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旅立ち

6月20日 22:06 未分類

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家具屋の五味です。

しばらく期間が空いたので何から話せばいいか迷います。

まずはいつもブログを見てくださっている皆さまにご報告しなければならないことがあります。

5月18日に看板娘のチャボの楓(カエデ)がお空に旅立ちました。

私自身もお世話をしていてすごく可愛がっていたのでとても悲しいです。

皆さまには今まで楓を可愛がってくださって頂きありがとうございました。

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妹チャボの花梨(カリン)はすごく元気にしていますので見かけたら可愛がってあげてください。

これからも応援よろしくお願い致します。

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そして、お仕事の方はと言えば

5月に納品した家具をご紹介します。

 

壁の凹凸を利用してデスクと本棚を製作しました。

 

デスクの天板はタモ集成材を使いました。

凹凸の採寸をしっかりしてあったので工場で加工をして現場では差し込むだけで上手く取付ができました。

 

 

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デスクの上には可動式の棚板を壁の凹凸に合わせて配置しました。

可動式の為、棚受けレールを壁に取り付けます。

今回は壁の下地がしっかりしていたのでレールを直接壁に取り付けることができました。

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こういう一見シンプルなお仕事は採寸と段取りがキチンとしていないと上手くいきません。

私は大工ではなく家具屋なので現場で切ったり削ったりを主には考えず

基本的には出来あがった物を取り付けるというスタンスです。

それでも現場での加工も出来るように複数パターンの加工や道具の想定はして現場に臨んでいます。

お客様にも大変喜んで頂き、「想像以上です」とのお言葉を頂戴しました。

こちらこそありがとうございました。

 

 

そして何といっても5月は工房も新工場に旅立ちました。

今までは横浜市都筑区にあった工房ですが、

新たに旭区に移転いたしました。

以前から複数回にわたってブログでお伝えしていますが、

あの「クラフトマンの家」です。

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既に3月から2Fにカフェをオープンさせていますが、1Fには工房が入りました。

工場の機械も都筑区から移動したものや新たに入れたものもあります。

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引越しするにあたり

機械の配置や人の動線、道具の置き場など様々な事を考えなければなりませんでした。

工房移転という体験はなかなか出来ることではありませんが

新しい場所で今まで以上に良い物を作って行くために皆で熟考し、より良い工房にしていきたいと思います。

新工房については次回以降でまた紹介していきます。

 

 

 

 

カウンター下収納家具とマグネットボード

家具屋の五味です。

今回は既存カウンターの下に収納家具を製作しました。

家具本体の色合いを無垢のカウンター材の色に合わせて制作しました。

設置前の状態です。

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設置後の家具

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何も無かった空間にキッチリと家具が納まり部屋の雰囲気がガラッと変わりました。

カウンターの色ともぴったり合いました。

 

家具のデザインや使用用途はお客様と綿密な打合せを繰り返し決めていきます。

左側のオープンスペースにはプリンターを置けるようにスライド式の稼動棚を設置しました。

プリンター用の電源の増設も設置時に同時に行いました。

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その下にプッシュオープン式の開き戸を設置してプリンター用の紙などの収納を確保。

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中央には引き違い戸を設置して大容量の収納にしました。

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ここにも新たに電源を設置して大変便利になりました。

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右側には引き出しも4杯儲け使いやすい収納にしました。

 

最右は既存のカウンターの形に合わせてコーナー飾り棚になっております。

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そしてカウンターの上にある既存の吊り棚にマグネットボードを新設しました。この吊り棚はキッチン側とリビング側との両面から使えるようになっておりましたがリビング側の扉を廃止してマグネットボードに差し替えました。

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ここに写真やメモなどを磁石で貼ることが出来ます。

このマグネットボードも特注で制作しており縁には無垢の木を使いカウンター家具に合わせてあります。

 

設置後はお各様にもご満足頂き大変やりがいがありました。

限られたスペースに様々な機能を盛り込むのは案外難しいものです。

本来この様な特注作り付け家具のお仕事は特注家具屋さんに頼むのが一般的とは思いますが、中山建設では家具職人暦25年の五味が制作に当たりますので安心してお任せください。

 

大きなタモのテーブル

家具屋の五味です。

ここ最近は忙しかったのもあり季節を忘れ仕事に没頭しておりました。

いつの間にか春めいて桜の花が咲く季節になっていました。

昨日は久しぶりに平日休みを取り用事も兼ねてお花見をしてきました。

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例年よりも花が長続きしている気がします。

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9分咲きといったところでしょうか。春を満喫してきました。

 

さて3月に納品させて頂いた「大きなタモのテーブル」をご紹介します。

新規で設計事務所様から頂いたこちらのお仕事ですが

「大きな」とはどれくらいかと言うと、3600㎜×1350㎜という大きさです。

この大きさの板が入る家があるのかと思うところではありますが、

横浜の某会社様事務所に納品させて頂きました。

さすがに搬入と設置の都合上ハギの一枚板とはいきませんので

1800㎜の板2枚を現場でつないで3600㎜になる仕様となっております。

そして今回少し難しかった事があります。

何かと言いますと、長さ方向をつなげた時にハギ板の幅が

揃うようにとのご要望を頂きました。

自分にはこれが一番難しかったです。

その難しさはここでは割愛させて頂きますが、

同業種の家具屋さんがこれを聞いたらすごく大変だなと思う仕様だと思います。

ですが、チャレンジすることは悪い事では無いなと開き直り、

多少の苦労や緊張はしましたが無事に完成し納品することが出来ました。

 

工程順に行きますと、先ずは材料の使い方や大きさを決めて大まかに材料を削って製材する

木取りと呼ばれる作業です。

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ここで木の木目や表情の出し方、悪い部分を落としたりと最重要となる作業です。

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削りをして平面を出したり材料の形を整えます。

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削り後に木目を合わせたり材料を入れ替えながらハギ方を決めます。

ここまでが木取りです。

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次に板をハギます。ハギとはすなわち板と板を接ぐことを言います。

木取りで決めたとおりに接ぎ合わせます。

先ほども触れたとおりハギの通り幅を合わせなければならないので

作業としては難しかったです。

後に接いだ部分からハギ割れを起こさないように少し特別な技法でハギます。

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ここまできたら後は目をつぶってても出来ます。

作業の重要度の80%はクリアしています。

残る作業はジョイント金具の加工と両面仕上げです

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しかし、ここからは段取り勝負です。

通常では無い大きさの板で奥行きが1350㎜も有ると一人でひっくり返すことが出来ません。

昼間は1人での作業が多いので大工さんの帰ってくるのを待ったり朝大工さんが出かける前に声を掛けたりと実はここの気苦労が大変でもありました。

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ご覧の通りハギ幅もぴったりと合わせました。

 

加工と仕上げを終え残るは塗装です。

今回はご希望に添い「オリオ2蜜蝋タイプ」に濃い目の色を調色しました。

いわゆるウレタンオイルと言うものです。ある程度の耐水性を持ちつつ

オイル感の良さも兼ね備えてなおかつワックスを掛けたようなスベスベな仕上がりの

オールインワンという感じですね。

無事に完成しました。木目が浮き上がるようでタモ材と色との相性がいい感じです。

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納品はビルの中で少し重かったですがなんとか運び込みました。

今回テーブルの脚はリフォーム現場の大工さんが制作して下さいました。

もちろん綿密な打合せも行っておりますので据付もバッチリ予定通りです。

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この広い事務所によく合う大きさです。

事務所の雰囲気を一発で決める存在感です。

ここに10人座るのだそうです。

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据付も終わりこの仕事をやってて良かったって思える瞬間です。

奥の窓から海と船が見えての風景が絵画の様です。

お客様にもとても喜んでいただけました。

久しぶりに無垢を堪能しました。

五味

 

 

 

 

キッチン収納の製作。

家具屋の五味です。

今回はこだわりのキッチン収納のご紹介です。

天板はタモ無垢材を使い、剥ぎ板にて製作しました。

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本体側板はラワン合板にて、

中段の板と引き出しの前板は無垢を張ったフローリング材を使っております。

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随所に無垢材を使うことで重厚感が出て質感がグッと上がります。

今回はフローリング材を家具の材料として使うことで綺麗過ぎずラワン合板との相性がいいように思います。

本体側板にラワン合板を使用し全てを無垢材にしないことでコストコントロールもしています。

中段にはスライド棚をつけてあり機能面と見栄えにこだわりを入れております。

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裏側も一部分見えてくるので化粧を施しました。

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引き出しも蹴込みの部分まで収納になっており深い引き出しにすることが出来、収納力にも拘っています。

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こんなこだわりの特注キッチン収納はいかがでしょうか。

 

作りつけ家具をつくる

今、都筑区の工場では杜CAFEのオープンに向けて製作中です。

こちらはCAFEのキッチンに納める吊り棚です。

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両面側から見える為これまた気を使います。

今回のポイントはお客様から見える側は継ぎ目の無い様にしたことです。

通常は箱型の家具を作る際には縦に使う 「帆立」 と呼ばれる部材と

横に使う 「地板・天板」 と呼ばれる部材で構成されますが、

各板の厚みのラインが見えて来てしまうのが普通です。

その為に縦と横の継ぎ目が見えてしまいます。

今回は一手間加えて四方留めの様な作り方をしました。

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この方法のせいで木目の繋がりが途切れることが無くすごくスッキリしたデザインに見えます。

両面仕様の吊り棚でメープル材の白い色とシンプルな木目にはこの工法はピッタリな気がします。

気になる方はオープン後に杜CAFEまで見に来られてはいかがでしょうか?

いろいろな意味で杜CAFEのオープンが楽しみですね。

 

そんな中でも仕事の切りの良い場面では、お待たせ致しておりました本棚を製作しました。

ラワン合板で作った本棚がこちらです。

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ラワンの持つ独特の木目がとても良い雰囲気を出していると思います。

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塗装には色付きのオイルを施しています。

高野大工と納品に行ってまいりました。

実際にお部屋に取り付けると工場で見ていたのとは違う色や表情が見えてきてとても素敵だなと思いました。

 

 

そして一息つく間も無くCAFEの最終局面に突入です。

残りは建具と引き出しの面材ですがこの部分は無垢材で製作します。

要するに一番の見栄えになってくる部分でもあります。

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建具は框組みでお得意のホゾで組みます。

ホゾ組みは自分の十八番なので苦も無く加工しちゃいます。

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やはり木工でこういう加工はやっていて楽しいですね~。

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以上です。五味

 

 

カフェ什器の製作

中山建設運営で二月下旬にオープン予定の「杜カフェ.B」。

今、カフェスペースでは石谷大工が急ピッチで内装を手がけています。

そして、工場ではそのカフェの厨房に設置する什器の製作に入りました。

およそ20平米くらいのスペースにL型引き出し付きカウンターや

つり棚が所狭しに計10台くらい並びます。

そのほとんどがお客様側の表面と厨房側の裏面が見える仕様となっており、家具屋泣かせの造りになっています。

何故家具屋泣かせかと言いますと、

両面仕様の家具というのは裏側がないと言うことなので作業の「逃げ場」が少なく難易度は高くなります。

その分見栄えや利便性は高くなるのがメリットだと思います。

 

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とりあえずは、第一段の納期に間に合うよう頑張って作っているところです。

完成が楽しみです♪

以上です。五味