頃から無垢の框扉の加工は慣れてはいるものの、今回は特別に緊張感があります。

毎日、大工さんの目に晒される訳ですから家具屋としては失敗はできません。。

ビシッと気を引き締め加工に入ります。

木取りを終え勝手墨を施した加工待ちの材料達。

IMG_1769

 

IMG_1768

ホゾ穴の加工をするのに穴の墨付けをします。この作業は鉛筆では行いません。

IMG_1772

筋け引きという小さな刃物の付いた道具を使い筋を引きます。

この筋は限りなく点に近い線である為、精度の要る作業には欠かせません。

筋を引いたら角のみ盤で穴を開けます。

IMG_1774

精度良く開けることができました。

今度は穴に合わせてホゾを作ります。

丸鋸でホゾの胴付きを決めます。

IMG_1775

次はホゾの「だき」(厚み)を決め程よい入り具合に調整します。

IMG_1777

そしてホゾの「きき」(幅)を決め中間の島を抜きます。島を設けることでホゾ穴の強度を高める事ができます。

IMG_1793

ここまででホゾとホゾ穴の加工は終わりです。

框を組む前に必要な加工はできるだけやってしまいます。

大きな建具になってからでは取り回しが悪く作業が難航するからです。

IMG_1795

やっと組み立てに入ることができます。

接着剤を塗布し、旗がねで締め込み圧締をします。

IMG_1796

 

IMG_1797

 

IMG_1802

上手く組みあがりました。鉋で表面を仕上げ完成です。

IMG_1798

吊り込みが楽しみです。後は大工さんよろしくお願いします。

五味